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『喫煙は骨粗しょう症になりやすくなる!?』

2017年3月22日 12:00

「リハビリはしているけど煙草をやめられないんだよね」とか「健康のためにウォーキングをし、運動後に一服」なんてことがありませんか?今回はタバコに重点を置いて、骨粗しょう症とタバコの関係についてお伝えします。  写真93   ☆骨粗しょう症になるとどうなる? 骨粗しょう症になると、体の重みで背骨が折れて(圧迫骨折)姿勢が悪くなってしまったり、太ももの付け根などを骨折して歩けなくなると、最悪寝たきりになってしまったりなど、日常生活に支障をきたす可能性がある病気です。このような骨粗しょう症の原因になるのは「遺伝や体質」「食事バランスの乱れ」「喫煙や過度の飲酒」などがあります。もし食事をバランスよく摂っていても、喫煙や過度な飲酒をしていると骨粗しょう症になりやすくなってしまいます。 写真94   ☆タバコが与える骨への影響 タバコに含まれるニコチンは全身の血流を悪くします。血流が悪くなってしまうと胃腸の働きが抑えられ、食欲をなくしカルシウムの吸収を妨げてしまいます。また、骨から血液中へのカルシウムの流出を防ぐ、骨を守る大切なホルモン「エストロゲン」の働きを邪魔してしまうのです。そのためタバコを吸っている人は吸っていない人に比べ、骨粗しょう症になりやすい原因を多くもっていることになります。   喫煙は骨折や骨粗しょう症になるリスクを高めるだけでなく、リハビリをしても骨折してから治るまでの期間を長引かせてしまうリスクもあります。ニコチンにより血管が収縮することが原因で、骨折した箇所に流れる血液量が少なくなるためです。治るまでに時間がかかってしまうと、合併症のリスクが高まってしまう場合があるので、骨折中の喫煙は避けた方がいいでしょう。   タバコは「百害あって一利なし」と言われていますが、骨にも影響がでてしまうということを、覚えておきましょう! 写真95

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