江古田の森だより 179号
2023年1月 1日 20:05
江古田の森だより vol.179
今月の表紙
短時間通所リハビリテーション
"鳥と遊んで40年" 鳥を撮り続けて40年。今ではこの沢山の写真が多くの人を癒し、笑顔にしています。 |
デイサービスセンターゆずりは "紅葉狩り" 今月は、紅葉狩りに近所の公園へ皆さんと一緒に出掛けました。今年は紅葉になる時期が早く、11月には葉が色づき落ち始めておりました。皆さんが出かけた時には、とても素敵な色づきになり皆様うっとり眺めながらお散歩しました。来年は、どんな紅葉の顔が見れることでしょうか。今から楽しみです。 |
障碍者支援事業所 "美味しかった" さくらユニットでは、昼食にデザートでケーキを食べました。チーズケーキやフルーツがたくさん乗っているケーキなど、たくさんある種類のなかから選んでもらいました。大きなサイズのケーキでしたが、あっという間に完食!とても美味しかったようで、満足そうな表情を見せてくれました。利用者様・職員が一緒になって楽しい時間を過ごすことができました。 |
デイサービスセンター江古田の森 "少し早めの準備" デイサービスセンター江古田の森です。11月のある日にクリスマスツリーの準備を行いました。松ぼっくりや鈴などを利用者様と一緒に飾り付けていきました。「綺麗だね~」「こっちはどう?」と声を掛け合いながら作業されていました。ツリーの準備をしているともうすぐ年末であることを感じ、今度はお正月の準備を徐々に初めていかなければと思っております。 |
長時間通所リハビリテーション
"運動会" 長時間通所リハビリでは、10月3日からの一週間、毎年恒例の運動会を開催しました。個別種目のボーリングでは、10本のピンが全部倒れるとガッツポーズをされる利用者様や「昔を思い出すわ」「上手だったのよ」と話される利用者様もいらっしゃいました。週別対抗の玉入れ競技では、利用者様同士協力し合っている姿がみられ、とても盛り上がりました。 |
特別養護老人ホーム "秋ですね"
こんにちは、特別養護老人ホームです。ご存じの方も多いと思いますが、江古田の森公園の草木の紅葉が10月後半に入り一気に進んできました。特養は4階・5階に位置しており、北側のお部屋からは紅葉を真横から見る形で楽しめます。いよいよ寒くなってきましたが、目で季節を楽しめる時期でもあるので、明るく受け止めて過ごしていきたいと思います。 |
ケアハウス "散髪" ケアハウスでは、月曜日と木曜日に、外部から美容師さんに来てもらっています。コロナ対策で1日にカットできる人数が限られていますが、カットして髪も気持ちもさっぱりしていただけました。ハンサムになりましたね、というと「そうでしょう。」とご満悦のご様子でした。 <事業所紹介> 江古田の森 短時間通所リハビリテーションの紹介
短時間通所リハビリテーションは病院を退院した後に継続してリハビリをしたい方、身体機能に不安がある方、外出や運動の機会を作りたい方などが通う施設です。 現在、リハビリ職員として理学療法士7名、生活相談員1名が働いています。 江古田の森短時間通所リハビリテーションの特徴 ①半日の利用です。 午前の部(9:00~12:05)、午後の部(13:30~16:35)があり、どちらかの時間を利用できます。 ②様々なリハビリテーション 1:利用者様とリハビリ職員のマンツーマンで目標や課題に合わせた個別リハビリを実施します。 2:トレーニングマシンは多機種複数台を利用することが出来ます。マシンの使い方は職員が説明致します。また利用者様の状況や希望に応じたマシンをご紹介します。 3:要支援の方や希望者を対象に集団リハビリを実施しています。基礎運動、腰痛予防、転倒予防、コグニサイズ(認知症予防)の4種類のコースがあり、週ごとにコースを変えて行っています。 4:隣接した江古田の森公園は整備された歩道があり、緑豊かな風景を楽しみながら公園を散策できます。 このようなサービスで利用者様が継続的に在宅生活を続けられるようにサポートさせて頂きます。 |
