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お知らせ

お知らせ

第158号江古田の森だより

2021年3月23日 09:39

江古田の森だより vol.158

表紙 長時間.JPG

今月の表紙 長時間通リハ "河津桜"

 江古田の森の施設玄関も前には2種類の桜、染井吉野と河津桜が植えられています。2月に入った時点で河津桜には少しずつ花が咲き始めてます。この時期は屋外歩行にお誘いする際は「桜を見に行きましょう」が定番になってます。染井吉野が咲くのも皆様と楽しみにしています。



短時間通所リハビリテーション
豆まき選手権

 2月といえば節分の豆まき!短時間通所リハビリでは鬼退治と福を呼ぶことに加え、日頃のリハビリの成果を実感するために「豆まき遠投選手権」を行いました!本大会は屋外で行ったため、利用者さん達は風向きや投げる角度の計算、入念なウォーミングアップととても楽しまれている様子でした。ただ、楽しみ過ぎるあまり、投げた後にバランスを崩される方がちらほら・・・。皆様、転倒には十分注意しましょう(>_<)
※今年の節分は124年振りに2月2日となりました。124年前は明治30年。主な出来事はハワイのアメリカ併合や京都大学設立がありました。

短時間通リハ.JPG

デイサービスセンター江古田の森

選択レクリエーション

 デイサービスセンター江古田の森では、今年から選択レクリエーションを行うこととしました。午後のレクリエーションの時間にゲームを行うか、散歩や手作業を行うかを選んでいただきます。この日の手作業は「栞づくり」でした。和紙を切って丁寧に張り付けていました。少人数ずつ同じ作業を行うことで利用者同士「この色いいわね。」「あなたの綺麗ね」などたくさん会話や笑顔も見られています。

デイサービス.JPG

デイサービスセンターゆずりは

作品展示ブース

 デイサービスセンターゆずりはでは、午後のレクリエーションの時間を自分でどう過ごすか選ぶことのできる「選択制プログラム」を取り入れています。その中の【書道】と【大人の塗り絵】を選択し、それぞれ丁寧に書いた(描いた)渾身の一枚をみなさんに是非ご覧になって頂きたく、今回ゆずりは内に作品展示ブースを設けました。以前までは完成した作品はご自宅へ持ち帰って頂いていましたが、ブース設置後は皆さんの目に触れやすくなった為、「あれはあなたの作品じゃない、素晴らしいわね」「色んな人が描いているのね、私も頑張ってみようかしら」と言った意欲的な声が前より増えてきました。ゆずりはで時間を過ごす中で達成感ややりがい、楽しみに繋げられるように、今後も作品展示ブースを活用していきたいと思います。

ゆずりは②.JPG

特別養護老人ホーム

鬼退治

 2月2日特養行事の節分が行なわれました。
各ユニットに職員が鬼に扮して周りました。
まず職員より節分の由来を話してその後利用者の方に鬼めがけて豆を投げてもらい、節分の季節感を感じてもらいました。
利用者の方も力いっぱい豆を投げ、鬼退治をして下さり、最後に鬼と一緒に記念撮影を行ない今年一年の無病息災を願いました。
現在節分では豆をまきますが、元々は米などの他の穀物も使用していました。五穀豊穣が幸せの象徴であるように、穀物をまくと幸せが訪れると考えられていた様です。

特養.JPG

介護老人保健施設

節分行事

 2月14日、老健では、本日節分行事を行いました。今年は、百数十年ぶりに、2月2日が節分でしたが、行事は日曜日の14日に行いました。
事前に、各ユニットでは、豆まき用の豆代わりに新聞紙を丸めた豆を作成しました。「これ、何に使うの?」豆まきの豆です、と答えると、「えー、これが豆なのー。」との反応がありました。この方が、投げやすいからね、というと「そうかもね。」との反応も。納得してもらえたかどうか。
行事は、改めて「節分とは」の簡単な質問をしながら説明をし、鬼が来るのを待ち受けます。
鬼登場用の音楽を流し、気分を盛り上げていきます。鬼が登場すると、「わーわー」言いながら、豆(新聞紙)を投げて行きます。職員が「おにわーそとー」「ふくわーうち」の掛け声をかけて、皆さんも「おにはーそとー」「ふくはーうち」と大盛り上がりです。(ちなみに利用者の皆さんにはマスクをつけていただいています)今年も、無事節分が行えました。   これで皆さんの無病息災はきっと約束されたでしょう。

