江古田の森だより 171号
2022年4月18日 20:23
江古田の森だより vol.171
今月の表紙 ゆずりは "吊るし雛" ゆずりはひな祭り。皆で吊るし雛を作りました。とっても可愛く出来ました。 |
飾りづくり飾りづくり
ケアハウス "お花見気分" お話の気分に先立ち、ケアハウスの中で、まるで"観光名所"に行った気分になれるよう、廊下やパブリックスペースに藤の花やヒマワリなど写真を50枚以上飾り付けました。「きれいなお花が沢山、行ってみたい」「これは何の花かしら、藤の花?もう何年も見てないから忘れちゃった」など、お花の話で会話が弾みました。早くコロナが終息し、利用者さんと一緒に行けることを祈っています。
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短期間通所リハビリテーション "春の訪れ"
冬の終わりも近づき、春の暖かさが感じられるようになってきました。江古田の森の正面には河津桜が満開となり、短時間通所の裏の植木でも梅の花が咲いていました。「裏の梅がきれいに咲いてますよ!」と教えると多くの利用者様が一目見ようと散歩に行く利用者様が散歩へ向かわれました。暖かくなるにつれて「散歩に行きたいわ。」と言ってくださる利用者様も増えています。職員も利用者様への声掛けを工夫して、楽しみながら屋外歩行訓練をしていただけたらと思います。 |
障害者支援施設 "誕生日ケーキ" 年度末を迎え、暖かな日差しを感じる事も増えてきた今日この頃。いかがお過ごしでしょうか。 障害事業所では今月も利用者様の誕生日に合わせて、事前に希望されたケーキを夕食時にお出ししています。 いつもと違った少しお洒落なスイーツが出る度に、「そうか、今日は○○さんの誕生日だった。おめでとう!」と利用者様同士の祝福と歓声があがります。 何かと沈みがちなニュースの多い昨今ですが、一つ一つの幸せを大切にしながら利用者様の生活を楽しさに彩られた物にする為、日々の支援を行っていきます。 |
長時間通所リハビリテーション "河津桜の花見" 江古田の森では気温が暖かくなってくると河津桜、次にソメイヨシノ、その後にハナミズキと春から初夏にかけて、たくさんの花々が利用者様を楽しく出迎えてくれます。現在は河津桜がとても豪華に咲いていますので、長時間通所リハビリではお花見と写真撮影をメインに棟外散策を実施しています。普段は棟外散策にお誘いしても遠慮がちな利用者様もお花見を誘い文句にすると、「そうね!送迎車からしか見てないから、直接見られるなら行こうかしら」「また春を感じられてうれしいね」と多くの利用者様が参加しています。また、おやつの時間に特別に練り切りや桃の羊羹などの和菓子を提供すると、皆様喜んでいただけました。すぐに染井吉野が咲く時期になると思いますので、安心して利用者様が楽しんでいただけるように職員一同励んでいきます。 |
介護老人保健施設 "ひな祭り" 老健ではフロアごとに毎年2月の中旬から雛人形を飾っています。 外出がままならないという状況もあり、少しでも利用者様の楽しみと季節感を感じていただけるよう、時間が空いている時にはひな壇七段飾りを観ていただきました。 イベントでは写真撮影やひな壇を囲み皆さんと歌をうたったり、おやつをつくって召し上がったりしながら楽しいひとときを過ごさせていただきました。 これからも日頃より季節に応じたイベント行事や創作活動を計画し、利用者様とともに明るく楽しい時間をつくっていきます。 |
デイサービス "お花見シーズン到来!" 3月に入り、ようやく暖かくなってきて、施設入口にある河津桜が満開になり、濃いピンク色の花びらが美しく綺麗に咲き誇っていました。 一足早いお花見に利用者様も「ほんとに綺麗に咲いたね~」と笑顔が見られました。今度はソメイヨシノでお花見に行って来ます! |
江古田の森体験談 特別養護老人ホーム 介護職 丸山 昇希 私は今回初めて、自分が看取りケアしている最中に利用者様がお亡くなりなるという体験をしましたので、そのお話をさせて頂きます。 私はその方の更衣を手伝っている最中でしたが、「眠るように」という表現がまさに当てはまるようなとても穏やかなもので、直後は本当にただ眠っているだけかと思ったほどです。その後看護師を呼び、何人かの職員が駆けつけてくれてお体をきれいにさせて頂いたりお好きなお洋服に着替えさせていただいたりとあっという間に時間が過ぎていきました。1時間ほどしてご家族が到着されました。お部屋で対面され、扉越しにその様子を感じた時に初めて自分も「ああ、お亡くなりになったのだな...」と認識しました。 病院へ付き添い、そこでお別れし施設に戻る間際にご家族から「周囲に人がいるところで、見守ってもらいながらだったので本当に幸せだったと思います。」と言葉をいただきました。 私は以前は別の通所のサービスに携わっていました。そこでは利用者様が元気になっていく事が、職員の喜びでした。その自分にとって、「看取り」というのは悲しい、つらい、そんな負の側面が強いイメージでした。しかし今回このご家族からのお言葉で、誰かに最期を見守ってもらうことが幸せ、という考え方に初めて触れました。 もちろん悲しいです。つらいです。でも精一杯向き合った最期に、ご家族の思いも背負ったうえでお見送りできることの幸せが、確かにあることを、これから介護にかかわる皆様にもお伝えしたいと思いました。 体験談募集!! 感動体験、苦労体験、などなど当センターの利用体験談だけではなく、介護体験をした記事等も募集します。 |
◆なるほどコーナー◇
「ピザのおはなし」 栄養課 「ピザ」と「ピッツァ」の違いは何かご存じでしょうか? イタリアで生まれたものを「ピッツァ」、アメリカで生まれたものを「ピザ」と呼んでいると言われています。今回は本場イタリアのピッツァ、ファストフード大国アメリカのピザ、独自の進化を遂げた日本のピザの違いについてご紹介します。 是非、選ぶ際の参考にしてください。
イタリアの「ナポリピザ」には、トマト・モッツアレラチーズ・バジルから作られる「マルゲリータ」や、トマト・ニンニク・オレガノから作られる「マリナーラ」などのメニューがあります。薄手の「ローマピザ」の代表的な具材は、トマト・モッツアレラチーズ・アンチョビなど。「フィレンツェピザ」は、地元名物であるオリーブや生ハムなどが使用されているのが特徴です。「シチリアピザ」には、トマト・アンチョビ・パン粉などがトッピングされています。
アメリカのピザにはプロセスチーズが使われることが多くなっています。トマトやチーズなど具材の厚みが5~10cmもある「シカゴ」、生地が薄くてパリパリの「サンディエゴ」、地元のシーフードがトッピングされた「ニューヘイブン」、プロセスチーズが使われた「セントルイス」といった種類があります。いずれも全体的にボリュームがあり、トマトやチーズがたっぷりと載せられているのが特徴です。
日本のピザには、独自のアレンジによって誕生した和風メニューが多数存在します。たとえば、「照り焼きチキン」「明太子マヨネーズ」は、イタリアやアメリカとは異なるメニューの筆頭だと言えるでしょう。ほかにも、お餅・海苔・納豆・チャーシューなど、日本人好みのトッピングとピザの新しい組み合わせが次々と生まれ、人気を集めています。 |