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お知らせ

広報誌

第159号江古田の森だより

2021年4月30日 10:50

江古田の森だより vol.159

①表紙 ケアハウス.JPG

今月の表紙 ケアハウス "春の訪れ"

 ケアハウスでは暖かくなりはじめたころ、さくらの名所の画像や桜に見立てた花の飾りを展示しました。「この桜の名所は言ったことがあるわ」「最近は桜を見てないからありがたい」など楽しまれていました。おやつの時間には「さくらゼリー」を食べ「もうこんな時期なんだね。美味しいね」「ゼリーも美味しいけど来年は桜餅にしてね」等美味しくいただきました。来年は外で花見が出来るよう祈っています。



デイサービスセンター江古田の森

桜飾り作り

 デイサービスセンター江古田の森では、午後の手作業の時間に「桜飾り作り」を行いました。紙を花びら型に折っていただき、台紙に貼っていきました。利用者同士お話をしながら、「かわいいね~。」と綺麗に作業していました。
一足早いお花見ができたと思います。

② デイサービス.JPG

介護介護施設

ひなまつり

 3月3日はひなまつりですね。
こちらでは「うれしいひなまつり」の曲を流しながら雛人形をみて写真撮影をしたり、おやつを召し上がったりしました。
ちょうど3月に誕生日をむかえる利用者さんといっしょに写真撮影をさせていただくこともできました。お誕生日おめでとうございます。また来月の行事も是非参加していただきたいです。
ひとりでも多くの利用者さんがより一層、楽しんでいただけますように、笑顔が増えますように、季節を感じられる行事をこれからも企画させていただきます。

③老健.JPG

障害者支援施設

通所運動会

  日の入りも遅くなり始め、ようやく陽射しに暖かさを感じられるようになって参りました。
先日、2階の障害通所事業所では『寒さに負けるな!大運動会』と題しまして、レクリエーションを催し、2チームに分かれて輪投げや玉入れを楽しみました。
「いいぞ、その調子!」「どっちも頑張れ」「上手、上手!」と思い思いの声援を送りながら、時間いっぱいまで競い合い、助け合い、笑い合いました。
最後には寒さを吹き飛ばすような拍手で全員の健闘を称え合い、一足早く笑顔の桜が満開となりました。

短時間通所リハビリテーション

短通チャレンジ-ジグソーパズル編-

 短時間通所では"短通チャレンジ"として、カナダにあるノートルダム大聖堂のジグソーパズル(1,000ピース)に取り組んでいます。
開始直後は「こんなのできっこないよ!」という声がありましたが、曜日・時間帯を越えたご利用者さん達、職員、送迎ドライバー等の活躍により、日に日にパズルが出来上がり完成まであと少しとなっています。
短時間通所のイベントは今後もご利用者、職員、送迎ドライバー等による三位一体の協力で盛り上げていきたいと思います!

デイサービスセンターゆずりは

吊るし雛づくり

 3月のゆずりは行事では制作活動で【ひな祭り仕様の吊るし雛】を作りました。四角や丸、ハート型に切り取った土台紙を一本の紐に吊るし、数種類の和柄の布を同様に切り取り、ボンドで貼り付ける作業を行いました。お内裏様とお雛様も布生地で作り、リボンや桜型フェルト生地を自分でコーディネートして飾り付けを行い、「どんな布にしようかしら?リボンはこの色がいいかしら?持って帰ったら家族に喜ばれるわ」と会話も弾み楽しまれておりました。一人一人違った形や色、飾り付けをした吊るし雛が完成し、月曜日から土曜日まで制作した作品をゆずりはフロア内に飾ると、一つ大きな作品をみんなで作ったかのような圧巻される展示品ができ利用者様より大変喜ばれる声を沢山頂きました。

⑥ゆずりは1.JPG

長時間通所リハビリテーション

余暇時間に脳トレ

 長時間通所リハビリでは、集団体操やレクリエーションの提供のほかに、リハビリや昼食、入浴の時間の合間、屋外歩行のできない雨天時などにパズルや計算などの脳トレのプリントを提供させて頂いています。皆さん最初は「こんなの簡単でしょ」と軽い気持ちで手に取りますが、始めてみると集中される方も少なくないです。リハビリや入浴のお誘いの声掛けしても「もうちょっと待ってて」と言われることもありますが、プリントを全部やり終えて「結構、達成感があるのね、またお願いします」と言われると次はどんな種類、どんな難易度の脳トレを用意しようか楽しみになります。今後も利用者さんにいろんなことに取り組んで頂きるよう努めていきます。

⑦長時間通所リハビリ.JPG

江古田の森体験談

特別養護老人ホーム 介護職員 佐藤亜美   

 私は昨年の4月から特養の介護職として勤務しています。私が介護を目指したきっかけは、地元で高齢者の孤食支援のボランティアをしていたことでした。ボランティアで独居の高齢者の方と接していく中で、自分は専門的な知識や技術を得て、ただの話し相手ではなくほんの少しでも生活に還元できるような力を身に付けたいと思い介護職員になることを決意しました。


