~身体を温めるスープの特集!~
2018年2月21日 12:00
寒い季節になってくると、芯から温まる一杯のスープが恋しくなります。
スープは栄養が吸収されやすい形になっているので全身を温め、気持ちまでほんわりほぐしてくれます。残り物の野菜も大活躍の「具沢山スープ」はビタミン類たっぷりで細胞膜を丈夫にする効果もあるので、風邪の予防に役立ちます。
【スープの特徴】
スープは水分の多い汁が料理の大半を占めています。そのため、多少食べにくい具材であっても水分でスムーズに送り込むことが出来ます。また「煮込む」という調理工程を踏んでいるので、硬い肉や野菜であっても食べやすい軟らかさにすることが出来ます。
また、煮込むことで流出しやすい栄養素を水分の中に溶け込ませることが出来るので、栄養バランスを壊すことなく必要な栄養素を摂取することが出来るのです。
【世界のスープ】
世界各国には、それぞれの食文化を反映した伝統的なスープ料理がいくつも伝わっています。各国の代表的なスープ料理をご紹介します。みなさん、いくつご存知でしょうか?
ちなみに「世界三大スープ」というと「コンソメ」「ふかひれスープ」「トムヤムクン」を指しますが、「ボルシチ」や「ブイヤベース」を入れる場合もあるそうです。
オニオングラタンスープ(フランス)…飴色に炒めた玉ねぎのスープにパン、チーズがのっている。
ブイヤベース(フランス)…魚介類を豊富に使ったスープ。サフランとニンニクの風味が特徴。
ポトフ(フランス)…肉類や野菜を長時間かけて、じっくり煮込んだ家庭料理。
ヴィシソワーズ(フランス)…玉ねぎ、ジャガイモを使い、生クリームを使用した冷たいスープ。
ミネストローネ(イタリア)…玉ねぎ、セロリ等の野菜と煮込み、マカロニ等が入った具沢山スープ。
ガスパチョ(スペイン)…野菜、パン、酢、オリーブ油等をミキサーにかけ、冷やしたスープ。
ボルシチ(ロシア)…ビーツの赤い色が特徴の濃厚な煮込みスープ。
トムヤムクン(タイ)…トムは煮る、ヤムは混ぜる、クンは海老の意味。辛くて酸っぱいスープ。
シニガン(フィリピン)…海老、野菜、肉、魚などを煮て、タマリンドの酸味を効かせたスープ。
サムゲタン(韓国)…鶏ガラに朝鮮人参、松の実、生姜、もち米等を詰め込んだ薬膳スープ。
クラムチャウダー(アメリカ)…はまぐりとベーコン、野菜等を牛乳で煮込んだトロリとしたスープ。
お吸い物(日本)…他の料理の味を邪魔せずに薄味で、だし汁のおいしさを味わうスープ。