老健.JPG

障害者支援施設

福笑い

 コロナ渦で、何かとストレスがたまる一方のこの頃。こんな時は思いっきり笑って、福を呼びたいものです。障害事業所では、福笑いでみんなで笑い合おう!という企画を行ないました。目隠しされた利用者さんに対して、「もっと右!」「もっと下!」など掛け声がかかり、とても盛り上がりました。完成した福笑いを見ると、「おかしいね」「おもしろいね」と楽しんでいました。利用者さんにとって、少しでも福が届くことができたら幸いです。

障害②.JPG

江古田の森体験談

ケアハウス江古田の森 介護職 山城大   

 私は、未経験から介護職に就きました。きっかけとしては、結婚を機に就職しようと思い、そのうえで何か直接的に人の役に立てる仕事に就きたいという思い、また将来親の介護が必要になった時に役に立つということから、介護という職業に興味を持ち始めました。
 この仕事に就いてまだ二ヶ月程ですが、介助の難しさ、1人1人の命を預かっているという責任の重大さに気付かされ、日々勉強の毎日でとても充実しています。
 もちろん楽しいことばかりではなく、時には利用者の方にご迷惑を掛けてしまったり、怒られてしまう事もあります。焦らず、丁寧に支援することを忘れず、上手くできた時や利用者の方にありがとうといってもらえたりするたびに、やはりこの仕事に就いてよかったと感じています。
 これからは、もっと利用者の方に寄り添った介護が出来るよう、知識を身に着け資格取得に向けて勉強し、様々なことにチャレンジしていきたいと思っています。


●〇● !体験談募集! ●〇●

感動体験、苦労体験、などなど当センターの利用体験談だけではなく、介護体験をした記事等も募集します。
このコラムを通じ、利用者や支援者の様々な「おもい」を共有できることで、悩んでいる方の一助となれば幸いです。
引き続き江古田の森での体験談も募集しています。
江古田の森広報委員へお気軽にお持ちより下さい。

◆なるほどコーナー◇

「マスク着用時のケア」

 一般的にマスクは、着けるだけで敏感肌の方には刺激となります。マスクを着用して話したり、顔の表情筋が動くことで、摩擦を生じて、肌はダメージを受けます。  
 この状態が続くと、肌バリア機能が低下して炎症や皮膚炎を発症します。ダメージを受けた皮膚は乾燥し、かさかさやひりひりをおこします。
 また、一般的な使い捨ての不織布マスクは通気性が良くないので、自身の呼気により常に加温、加湿の状態となり、肌温度が約1℃ほど高くなります。肌温度の上昇は肌バリア機能に重要な皮膚内部の水分を蒸発させて乾燥を引き起こすだけでなく、汗と皮脂の分泌を増やし、これらを栄養源とする雑菌が繁殖してニキビができやすい状態になります。

  • 適切な洗浄 マスク内は、水蒸気、汗、皮脂、皮膚常在菌、口腔内細菌が混在する環境となるので、適度に洗顔してください。ただし、過剰な洗顔やゴシゴシ洗いはダメージを受けた肌には余計負担になります。直接肌をごしごしと洗わず泡をクッションとして優しくさわってください。タオルでのゴシゴシ拭きも禁物です。洗顔後は忘れずに保湿をしてください。
  • 保湿 マスク着用によりダメージを受けた肌は乾燥しているので、保湿をして肌バリア機能を回復させてください。市販のスキンケア製品を選ぶ際は、肌負担の少ない低刺激性の製品で、抗炎症作用を有するトラネキサム酸や保湿成分(セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなど)が配合された基礎化粧品が良いでしょう。また、ニキビが気になる方には、ノンコメドジェニックの表記がある製品を選びましょう。
  • 生活習慣を整える ご自身の皮膚は食べたもの(成分)で出来ているので、高タンパク、低糖質、ビタミン、鉄、亜鉛などを摂りましょう。これらの栄養分はコラーゲン新生や炎症の抑制など、皮膚の機能に大きく影響しています。ビタミンB群は皮脂分泌を抑制する作用があります。 運動は皮膚の末梢循環血流を上げるので、簡単な「美容」となります。しかしマスクを着用して運動をすると、呼吸がし難くなるので、マスクを着けての運動には注意してください。

参考文献:持田ヘルスケア株式会社 スキンケア講座http://hc.mochida.co.jp/skincare/atopic/atopic10.html

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