江古田の森だより 186号
2023年7月24日 20:02
江古田の森だより vol.186
今月の表紙 デイサービスセンターゆずりは "新茶会を楽しもう" 今月は、おやつの練り物と一緒に新茶をご提供致しました。 今年の新茶は静岡県掛川茶をご用意いたしました。皆様から沢山の「おかわり!」のお声をいただき大好評でした。
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介護老人保健施設 "和菓子バイキング" 皆様、こんにちは。介護老人保健施設です。 紫陽花の鮮やかさが雨に映える季節となりましたが、皆様は健やかにお過ごしでしょうか。 江古田の森老健では、新茶会が行われ、和菓子バイキングを利用者様に楽しんでいただきました。新茶と合うどら焼きや練り切りなどが並んでおり、皆様嬉しそうな表情で、和菓子を選ばれておりました。 |
短時間通所リハビリセンター "脳トレをしよう!" 短時間通所リハビリでは運動だけではなく【ナンプレ】などの脳トレも行っています! 初級、中級、上級の3段階に分けており、利用者様がやりたい問題に挑戦しています。最近は梅雨の季節になり雨の日が続いているため、ナンプレに挑戦する方も多く、気付くとあっという間にプリントがなくなっています。フロア内にも毎月違う難読漢字など掲載しており、楽しんで運動しています☆ |
デイサービスセンター江古田の森 "畑仕事" デイサービスセンター江古田の森です。ある晴れた日に利用者様に畑仕事を手伝って頂きました。今年はミニトマト・ナス・ピーマンを苗から植えて成長を見守っています。「久しぶりにやった」という畑仕事に笑顔がはじけました。また別に植えているバジルやパセリ・シソ等の旬の香りも楽しまれていました。 |
障害者支援施設 "デリバリー行事" さくらユニットでデリバリーの行事を行いました。ハンバーグや唐揚げ等、利用者様に好きなメニューを選んでいただき、提供致しました。皆様「美味しい!」ととびきりの笑顔を見せてくださいました!普段とは違う食事を楽しんで頂けたのだと思います。
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長時間通所リハビリセンター "意外な季節"
新茶の季節という事もあり利用者様には新茶を楽しんで頂きました。この夏前の季節は体が慣れていないこともあり、熱中症が多い季節になります。水分は一気に飲んでも吸収されないため、こまめに水分補給を行う必要があります。喉が渇いたと思った時にはもう脱水症状手前という事が少なくありません。皆様も水分補給に気を配り楽しい夏を過ごしていきましょう。 |
特別養護老人ホーム "母の日" 皆さん、こんにちは!特別養護老人ホームです。 ご家族様より母の日のプレゼントにカーネーションやバラの花束をプレゼントして頂きました。利用者様は大変喜ばれ、嬉しそうにそのお花を見つめ、素敵な笑みを浮かべておられました。その姿を見て心温まり、こちらまで幸せな気持ちになりました。 |
【山口かずゆきコラム】vol.3 生活の中で姿勢を見直してみませんか~きちんと座ることは運動になる~ 皆さん、こんにちは。山口です。 自分は理学療法士として長くリハビリの現場におりました。障がいをお持ちの方も、健康に不安のない方も、ほとんどの方が「座る」ことをしていると思います。今回は「座る」という姿勢について考えてみたいと思います。 座るというと楽な姿勢、休む姿勢であるというイメージです。もちろんそれもありますね、きっとそんな時は背もたれのある椅子にもたれて、体の力を抜いている状態でしょう。では、背もたれから背中を離し、体をしっかり骨盤の上に保持し、少し胸を張って座ってみるとどうでしょうか。ちょっとやってみてください。 安楽だった座位姿勢と比べ足の裏に体重がかかるのを感じます。太ももに力が入っています。自分の力で体を支えていると感じます。人によっては心拍数が上がるのを感じるでしょう。この姿勢を長く続けて、と言われたらちょっとキツイと感じませんか?さらには見える視界も当然違ってきます。 このように座ると、筋肉を使い骨に刺激を与えることになります。心臓には負荷をかけます。これは立派な運動です。特にご自分で体を自由に動かすことができない場合、介護する方がこのような座位姿勢の時間を作ってあげることが、リハビリとなります。たとえ背もたれがないと座っていられない方でも、1分でも介護者が背もたれから離して座るのを支えてあげることが、とてもいい影響を与えます。食事中では飲み込みもしやすくなり、食べ物もしっかり見ることができて食欲にもつながりますよ。 ご自分で体を動かすことの難しい方にとっては、ご家族や職員のこのような関わり方で、パッと世界が変わります。 是非「ちょこっといい姿勢時間」を作ってみましょう。 |
