江古田の森だより 173号
2022年6月19日 20:39
江古田の森だより vol.173
今月の表紙 ケアハウス "菖蒲湯" 5月5~8日の間、菖蒲湯をご用意しました。「昔は菖蒲湯に入った。懐かしい。」「いい香り。こんな季節なのね」「いい湯だったわ。おやつには柏餅が出るのかしら」など声を頂きました。菖蒲湯の効能で心も体もリフレッシュし若返ったようでした。 |
短時間通所リハビリテーション "春使用に変更" 短時間通所施設内の写真が春仕様に変わり、春の花や鳥が施設内の雰囲気を華やかにしてくれています。書道とも相まってより味が出ています。どちらもご利用者様の素晴らしい作品です。書道には「たった一度の人生ならばせめて笑顔で春を待つ」という素敵な言葉がありました。モデル4名の笑顔も本当に輝いていて素敵です。他のご利用者様も毎月変わる写真や書道の言葉を見て楽しんでいます。
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長時間通所リハビリステーション "棟外散策" 五月に入り暖かい日も増え、外出するにはとても良い時期になりましたね。通所リハビリでは棟外散策に出かけ、新緑を楽しんでいる所を写真に撮らせて頂きました。 以前と比べ葉っぱが大きくなっている植物を見て「あれは何色の花が咲くのかしら」「天気も良くて気持ちいいね」と利用者様同士会話が弾んでいました。来月は江古田の森周辺で紫陽花がきれいに咲く時期です。来月の棟外散策も楽しみですね。 |
デイサービスセンター ゆずりは "ゆずりは塾 音楽" デイサービスゆずりはの活動には、大人の学校を取り入れ昔懐かしい写真や若き頃の曲を 皆様で振り返りながら学んでおります。職員が教科書に沿って授業を進めており、職員一人一人同じ授業でも工夫をこなして皆様に楽しんで頂いております。今回は、昭和の名曲をモノマネ交えながら面白おかしく皆様と笑いながら一緒に大合唱を致しました。 |
デイサービスセンター江古田の森 "森林浴" デイサービスセンター江古田の森です。5月に入ってから天候や気温がスッキリしない日がありましたが、暖かくなった日に江古田の森公園に散歩に行きました。公園内の木々は綺麗に生い茂ってきており、通ってくる風が木の葉を揺らし心地よいを鳴らしていました。森の中にいると日差しが和らぎ、とても良い森林浴となっていました。利用者さんも歩きながら「気持ちいいね~」と笑顔が見られました。 |
特別養護老人ホーム "鯉のぼり" 五月五日は端午の節句。特養でもこいのぼりを飾り、皆さんの健康を祈って菖蒲湯を入れました。こいのぼりも久しぶりに見たという方も多く、喜んで頂けたようです。また鯉の色にも意味があるそうで、興味がありましたら是非一度調べてみてください! |
介護老人保健施設 "季節の移ろいを感じて" 5月に入り、江古田の森の周りの木々の様相も桜からツツジの花へと移ろいを見せています。老健では利用者様たちと、鯉のぼりや季節の草花の作品を制作・展示して季節の変化を体感していただいております。また、5月は新茶を楽しんでいただく機会を作り、味覚でも季節を感じていただけるようなイベントを開催しております。ご利用の皆様に江古田の森ならではの四季の変化を味わいつつ、日々の生活の楽しみの一つと感じて頂けたら幸いです。 ケアハウス 紹介 ケアハウス江古田の森では、高齢で身体の状態に不安を抱えながら、お一人で生活されている方、または介護が必要とされて、ご自宅で生活が難しい方が利用されています。 全室個室、洗面、トイレが完備されており、各ユニット10名とプライベートも守られています。令和2年度から看取りケアも開始しており、終の棲家として最期まで生活ができる施設となっております。 月~土曜日の午前、午後(1日2回)、体操や歌、屋上散歩などの余暇活動を行っています。参加は自由ですが、皆さん身体機能維持、認知症予防に努めています。 新型コロナウイルスの流行以前は、外食、外出行事を行っていましたが、現在は、施設内でできる各ユニット別のイベントを行っています。ご利用者様からの要望を聞くと、出前が1番人気となっており、お寿司、ピザ、蕎麦などお好きな物を召し上がられています。
コロナ終息後、季節行事などの際は、ご利用者、ご家族、職員が一緒に過ごす時間が持てるようになることを待ち遠しく思っています。 |
江古田の森体験談 障害者支援施設 2階知的フロア生活支援員 哘崎 秀紀 今年の2月から、同じ障害者支援施設の身体フロアから異動をしました。同じ施設の中での異動であったため、顔見知りの職員もいます。とはいえ、環境が変われば戸惑う事も多くあります。一番のとまどいは、支援する利用者様との関わり方です。今まで関わったことのなかった利用者様と関わることになり、どうしたら信頼関係を築くことができるのか、どのような方法があるのかなど、日々試行錯誤しながら支援を行っています。大変忙しく日々勉強ですが、やりがいを持って支援を行っております。まだまだ分からないことが多いですが、頼りになる支援員を目指して日々頑張っていきます。 体験談募集!! 感動体験、苦労体験、などなど当センターの利用体験談だけではなく、介護体験をした記事等も募集します。 |
◆なるほどコーナー◇ 世界の介護事情 看護マネージャー 今田 香 スウェーデン 福祉大国と呼ばれるスウェーデンは、国が積極的に介護サービスを提供しています。その歴史は1970年代まで遡り、早期から高齢者福祉が実践されてきたことがわかります。多くの高齢者が住み慣れた自宅で生き生きと生活しています
ドイツ 高齢化率が2割を超えているドイツは、少子化の進行もあり、日本と似たような厳しい状況下に置かれています。ドイツの介護制度は「在宅介護優先」の方針がとられており、日本で転換を目指している「地域包括ケアシステム」の手本とも言われています。
イギリス イギリスは公的年金の支給額が低いため、それを是正するための年金の繰下げ制度が設けられています。ここでもやはり在宅ケアを重視する対策が進んでいます。
デンマーク 寝たきり患者がほとんどいないとされる北欧の小国デンマーク。すでに高齢化率が15%を超えていますが、高齢者福祉は非常に発達しており、高齢化対策のモデル国として話題に挙がっています。デンマークでは特別養護老人ホームのような『プライエム』が多数存在していましたが、現在はこれらの新規建設を禁止し、在宅介護を重視する方向に転換しています。デンマークでは、訪問介護スタッフが必要なときに何度でも無料で訪問します。
アメリカ 高齢者の割合は10%を超える程度に留まっています。しかし、ベビーブーム世代の高齢化が始まり、高齢化対策に関心が集まっています。アメリカには日本の介護保険制度のような公的制度がないので、民間の保険に加入している人など、一部の人が施設を利用している状況です。また、低年収の人を対象に、食事や身体ケア、ハウスキーピングが受けられる「サポート付き住居」があります。
参考文献:海外の介護事情をのぞいてみよう!世界の介護がこれから目指すもの (careshikaku.com)2022.5.2取得
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