東京総合保健福祉センター 江古田の森

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味覚について

2021年8月24日 08:30

 味覚は、甘み、酸味、塩味、苦味、うま味の5つが基本味といわれています。舌の表面や上アゴの奥には約7000個の味蕾(みらい)という味を感じるセンサーがあります。味の成分は味蕾から味覚神経を経由して脳に伝わり、味として認識されます。もしも、この経路に異常が生じると味覚障害が発症します。その症状には以下の様なものがあります。

味覚低下 何を食べても味が薄いと感じる。
味覚消失 何を食べても全く味がしない。
自発性異常味覚 口の中に何も入っていないのに苦いと感じ続けることが多い。他にも甘い、塩辛い、酸っぱい、渋い、金属の味などを感じることもある。
錯味症・異味症 本来は甘いはずのものを食べても苦く感じるなど、味を取り違える。
悪味症 何を食べてもいつも変な味がする。

原因の一つとして多いのは、偏った食生活などで味覚機能を維持するために必要な血液中の亜鉛の量が不足してしまうことです。亜鉛不足により味蕾の味細胞(みさいぼう)の生まれ変わりが遅くなり、味細胞の構造や機能に影響を与えてしまいます。

味覚障害にならない為に亜鉛を多く含む食品(カキ・牛肉など)を意識的に摂るとともに、バランスのよい食生活をこころがけましょう。

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