東京総合保健福祉センター 江古田の森

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介護予防

2017年11月15日 12:00

はじめに 私達の社会は、現在、急速に高齢化が進んでいます。高齢化に伴い、介護を必要とする方の増加が見込まれていますが、少子化・核家族化などにより家族だけで介護を支えることは困難な状況にあります。2025年には、団塊の世代が高齢者となることもあり、2025年問題といわれています。そのような現状を踏まえ、要介護状態にならないためにどんなことに気を付けていけばいいのか、また、介護や福祉用具が必要となり、介護保険サービスを利用しようとしたとき、どうすればよいのか方法をまとめてみました。 写真164   <要介護状態にならないために健康な若いうちから出来ること> 1 適切な食生活 一日のなかで、あと70グラムの野菜を!日本人は平均一日280グラムの野菜を摂っています。一日にあと70グラムの野菜を食べること、そして朝食をしっかり食べることで健康寿命を延ばしましょう。野菜70グラムは、トマトなら半分。むずかしい量ではありません。温野菜・味噌汁・スープなら食べやすくなります。 朝食をしっかり摂ることも大切です。おにぎりで手軽にエネルギーを補給してもいいですし、カフェを利用してもいいですね。 写真165   2 適度な運動 毎日10分の早歩きを!くるしくならない程度のスピードで早歩きをすることは立派な運動になります。生活習慣病の予防に効果がある運動として科学的にも実証されています。また、早歩きは足の指をしっかり握る力と深い関係があり、足の指をしっかり使えることはバランスの良さにつながっている為、歩く速さと転びにくさには、やはり深い関係がと言えるのです。では、いったいどのくらい歩けば効果があるのでしょう。男性では9000歩、女性では8000歩が目安と言われており、平均的な歩数から考えると足りないのはあと1000歩。時間にして10分程度早歩きをするだけで効果があると言えるのです。一駅歩きましょう! 写真166   3 禁煙を! たばこを吸うことは健康を損なうだけでなく、肌の美しさや若々しさを失うことにも繋がります。禁煙で健康寿命を延ばしましょう。たばこには4000種類にも及ぶ有害物質が含まれています。もちろん微量ではありますが体内に蓄積されていきます。たばこの生産にはいろいろな農薬も使われており、そういった害も心配されます。 写真167   4 健康診断 定期的な健康診断で自己管理を怠りなく!一度大きな病気になると、そこから体力が落ちることも老化への大きな一歩になってしまいます。 あたりまえの事ばかりかも知れませんが、簡単にできそうなこともありますので、まずは一つからやってみてはいかがでしょうか。 (厚生労働省 「スマートライフプロジェクト」J-STAGE理学療法科学 「足把持力測定の試み」より引用) 写真168       <介護サービスを利用するには>  1 申請 介護や福祉用具が必要と感じたら、保険者(市区町村)の窓口に要介護認定の申請の手続きをします。認定の申請は、居宅介護支援事業所や介護保険施設などに代行してもらう事も出来ます。   2 要介護認定 (1)認定調査 調査員が自宅に訪問して「認定調査票」を作成します。他に、主治医に「主治医の意見書」を書いてもらいます。 (2)認定審査 「認定調査票」をもとに一次判定が行なわれます。一次判定結果と「認定調査中の特記事項」「主治医の意見書」を参考に二次判定を行い、要介護度を決定します。 写真169   3 介護サービス計画の作成 要介護度が決定したら「介護サービス計画」を作成します。「介護支援専門員(ケアマネージャー)」に依頼して作成してもらうのが一般的です。 施設入所を希望される方は、直接施設に申し込まれるかケアマネージャーに相談する事も出来ます。   4 サービス利用 作成された介護サービス計画に沿って、介護サービスの提供を受けます。「介護サービス」の目的に伴い、より詳細な「個別支援援助計画」が作成され、ひとりひとりに沿ったサービスが提供されます。 (公益社団法人 全国老人福祉施設協議会 「介護保険制度とは」より引用) 写真170  

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