江古田の森だより 208号
2025年6月12日 22:37
江古田の森だより vol.208
今月の表紙 介護老人保健施設 「お花見」
桜が満開になったころ、ベランダでお花見をしました。目の前の桜に皆様笑顔を見せて下さいました。 |
デイサービスセンターゆずりは 「お花見」 4月に入り暖かい日が続いた頃、ゆずりはデイサービスではお花見を行いました。 開花予報があってから温度が真冬並みの寒さに戻ったり、雨が3日間続いたこともありましたが、過酷な状況にも負けず江古田川の桜は満開の綺麗な花を咲かせてくれました。お花見に行った方からは「綺麗だった」「風が少しあったけど桜吹雪が見られてよかった」等、沢山の話を聞かせて頂きました。お写真の利用者様は素敵な笑顔をされており、記念に残るお花見になったのではないかと思います。 |
障害者支援施設 「花便り」 4月には、江古田の森公園のソメイヨシノが、とてもきれいでした。気温の暖かさと柔らかなピンク色の花びらに引き寄せられ、外を散策する機会が多かったです。さくらを見上げる利用者様の顔は、みなさま自然と笑顔に。この季節限定の自然からの贈り物、しっかり受け取りました。 |
デイサービス 「制作活動」 ![]() デイサービスセンター江古田の森では、今年度から制作活動に力を入れていきます。今回ご紹介するのは、紙コップと牛乳パックと色画用紙を使ったお花作りです。紙コップと牛乳パックで作った台座に色とりどりの色画用紙を貼り付け、可愛いお花ができました。 |
ケアハウス 「デザート」 ケアハウスでは行事デザートとして「苺ババロア」を利用者様に召し上がって頂きました。「なんだか変わっている感じがするけれど美味しいわ」「やっぱり苺はいいわね。」と季節を感じる果物を楽しまれ、ご満悦のご様子でした。 |
長時間通所リハビリテーション 「カラオケ大会」
長時間通所リハビリでは不定期でカラオケ大会を開催しております。カラオケ好きの方や歌を聴きたい方などが集まり、楽しまれております。いつも物静かな方が歌好きだったり、いつもは話さない方と話せたり、普段と違った雰囲気も味わえ、リピートされる方が多くなってきました。今後も多くの方が参加できるように取り組んで参ります。 |
短時間通所リハビリテーション 「春の体力測定」 短時間通所リハビリでは春と秋の2回、体力測定を行っています。4月になり春の体力測定を行いました! 体力測定の項目には身長、体重、握力、歩行、バランスなどがあります。 「バランスが苦手」「身長が縮んだ」などの声が多く聞かれました。この結果を参考に担当の理学療法士と利用者様で話合いリハビリを行っていきます!
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◇"日本はもっと強くなれる、優しくなれる"◇ 【山口かずゆきコラム】vol.23 いよいよ開幕!大阪・関西万博 開会式に行ってきました 4月13日、夢洲(ゆめしま)で行われた「2025年大阪・関西万博」の開会式に参加する機会をいただきました。まさに世界の目が大阪に注がれる、大きな節目の日。会場の雰囲気はとても華やかで、さまざまな国から訪れた外国の方々も多く見かけました。言葉や文化は違っても、みんなが同じ時間と空間を分かち合っているという一体感に、胸が熱くなりました。 今回の万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。医療、福祉、環境、テクノロジーなど、未来の暮らしに関わるさまざまな展示が予定されていて、「いのち」にまつわる問いを世界に投げかける、まさに希望あふれる万博です。私の議員としてのテーマも「いのちの輝く未来へ」としておりまして、とても嬉しく思います。 日本ではこれまでにも、1970年の大阪万博(太陽の塔で有名ですね)や2005年の愛知万博などが開催されてきました。どちらもその時代の最先端を紹介し、大きな話題となりました。今回の大阪万博も、きっと後世に語り継がれるようなイベントになることでしょう。 会場でまず目を引いたのは、なんといっても全体をぐるりと囲む「大屋根リング(リング型の木組み構造)」です。木の温かみとスケールの大きさに圧倒され、「自然と未来が調和している」というテーマを象徴しているように感じました。この大屋根の下に、各国のパビリオンやイベントスペースが並び、まるでひとつの"地球の村"に迷い込んだかのような感覚になりました。 式典では、世界中の子どもたちによる合唱や、最先端の映像演出もあり、「未来って、きっと明るいんだな」と思える、そんな前向きな気持ちをもらえる一日でした。 これから半年にわたって開催される大阪・関西万博。直接行くのは難しい方も、テレビや新聞、インターネットを通じて、その様子を一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。