江古田の森体験談 介護老人保健施設 介護職員 小椋 友理 今回の「体験談」のコーナーでは今年ベトナムから来日し、6月に老健の3階さくら・ぷらたなすユニットに入職したベトナム人技能実習生(2期生)のオアインさんにインタビューをした内容をご紹介致します。 Q.1 日本での生活について、感じたことを教えて下さい 「日本に来てから、もう半年経ちました。私はまったく知らない異国にやってきて生活を始めました。周りは私にとってはすべて目新しいもので、これまで経験もしたことのないものばかりでした。家族や友達と離れて寂しさもあります。言葉が通じない時の困惑感、挫折感を時々感じることがあります。初めての頃は、日本の生活に慣れないために、驚いたことがいろいろあります。私が一番驚いたことは、ゴミの処理方法です。日本では道路にゴミ箱が置いていないのに、街並みがきれいに見えます。」 Q.2 仕事についてはどのように感じていますか? 「今の仕事は介護です。この仕事は未経験で、利用者さんの名前を覚えるのも大変です。慣れるまで2週間ぐらいかかりました。初めて関わる私にも温かく接してくれました。ベトナムでは『お年寄りは子供みたい』とよく言われます。幸せになりやすく、悲しみやすく、怒りやすいからです。私はそれがとても愛おしいと感じます。考えたり見たりしていると思わず笑顔になります。同僚や会社の人たちは喜んで私を助けてくれます。ここで働くことでたくさんの愛をもらいました。先輩だけでなく、利用者さんに対しても深く感謝いたします。」 Q.3 大変なことや困っていることはありますか? 「今困っていることは会話です。今でも毎日日本語を勉強していますが、話す時はすごく緊張します。人の言うことは理解できても、すぐには答えられないことがあります。とてもストレスです。」 Q.4 最後に、これから頑張りたいことを教えて下さい。 「この自分の成長、育成に大きな役割を果たした町、人々は私の第2の故郷になりました。一番日本のいいところは優しさがあふれているところです。ここの文化を吸収するために日本語をよく勉強するように最善を尽くします。」 日本での生活や介護の仕事に対して、率直な気持ちを伝えてくれました。オアインさんは素直さや真面目さだけでなく、持ち前の愛くるしさで利用者の皆様や職員みんなからとても愛されています。オアインさんの介護技術と日本語の習得にお力添えできるよう、職員一丸となってしっかりとバックアップしていきたいと思っています。
体験談募集!! 感動体験、苦労体験、などなど当センターの利用体験談だけではなく、介護体験をした記事等も募集します。 |
◆なるほどコーナー◇
冬に備えた体づくり 冬に向けて、寒い日が増えてくると段々と体を動かすことがつらくなってきませんか?朝布団からでるのが遅くなったり、外に出るが億劫になったりしていきます。寒くなる季節にも意識して体を動かし、健康な体を維持していくヒントをお伝えします。
【朝布団の中で体を動かす】 寒くなってくると、朝布団から出るのが億劫になってきます。外気温が下がると寒さで筋肉が硬くなり、動きにくくなります。そんな時は、朝起きた後、布団の中で足首の運動をしたり、ストレッチをしたりしてみて下さい。血液の循環を良くすると布団から出た後に活動しやすくなります。また、布団の中で動いてから歩き出すことで、夜間や朝方、トイレに起きた時の転倒予防にもつながります。暖房機器やIoTをうまく活用して、寒暖差をなくすことも重要です。 【食事で体を温める】 冬野菜がでてくるようになると、鍋料理等の暖かい食べ物が大活躍します。栄養バランスの取れた食事と体を温める食材を積極的にとって、寒さに負けない体づくりが必要です。 温かい飲み物を飲む、お風呂に入る等身体を冷やさないようにすることも、体を温める有効な手段です。 【ストレッチをして体の硬さを和らげる】 運動に抵抗がある方にはストレッチがおすすめです。筋肉の柔軟性を高め、全身の血行を良くします。時間がない方は家事の合間に、「ながら運動」をすることもおすすめです。台所や洗面台をつかまり、電子レンジを使用している間や調理を待つ間に簡単なストレッチを是非お試しください。 【季節を楽しみながらのウォーキング】 日中、天気の良い日にはウォーキングで20~30分歩き、少しでも陽の光に当たるのもいいですね。江古田の森周辺はウォーキングするのにはとても良い環境です。様々な鳥の声にも出会えます。紅葉の時期には様々な紅葉の色合いを楽しみながら、冬は朝の冷たい済んだ空気を感じるのもおすすめです。ただし、落ち葉には注意が必要です。雨が降った後の落ち葉は滑りやすく、杖や靴裏が滑り、足も取られやすくなるため、くれぐれも転倒にはご注意ください。冬に向けて空気が澄み、遠くの富士山やスカイツリーなどもみることができるため、気分転換にもなります。
冬に向けて、ご自分で取り組めることを少しずつ始めてみてはいかがでしょうか?無理のない範囲で取り組むことで、習慣が長く続く様応援しております。
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