◆なるほどコーナー◇ "かぼちゃ"
■かぼちゃの栄養 かぼちゃはビタミンや食物繊維、ミネラルの他を含み、栄養素が豊富な緑黄色野菜の一つです。また、炭水化物も多いためエネルギー源にもなります。 ①β-カロテン β-カロテンは、必要に応じてビタミンAに変換されます。ビタミンAは目の機能、皮膚や粘膜の健康を保つ役割があり、免疫力を高める働きがあります。ビタミンAに変換されなかった分は抗酸化物質として作用し、生活習慣病の予防や老化抑制に効果が期待できます。 ②ビタミンC ビタミンCはコラーゲンの合成に関与し、ストレスを受けた際に体を守る働きをします。また、シミやしわを予防し、傷や炎症の回復を早める作用があります。 ③ビタミンE ビタミンEは強い抗酸化作用があり、毛細血管を広げて血行を改善する、悪玉コレステロールの酸化を防いで動脈硬化を予防する等の効果が期待できます。 ④カリウム カリウムは血圧を正常に保つ効果があり、高血圧の予防に役立ちます。また、体内の余分な塩分を排出することから、むくみの解消にも効果的です。
■かぼちゃの選び方 表皮に深い溝があり、ツヤが消え、皮が硬いものが完熟しているサインです。カットかぼちゃは、果肉がオレンジ色で綿と種がぎゅっと詰まっているものを選びましょう。
■カボチャの栄養素を取るには ○油を使って料理する。 ビタミンAとビタミンEは油と一緒に摂取すると吸収率が上がります。ソテーや天ぷらにする、ドレッシングをかけるなど、油を含んだものと一緒に食べましょう。 ○皮、種、ワタも食べる。 かぼちゃの皮にも、β-カロテンやビタミン類が豊富に含まれています。その量は果肉以上なので、皮ごと食べるとムダなく栄養を摂取することができます。ポタージュスープのようにミキサーで撹拌すれば、食べやすくなりおすすめです。 <体験談> 今回は、ケアハウスで働いているベトナム人技能実習生のティエウ・ティフーンさんに体験談を書いてもらいました。介護や日本語の勉強に非常に熱心で、今回も一生懸命書いてくれましたので、原文のまま掲載致します。
ケアハウス 介護職 ティエウ・ティフーン
ベトナムでは、日本への就職が流行っていることを知り、日本語を勉強し始めました。数か月間の試験申請を経て、日本に来て働くことができました。私はお年寄りの介護というものを全く知らなかった人間ですが、これまで社会に触れて仕事をしてきたことで、その仕事に慣れてきました。初めて働き始めた時は本当に戸惑って大変でした。お年寄り一人一人の名前を覚えなければならなくなり、お年寄りの世話の仕方が全く分からなくなります。でも筋肉が変化した時から(利用者様の体調の変化や)薬を与えるところまで、少しずつ教えてくれる同僚が周りにいます。非常にねっしんかつ思慮深く彼らのお世話をします。みんなから教えてもらったので一人で仕事できるようになり、仕事にも慣れてきました。 お年寄りの世話をすることがだんだん好きになったので、これからは仕事を頑張りながら、もっと人と話せるように日本語を勉強していきたいと思います。仕事以外でも、日本で生活の中で少しずつ日本の気候環境やいろんなところになれてきました。親元を離れ新しい土地に行かなければならなくなったら、もっと頑張ろうと思います。日本に行って、新しい国や人々をもっと知り、体験したいです。しょうらい、このような先進国で仕事や勉強をするきかいがあれば、私は、学ぶことをやめず、ここで長く続けることができます。
体験談募集!! 「感動体験、苦労体験、などなど当センターの利用体験談だけではなく、介護体験をした記事等も募集します。このコラムを通じ、利用者や支援者の様々な「おもい」を共有できることで、悩んでいる方の一助となれば幸いです。 引き続き江古田の森での体験談も募集しています。江古田の森広報委員へお気軽にお持ちより下さい。」
公開セミナーのお知らせ 公開セミナー再開致します 不定期ではありますが、公開セミナーを再開致します!! 題目「安全に外出しよう~外出するための注意点とは~」 令和5年8月5日 時間14時~15時 料金:無料 場所7階 コミュニティスペース |