元衆議院議員・元参議院議員・南豪北グループGM 山口和之(かずゆき) 総合南東北病院の前身、南東北脳神経外科病院のリハビリテーションセンター立ち上げに大学病院から招聘される。 議員時代には、病院の目標、脳卒中・心臓病撲滅に循環器病対策基本法(予防・治療・社会復帰)を成立させる。
今月の江古田の森 ~ようこそ新入職員!~ 今年度、江古田の森には新卒のぴかぴかの職員さんから、社会人経験を経て介護の現場に挑戦される方まで、今年度は計26名が入職しました。彼らを対象に、当センターでは3日間にわたる新入職員研修を実施しました。 研修では、施設理念からスタートし、様々な介護技術はもちろん、感染対策、褥瘡予防、虐待防止、リスク管理、防災など、計14科目を実施。業務に必要な知識や技術だけでなく、支援者としての姿勢を考えるきっかけとして、利用者様の想いに寄り添う大切さを伝える動画の視聴なども取り入れました。 実技やグループワークを通して、参加者同士が少しずつ打ち解けていってくれました。明るい雰囲気の職員が多く、今後のチームに新しい風を吹き込んでくれそうです。 介護の仕事は、正解が一つではなく、常に学びと成長が求められる分野です。知識も技術も人間性も、時間をかけて育っていくもの。これからの日々の中で、皆さんが悩み、成長しながら、一人ひとりの利用者様と向き合っていけるよう、私たちも温かく支えていきたいと思っています。 皆さま、どうぞよろしくお願い致します。
なるほどコーナー 百日咳流行について 最近のニュースで聞いた方も多くいると思います。 百日咳とは、風邪症状から始まり激しい咳が続き2~3か月で回復します。 予防には、ワクチンも有効です。ワクチンを接種していなかったり、免疫が減衰した方に流行が見られています。 感染経路は、鼻咽頭や気道からの分泌物による飛沫感染や、感染者と接触したりすることによる感染(接触感染)とされていますので手洗いが有効です。また、自分が咳が出るときはマスクを着用します。 どんな症状が出たら百日咳を疑う? 「2週間以上続く咳」風邪のはずがなかなか治まらない...そんなときは注意が必要です。 「咳が止まらなくなる発作」連続した咳が続き、息を吸うときにヒューヒューと音がする場合があります。 「咳のあとに嘔吐する、息が止まりそうになる」乳幼児では「無呼吸」や「チアノーゼ(顔色が青紫になる)」を起こすこともあるため、すぐに受診が必要です。 長引く咳や激しい咳発作がある場合には早めに受診をしましょう。 引用文献
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介護体験談 特別養護老人ホーム 酒井 今年から特別養護老人ホームの広報委員会担当になりました酒井です。広報委員会の仕事は以前にもしておりましたが、今回また任されることとなりました。現在は地域交流委員会と広報委員会が統合されており、公開セミナーやえこも亭なども関わる事となります。 江古田の森は特別養護老人ホームだけでなく、老健や訪問、デイなど様々な施設が一体となっている施設です。特に入所型の施設はその施設内で基本的なことについては完結する為、外部との関りが薄くなりがちであるというのも事実です。 また、ある程度緩和されたとはいえ家族の皆様の面会時間も完全に自由というわけにはいかず、まだ制限を設けている状態です。そんな中での広報委員会の活動は、施設の事を外の方々にも知ってもらううえで大切なものだと思いながら活動しています。自分の親や夫婦となった方を預けているわけですから、普段の様子などを知りたいと思う方々に見てもらえればと思っています。 またご家族様以外にも、ボランティアで来て下さる方々、近くの地域に住んでいらっしゃる方々から、あの施設はどういうものなんだろう、どういったことをしているんだろうと知ってもらうことは、江古田の森に限らずその地域で活動を行う法人にとって重要なことだと思っています。 この広報誌やホームページ、公開セミナーなどを通じて、我々の活動を少しでも知って頂ければと思いますので、ぜひ来月の広報誌なども手に取って頂ければと思います。
体験談募集!! 「感動体験、苦労体験、などなど当センターの利用体験談だけではなく、介護体験をした記事等も募集します。このコラムを通じ、利用者や支援者の様々な「おもい」を共有できることで、悩んでいる方の一助となれば幸いです。 引き続き江古田の森での体験談も募集しています。江古田の森広報委員へお気軽にお持ちより下さい。」
公開セミナーのお知らせ 日時:令和7年6月14日(土) 14時~15時 会場:7階コミュニティスペース テーマ:管理栄養・食事について 講師:管理栄養士
※予約不要です。直接会場へお越しください! |