江古田の森だより 182号
2023年3月25日 09:47
江古田の森だより vol.182
今月の表紙 長時間通所リハビリテーション "節分" 長時間通所リハビリでは1月30日から一週間豆まきを行いました。 終わった後は鬼と一緒に仲良く記念写真を撮りました。 |
短時間通所リハビリテーション "楽しく認知予防" 短時間通所リハビリには【コグニバイク】という自転車の機械があります。自転車運動とタッチパネル式認知トレーニングを組み合わせ、2つの動作を行うことにより認知機能の維持・向上を図ります。コグニバイクには「認知予防エクササイズ」「筋力強化エクササイズ」「ゲーム」など多様なプログラムが入っています。認知機能のトレーニングを安全に、効果的に楽しく実施できます☆ |
障碍者支援施設 "初詣に行きました!" 障害者支援施設では、近隣の江古田氷川神社に初詣に行きました。昨年も実施する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の陽性者数の急激な増加により中止となってしまったため、利用者の皆さんはとても喜んでいました。また、天候にも恵まれ、久々の外出を楽しむことができました。おみくじで大吉を引くことができた方もいて、喜んでいらっしゃいました。 |
特別養護老人ホーム "初詣と新年会" こんにちは、江古田の森特別養護老人ホームです。 1月のイベントは、もちろん初詣と新年会でした。初詣は敷地内に(手作りの)鳥居を置いて、江古田の森の自然をバックに手を合わせました。新年会では職員扮する獅子舞が利用者様の頭を噛んで回り、一年の無病息災を祈っています。 |
デイサービスセンター江古田の森 "怖い?カワイイ?" デイサービスセンター江古田の森です。 2月と言えば「節分・豆まき」。今年も職員が鬼に仮装して行いました。職員が利用者様の間を怖がらせるよう歩き回り、利用者様は豆の代わりのボールを投げていきました。 鬼の仮装はビニール風船の金棒を持つなど、男性の職員に対しては「怖い~」「キャー!」の声が上がりましたが、女性職員が扮した鬼には「カワイイ~」という歓声が多かったです。最後は鬼と仲良く記念写真を撮りました。 |
ケアハウス "ケアカフェ"
ケアハウスでは、レクリエーションで「ケアカフェ」と称して、コーヒーや紅茶をお出しし、団らんのひと時を設けています。5種類の飲み物をご用意して、その日の希望に合わせて飲み物を選んでいただいています。 今回はクラシック音楽を流しカフェさながらの雰囲気を味わっていただきました。 「今日はこの味にしてみようかしら。」「おかわりがほしいわ。」と優雅な時間を過ごしていただきました。 |
介護老人保健施設 "節分" 介護老人保健施設リハビリテーションセンター江古田の森です。 2月のイベントは節分を行いました。職員が鬼のコスチュームを纏い、利用者の皆様には豆をお渡しし、「福は内~。鬼は外~。」の掛け声とともに豆まきをしていただきました。鬼との記念撮影も行い、利用者様の笑顔が見られました。 |
江古田の森体験談 デイサービスセンターゆずりは 介護職 中村剛志 2021年の12月に江古田の森で介護職員として就職し、5カ月間[通所リハビリ]で勤務しました。2022年の5月からは、[ゆずりは]に異動となりました。ゆずりはに来て嬉しかったことは、ご利用者様の笑顔がたくさん見られることです。皆様、ゆずりはでの1日を思い思いに楽しんでおられます。職員は明るく楽しい方たちばかりで、利用者様を笑顔にしようと一生懸命です。利用者様の笑顔と先輩職員のサポートに支えられ私も頑張っています。介護士としてはまだまだ未熟な為、日々学びながら利用者様を笑顔に出来るよう努力していきたいと思います。 体験談募集!! 感動体験、苦労体験、などなど当センターの利用体験談だけではなく、介護体験をした記事等も募集します。 |
◆なるほどコーナー◇
大豆の豆知識 2月3日節分の日。「福は内~。鬼は外~。」掛け声とともに豆まきをされた方もいるかと思います。 元々は宮中行事として行われていた「追儺(ついな)」が元になっております。追儺という行事はもともと中国で行われていた行事が日本に伝わったものだそうです。 そんな豆まきの際に使われる「大豆」ですが、体にいい成分がたくさん凝縮されております。 みなさんの体にどのような良い影響を与えるのか紹介していきます。
①たんぱく質 「大豆は畑のお肉」誰しもが聞いたことがあると思います。 元々はドイツでそのように呼ばれていたそうで、大豆には肉に匹敵する量のたんぱく質を含んでいます。 (※アメリカでは「大地の黄金」と呼ばれているそうです。) たんぱく質は人間の筋肉や内臓など体の組織等を作っている成分であり、生命維持に不可欠な栄養素です。必須アミノ酸をバランスよく含むたんぱく質を栄養価の高い"良質たんぱく質"と呼びますが、肉や卵はこの良質たんぱく質を豊富に含む代表的な食品です。一般に植物性食品のたんぱく質は栄養価が劣りますが、大豆のたんぱく質は肉や卵に負けない良質なたんぱく質です。 ②イソフラボン イソフラボンは私たちの体内で女性ホルモンの「エストロゲン」に似た働きをします。そこから植物性エストロゲン「フィトエストロゲン」とも呼ばれます。 エストロゲンはいろいろな働きをするホルモンで、女性にホルモンをもたらしたり、ふくよかな体つきや美しい肌を守っています。また、骨からカルシウムが溶け出すのを抑える重要な働きをしています。閉経などによるエストロゲンの減少で「骨粗しょう症」のリスクが高まる対処方法として注目されています。 女性に必要な成分というイメージがありますが、男性にとっても必要性は大いにあります。特に高齢男性に起こりやすい前立腺がんの予防にも役立ちます。 前立腺がんは、男性ホルモンの過剰な分泌が原因で引き起こされます。女性ホルモンであるエストロゲンの働きに近いイソフラボンを摂取することで男性ホルモンを抑え、前立腺がんの予防効果が期待できます。 ③オリゴ糖 大豆に含まれるラフィノース、スタキオースという難消化性オリゴ糖のことを「大豆オリゴ糖」といいます。 胃や小腸で消化されにくく、大腸まで届いて善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える働きをしてくれます。腸内環境が良くなることで"免疫力アップ""お肌がキレイになる"などの効果が得られます。 (※一点注意して頂きたいのが、調理方法により大豆オリゴ糖が無くなってしまう事があります。それは納豆です。納豆は発酵するときに納豆菌がオリゴ糖を分解してしまい、ほとんどなくなってしまいます。蒸し大豆にして頂くと大豆オリゴ糖成分を多く残して摂取することができます。) 大豆にはほかにも様々な成分が含まれておりとても体に良い食材です。 ですが、何事も"食べ過ぎ"というのはよくありません。バランスの取れた食事を目指す参考にして頂けたら幸いです。
|