自分でできるフットケア(足のお手入れ)
2026年3月 3日 17:08
なぜフットケアが重要なの?
足は「第二の心臓」と呼ばれ、全身の健康を支えています。ケア(お手入れ)が十分でないと、いろいろな危険性があります。一生自分の足で歩き続けるために、自分でできるケアを心がけましょう。
・歩行能力の維持と転倒予防:爪のトラブル(巻き爪など)や足裏の痛みがあると、正しい姿勢で歩けなくなり、転倒や寝たきりのリスクが高まります。
・感染症と重症化の防止:小さな傷やひび割れから細菌が入り、感染症を引き起こすことがあります。特に糖尿病の方は、傷が治りにくく重症化しやすいため、日々の観察が命を守ることに直結します。
・生活の質(QOL)の向上:むくみや疲れの解消、血行促進により、毎日を快適に過ごせるようになります。
今日からできる「3つの基本のケア」
・洗う・観察する:毎日指の間まで丁寧に洗い、傷や色の変化、タコがないかなど、よく確認します。自分で見ることが難しい場合は、ご家族などに見てもらうとよいでしょう。
・正しく爪を切る:深爪を避け、四角い形に整える「スクエアオフ」が基本です。角を切りすぎないことで巻き爪を予防できますが、伸ばしすぎも良くありません。伸ばしすぎた爪は靴を履いたときに圧迫され、巻き爪が余計に悪化するなどのデメリットもあります。爪の先端は指先と同じくらいか、1~2㎜短い長さにまっすぐに切り、両端の角にわずかな丸みをつけるのが良いとされています。角は爪やすりで整えるとよいでしょう。

・保湿する:入浴後10分以内にクリームを塗り、皮膚のバリア機能を保ちます。乾燥によるひび割れを防ぐことが感染予防になります。保湿は冬だけでなく、一年中おこなうようにしましょう。
注意が必要なサイン
1.自分では切れないほど厚くなった爪や巻き爪
2.痛みを伴うウオノメやタコ
3.治りにくい傷や、足の異常(色が赤い、黒いなど)
*これらの症状に気付いたら、皮膚科などの専門医を受診するようにしましょう。