一歩ずつ前へ
2017年8月 2日 21:44
障害者支援施設では、利用者さん個々の自主性を尊重し、一人一人の特性に合った支援を提供しています。今回は、利用者の鈴木雅弘さんが取り組んでいることをご紹介致します。
鈴木さんは夕食までの余暇時間に、塗り絵やパズルをすることを日課としています。もともと右利きだった鈴木さんにとって、左手で線をはみ出さないように色を塗ることは簡単な作業ではありません。真剣な表情で、黙々と丁寧に色を塗っています。完成した後の達成感はなんともいえません。見て下さい。この満足そうな笑顔を。
鈴木さんが江古田の森にやってきた当初、お買い物をするときは、職員が全部を行っていました。それから、商品を選ぶことやお金の取り扱いを覚え、自分で支払いが出来るように努力を重ねてきました。その結果、今では、施設内の売店では、自分一人でお買い物をすることが出来きるようになりました。そして、更に一歩前へ。次の目標は、コンビニでのお買い物。努力を惜しまぬ鈴木さん、きっとコンビニでの買い物達成の日も近いと信じています。これからも頑張ってくださいね!
社会福祉法人 南東北福祉事業団
東京総合保健福祉センター江古田の森
障害者支援施設 江古田の森