江古田の森だより 180号
2023年1月25日 00:15
江古田の森だより vol.180
今月の表紙
障碍者支援事業所 "クリスマス会" クリスマス会を開催しました! 美味しいケーキを食べながら、サンタクロースと写真撮影をしました。 ※食事場面の為、マスクは外しています。 |
特別養護老人ホーム "居室から見える『今年最後の満月』" 特別養護老人ホームは4階・5階にあり、お部屋によって朝日や夕日、富士山、桜など特別な何かが見えます。今回は、12月8日に「今年最後の満月」を見ることができた利用者様がお部屋にお邪魔させてくれました。思った以上に明るい光で、他の部屋に明かりがついていても見えるほどでした。少し特別な気分で夜を迎えられました。 |
老人保健施設 "Merry Christmas & Happy New Year!!" 12月の行事はクリスマス会でした。毎年12月上旬には2メートル程の高さの大きなクリスマスツリーに利用者様達が頑張って飾り付けをしてくださいました。「12月の行事は下旬になるから」と、早めに年賀状を書きたいと希望される利用者様もいらっしゃいました。施設内では暖房が完備されている為あまり冬の寒さを直接感じることは少ないのですが、レクリエーション活動で季節を感じていただけるのはスタッフとして、とても嬉しく、とても喜ばしいです。 激動の時代、昭和を生きてきた人生の大先輩の利用者様方へ、より一層のご健康とご多幸をお祈り致します。 令和5年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 |
短時間通所リハビリセンター "秋冬写真に興味津々" 施設内に掲示してある沢山の写真はカメラ好きの利用者様が撮影したものです。その季節に合った写真を厳選し、施設内の雰囲気を見事にガラッと変えてくれます。また利用者様同士で写真に写る生き物や植物、風景を見て「この鳥は何だろう?」、「ここに行ったことある!」などお話がいつも盛り上がります♪施設内で四季を感じることが出来ることも楽しみの一つですね。 |
デイサービスセンターゆずりは "しおりづくり" 読書の秋という事で、今回皆様にしおりを作って頂きました。秋模様に、紅葉・イチョウの葉っぱを飾り、さらに裏はクリスマス模様に作って頂きました。かわいいしおりができ上がると、「もう持って帰れるの」と持ち帰れることを心待ちに感じているようでした。 |
デイサービスセンター江古田の森 "クリスマス飾りづくり" 12月と言えばクリスマスということで、クリスマス飾り作りを行いました。細く切った紙をくるっと丸めて貼っていきます。丸めたまま糊付けするのがやや難しく皆様苦労されていました。様々な色の紙を貼っていくことで、綺麗で色々な形のツリーが出来ました。「難しかった。」「いろんな形になって綺麗ね。」と職員や利用者様同士で話されていました。また来年も色々な作品を作っていきたいと思います。 |
ケアハウス "皆既月食を見ました" 11月8日に皆既月食と天王星食がありましたね。皆既月食と惑星食が同時に起こるのは442年ぶりだそうです。見たいと仰って下さった方たちに集まってもらい、鑑賞会を行いました。「わーすごい、だんだん見えなくなってきたね。」「百まで生きててよかった。」と、少しずつ欠けていく月を見ながら、皆さんで歌を歌ったりして楽しんでおられました。 <事業所紹介> 江古田の森アネックス デイサービスセンターゆずりはの紹介 デイサービスセンターゆずりはの特徴 ①選択活動:数多くの活動内容から、ご自分でその日にご気分によって選択して頂き活動を行なうことができます。麻雀・将棋・オセロ・スマホ講座などがあります。 ②縮小型認知デイサービス:外への散歩や体力維持のため、個々のご利用者様へ運動や運動系レクリエーションを提供しております。またご利用者様が少人数のため、職員との距離が縮まり、信頼関係を築くことができます。 ③「大人の学校」の開設:「大人の学校」の教科書に沿って、授業を皆様と一緒に学ぶことが出来ます。昭和の歌謡曲や当時の歴史・地理・英語を学びます。 ④入浴:月に一度「変わり湯」を実施し、普段とは異なる入浴体験ができます。12月は柚子湯をご用意しております。 ⑤毎月の行事:季節に応じたイベント行事を職員が考えて楽しく行ないます。12月はクリスマス会、1月は新年会・ゆずりは押しの獅子舞を行ないます。 この5つのほかにも、たくさんの目白押しのイベントがあります。ぜひ一度、施設の見学へお越しください。お待ちしております。 |
江古田の森体験談 障碍者支援事業所 介護職員 松本 貴世 私は令和4年4月に入社しました。私が福祉を目指すきっかけとなったのは、保育園児の頃に地域活動センターを利用されていた障害を抱えている方と福祉職の方と一緒にお菓子を作り、販売する機会があったことです。そういった体験をしたことで、障害をお持ちの人と持ってない人とではそんなに変わりがなくコミュニケーションがとれることを知りました。私は障害を抱えている方と地域の方との交流をもっとして、障害について知ってほしく、そのためのきっかけを作りたいと思うようになりました。 江古田の森に就職しようと思ったのは、当施設が医療・介護・福祉の分野で総合的に事業を展開されており、各分野を通してチームケアを学べると思ったからです。また、様々な分野(高齢者・障害者における多分野)において、事業を展開されていることも理由の1つです。江古田の森は様々な機能を持った施設が1ヵ所に集められており、仕事をしていく上で、多くの経験を積むことができると思ったからです。 配属されてからは、覚えることも多く、私より体の大きい方の介助をすることが大変でした。しかし、利用者さんから「うまくなった」と言われた時は嬉しく、自分が成長できていると実感でき、やりがいを感じます。 これからは、利用者さんや職員から信頼され、頼られるような人に成長していきたいです。
体験談募集!! 感動体験、苦労体験、などなど当センターの利用体験談だけではなく、介護体験をした記事等も募集します。 |
◆なるほどコーナー◇
ヘルプマークって何? ヘルプマークをご存じでしょうか。赤と白のシンプルなデザインのもので、マークを身に着けている人を見かけたことがある人、あるいは自分や周囲の人が使っているという人もおられるかもしれません。 ヘルプマークは東京都福祉保健局により作成されたピクトグラムで、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助が得やすくなるよう作成されました。外見では健康に見えても疲れやすく、優先席を利用したい場合、交通機関の事故など突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な場合、災害時に自力での避難が困難な場合などを想定して、マークを着けている人への配慮を呼び掛けています。 配布は都内の交通機関や病院等で直接受け取りが出来る他、郵送による対応もしています。本人または代理人(家族や支援者など)が申し出することで、ひとり一つまで受け取りが可能です。受け取り時には障害者手帳の提示や身体機能等の基準を設けず、口頭での申し出等により、必要があればだれでも受け取れるようになっています。 このヘルプマークは2012年10月よりサービスが開始され、約10年が経過しました。最初は東京都独自の取り組みとして始められましたが、現在は全国の自治体に広がっています。優先席の利用で肩身の狭い思いをしたり、災害時に必要な援助が得られなかったりする人が少しでも少なくなるよう、こうしたヘルプマークの活用が思いやりのある社会の発展に繋がることを願います。
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