ヘルシー食材「はまぐり」
2020年11月30日 08:42
日本では縄文時代から食べられており、よく貝塚から化石で見つかる貝です。貝の形が栗と似ていたことから、読んで字のごとく「浜栗」といわれるようになったという説があります。冬から春にかけてが旬の食材です。
<栄養>
高たんぱく、低カロリーのヘルシー食材です。カルシウムや鉄分が多く含まれているため、女性に多い貧血や骨粗鬆症の予防してくれます。また、美容ビタミンと呼ばれるビタミンB2も多く含んでおり、美肌効果が期待できます。昔から女性になじみの深い食品とされ、室町時代には嫁入り道具の1つとなっていました。
<新鮮なはまぐりの選び方>
・貝殻の表面がなめらかでつやがよく、模様のはっきりとした物
・貝と貝をぶつけた時、澄んだはっきりとした音がする物
<食べ方のポイント>
あさりなどと同じく、砂抜きをしてから使用します。一般的な食べ方として和風なら焼きはまぐり、潮汁、酒蒸し、洋風ならパエリア、ブイヤベース、ボンゴレスパゲッティなどが有名です。はまぐりには旨みや甘み成分が豊富に含まれているので、煮汁もすべて食べられる料理法がおすすめです。またレモンとも相性がよく、風味が増すだけでなく、レモンに含まれるビタミンCが鉄分の吸収を助けてくれます。