 未経験の職場で私が今日まで働き続けられているのは恵まれた人間関係にあると思います。OJTでついてくださった先輩はもちろん、ユニットリーダーをはじめ同じステーションの先輩方は、私が不安なことを相談するといつも快く話を聞いて下さいました。親身になって話を聞いてくださり、一緒に解決方法を考えてくださる姿を見て私もいずれはこういう先輩になりたいと強く思います。また、一緒に入職した同期の存在も私にとってはとても大きいものです。業務中に関わることは少ないのですが、肩肘張らずに気軽に話すことができています。顔を合わせると自然と声をかけ合い、同期も頑張っているから自分ももっと頑張ろう、と働くことへの意欲や勇気を貰える大切な存在です。


 また有り難いことに利用者の方からも「佐藤さんの姿が見えると安心する」というお言葉も頂けるようになり、先輩方だけでなく利用者さんの優しさや思いやりにも助けられている毎日です。利用者さんからは優しい言葉を頂きますがまだまだ接し方も技術も未熟で至らぬ所ばかりであり、1つ1つのケアを驕ることなくこれからも勉めていきたいと思っています。


●〇● !体験談募集! ●〇●

感動体験、苦労体験、などなど当センターの利用体験談だけではなく、介護体験をした記事等も募集します。
このコラムを通じ、利用者や支援者の様々な「おもい」を共有できることで、悩んでいる方の一助となれば幸いです。
引き続き江古田の森での体験談も募集しています。
江古田の森広報委員へお気軽にお持ちより下さい。

◆なるほどコーナー◇

自律神経を整えよう

 

 季節が変わるこの時期、寒暖差や気圧の変化から疲れやストレスがかかりやすく自律神経が乱れやすくなります。
 自律神経は「交感神経」と「副交感神経」に分けられますが、基本的には人が起きて活動している時間帯は「交感神経」が、そしてリラックス時や夜に寝ている時間帯に「副交感神経」が優位になるといわれています。「交感神経」が優位な場合、血管が収縮して血圧が上昇し、心身が活動的な状態になります。そして、「副交感神経」が優位な場合は血管が緩んで血圧が低下し、心身もリラックスした穏やかな状態になるのです。この「交感神経」と「副交感神経」が必要に応じて切り替わり体内のバランスが保たれています。
 自律神経が整っていればこの切り替えがスムーズにいきますが、乱れてしまうと切り替えがうまくいかなくなり、心身にさまざまな不調が現れます。つまり、自律神経を整えるということは、心身の健康を保つために、「交感神経」と「副交感神経」の切り替わりをスムーズに出来る状態にすることだと言えます。
 日頃から呼吸を整えて生活することが、自律神経を整えることにも繋がります。
 「胸式呼吸」とは普段私たちが行っている呼吸法で「交感神経」を活性化させる方法です。基本的に息を短めに吸って吐く方法ですが、これを長く続けていると血のめぐりが悪くなってしまうこともあります。そのため、「副交感神経」を活性化させる「腹式呼吸」を意識的に取り入れていくことがポイントとなります。
「腹式呼吸」は、おなかが膨らむイメージで鼻から息を吸い、吐く時にはおなかをへこませる、といった呼吸法です。胸式呼吸とは逆にゆっくりとした呼吸となる為、リラックスした状態になりやすくなります。夜の休養時間は積極的に腹式呼吸を取り入れてみましょう。
 次にストレッチに関してです。副交感神経を活性化させ、リラクゼーション効果を得るために、静かにゆっくりと行うストレッチが効果的です。
 自律神経を整えるためのストレッチのポイントは、ゆっくりと時間をかけて行うことが大切です。伸ばした部分が「いた気持ちいい」程度のところまで伸ばし、そのまま動きを止めます。20秒~30秒ほどかけて伸ばしてからいったん緩め、もう一度伸ばしましょう。身体が柔らかくなるまでの時間は個人差があるため、2~3回を目安にゆっくりと行うことで効果を感じることが出来ます。
 その際、ゆっくりと深い呼吸を意識しながら取り組んで下さい。息を吸うときに筋肉を伸ばす準備をして、ゆっくりと息を吐きながら伸ばしていくイメージです。
 副交感神経を貯める呼吸を行うストレッチは、夜に行うことをおすすめします。ストレッチは血流を良くする効果もあるため、日中に蓄積された疲労も取れやすくなり、朝のすっきりとした目覚めも期待できます。
日常生活にプラスできるような自律神経を整えるための方法をご紹介いたしました。呼吸やストレッチとともに、適度に体を動かす時間を取りながら、無理をせずに続けられるようにしてきましょう。

理学療法士 石川佳奈

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