東京総合保健福祉センター 江古田の森

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熱中症

2018年7月25日 18:32

これから気温や湿度が高い日が多くなり、熱中症が心配な時期となります!! 熱中症とは、体温が上がり、体内の水分と塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かなくなったりすることにより、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などの症状を起こす病気のことです。 また屋内・屋外に関係なく起こります。 熱中症の症状や起こりやすい環境を以下に紹介します。 写真219   【熱中症の症状】 ①めまいや顔のほてり →めまいや立ちくらみ、顔がほてるなどの症状が出てきたら熱中症のサインです! めまいは熱中症の初期症状です! 写真220 一時的に意識が遠のいたり、腹痛などの症状が出る場合もあります。 ②筋肉痛や筋肉のけいれん →「こむら返り」と呼ばれる手足の筋肉がつるなどの症状が出る場合があります。 筋肉がピクピクとけいれんしたり、硬くなることもあります。 写真221 ③体のだるさや吐き気 →体がぐったりし、力が入らない。吐き気や嘔吐、頭痛などを伴う場合もあります。 写真222 ④汗のかきかたがおかしい →ふいてもふいても汗が出る。もしくは全く汗をかいていないなど、汗のかきかたに異常がある場合には、 熱中症にかかっている可能性があります! 写真223 ⑤体温が高い、皮膚の異常 →体温が高くて皮膚を触るととても熱い。皮膚が赤く乾いているなどの症状も熱中症のサインです! 写真224 ⑥呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない →声をかけても反応しなかったり、おかしな返答をする。または、体がガクガクとひきつけを起こしたり、 まっすぐ歩けないなどの異常がある時は、重度の熱中症にかかっています。すぐ医療機関を受診しましょう! 写真225 ⑦水分補給ができない →呼びかけに反応しないなど、自分で上手に水分補給ができない場合は大変危険な状態です。 この場合は、無理やり水分を飲ませることはやめましょう。     【熱中症が起こりやすい環境】 ①気温28℃以上 ②湿度が70%以上 →同じ気温でも湿度が高い方が起こりやすいです。 車内やビニールハウス内などは外気温よりも高温になるので、特に注意が必要です。 ③風がなく日差しや照り返しが強い →直射日光に直接あたっている時などは注意が必要です。 ④急に暑くなった時 →暑い日が続く夏よりも急に暑くなった時の方が起こりやすいです。 写真226   ★こんな人は特に注意! ①子供 → 子供は、体温調節機能が十分発達していない上、 身長が低い為地面が近く大人が感じる以上に暑いです。 写真227 ②高齢者 → 高齢者の方は湿度に対する感覚が弱くなるため、暑さや体の水分不足を自覚しにくく、体の熱が放散しにくいです。 写真228 ③屋外で働く人 ④キッチンで火を使う人 ⑤スポーツをする人   今回は、熱中症の症状や起こりやすい環境について紹介しました。 次回は、熱中症予防や対策について紹介します。万が一熱中症になってしまった際の対処法を身に付けておきましょう。  

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