東京総合保健福祉センター 江古田の森

menu
江古田の森TOP > お知らせ > 今日のできごと > 『暑さに負けるな』

お知らせ

今日のできごと

『暑さに負けるな』

2017年8月12日 15:02

暑い日が続いておりますが、皆様は毎年暑さ対策をどうしていますか?夏に怖いのが「熱中症」ですね。2015年は55,852人が熱中症にかかり(救急搬送数)、105人が亡くなっています。 人の体は約60%が水分でできています。年を取るほど、水分は減っていきます。無題⑪ 赤ちゃんは約75%、こどもは約70%、成人は約60%、老人は約50%となっています。成長するにしたがって水分の割合が少なくなっていくのは、身体についている必要な脂肪分だけ、水の割合が少なくなっていくからです。 一日に必要な摂取量は、本人の体重が目安になります。体重を30で割った値が、必要とする水のリットル数になります。例えば、体重が60kgの人の場合は約2リットルという事です。   「熱中症」とは、運動や高温から起こる体の障害の総称です。 熱中症の症状には、次のような症状があります。 ①めまいや立ちくらみがしたり、ぼーっとしてほてった感じになる。 ②筋肉がつったり、痙攣したりする。 ③ぐったりして、吐き気や頭痛が伴う場合がある。 ④異常に汗が出る。または、暑いのに汗が出なかったりする。 ⑤体温が高くなり熱感が強くなる。 ⑥意識障害がでたり、ふらふらしてちゃんと歩けなくなる。 ⑦自分で水分補給ができなくなる。無題⑫ では熱中症にならない為にはどうしたらよいのでしょうか。 対策①:「暑さに負けない体力づくり」が大切です。 適度な運動、適切な食事、十分な睡眠が大切です。 水分補給する時は、塩分も一緒にとることが必要です。カフェインを含むお茶やコーヒー、アルコールを含む酒類には、利尿作用があり、かえって脱水症状を進めてしまう可能性があります。 また運動後や、汗を大量にかいた後にスポーツドリンクは良いですが、スポーツドリンクには糖分も多く含まれているので、常飲には注意が必要です。   対策②:「暮らしの中で工夫をする」ことが大切です。 節電も大事ですが暑いと感じたら、エアコン等を適切に使用し室温を下げましょう。居住環境によっては、エアコンの設定温度どおりに室温が下がらない場合があるかもしれません。我慢は禁物です。最近は冷却グッズや、日差し対策用品が多くあるので色々活用してみましょう。   対策③:「野外運動・野外活動時は、しっかりと対策をとる」ことが大切です。 屋外でのスポーツや作業時は、十分な水分補給とこまめな休憩が必要です。天気予報などで、本人の熱中症危険度予報もやっています。熱中症が心配されるときは、自分で必要な情報を取得し、対策をとることが大切です。自分の身は自分で守るようにしましょう。   以上、熱中症を中心に暑さ対策についてまとめてみました。夏は楽しいレジャーの季節でもあります。しっかりと暑さ対策をして、夏の暑さを存分に楽しみましょう。そして暑さに負けず、安全に乗り切りましょう。画像⑬

〈2016.7.13付の記事を再掲しております〉

見学お待ちしています

「施設見学お申し込み」フォームからご予約をお願いいたします。
お急ぎの方は、お電話でお気軽にご相談ください。

施設見学毎月実施中
施設見学お申し込み