障害支援施設 想いを綴る
2017年10月 3日 02:38
障害者支援施設では、利用者さん個々の自主性を尊重し、一人一人の特性に合った支援の提供を目指しています。
今回ご紹介する利用者の竹村陽子さんは、“ことばをつむぐ“ことをライフスタイルの一部にしています。詞や短歌をつくるのが好きな竹村さん。過去には小説も何冊か出されたこともあるんですよ。性格はどんな時でも他者への配慮を欠かさない、とっても素敵な女性です。
そんな竹村さんが、初めて短歌と出会ったのは25歳の時。父親の知り合いに短歌の師範をしている方がいて「何でも良いから自分で感じたことを言葉にしてみて。」と、声をかけられ、戸惑いながらも探り探り作った初めての作品。その作品に◎(二重丸)をもらえたことが嬉しくて、嬉しくて、それ以来、ちょくちょく詩や短歌を作るようになったそうですよ。先日もNHKの“ハート展“に詞を応募しています。入選するといいですね。
今回、竹村さんが江古田の森での生活を短歌・詩にして下さいましたので、ご紹介します。
『今日は負け 明日は勝つと 言い聞かせ オセロかたきの 有難きかな』
『十年という年月を暮らしきて 今は我が家としての親しみ』
形式に載せると、普通の言葉より、なんとなく気持がこもっているような気がしてきます。詞や短歌に想いを綴る。とっても素敵な趣味ですよね。

社会福祉法人 南東北福祉事業団
東京総合保健福祉センター江古田の森
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