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お知らせ

広報誌

江古田の森だより 185号

2023年6月23日 20:39

江古田の森だより vol.185

今月の表紙

デイサービス写真.JPG

デイサービス

 "お楽しみ会"

職員がピンクレディーメドレーを振り付きで踊ってくれました。

 利用者様も笑い声があふれ大変好評でした

























ケアハウス

"おやつで健康に"

ケアハウス写真①.JPG

5月は新緑が芽吹く季節と言うことで、ケアハウスでは5月のお楽しみデザートとして、季節感を感じる抹茶スイーツを楽しんで頂きました。抹茶にはカテキンやポリフェノールが豊富に含まれ、免疫力アップや生活習慣病の予防にも役立ちます。

「こんなの初めて食べた」「甘くておいしいね」と、体と心においしいデザートの時間となりました。

デイサービスセンターゆずりは

"菖蒲制作カレンダー"

ゆずりは写真.JPG

今年度より制作カレンダー作りを行なっております。今月制作したカレンダーは、5月にぴったりな菖蒲カレンダーです。折り紙を折ってから、カレンダーに貼って頂きました。

細かい作業に苦戦しながらも、皆様綺麗な菖蒲を制作されておりました。

短時間通所リハビリセンター

"皆で楽しく集団リハビリ!!"

短時間通所リハビリテーション写真.JPG

要支援の方が多く通われている短時間通所リハビリでは、理学療法士が毎週テーマを変えて集団リハビリを実施しています。腰痛予防や転倒予防、認知症予防、基礎運動の4つのコースがあり、自宅でも簡単で安全に行えるような運動を行っています。新人職員もだんだん板についてきており、利用者の皆さんと一緒に元気いっぱいに行っています☆

介護老人保健施設

"こいのぼり"

老健①.JPG

昼間は暑く、夜はまだまだ肌寒い日々が続いておりますが、皆様は体調を崩すことなく過ごされていますでしょうか。

改めましてこんにちは!介護老人保健施設です。

 老健では季節感を感じて頂ける様に、施設内を装飾しますが、先月5月には鯉のぼりを飾りました。壁や天井を、彩り豊かにすることでちょっとした刺激になってもらえればと思います。

特別養護老人ホーム

"誕生日会"

特養老人ホーム写真①.JPG 

皆さん、こんにちは。特別養護老人ホームです。

4月の行事にはお花見と4、5月のお誕生日のご利用者の誕生日会がありました。

お花見では良い天気の中、きれいなピンク色に染められた桜を見ることが出来ました。久しぶりの外出でしたので、お花見だけではなく外出出来た事にも嬉しさを感じておられ、皆さん良い表情をされていました。職員も嬉しい気持ちになりました。

誕生日会では職員から色紙のプレゼントをお渡しして、皆さんでお祝いの歌を歌いました。「おめでとう」とお祝いの言葉が多く聞こえ、温かな空気となりました。

障害者支援施設

"お誕生日会"

障害①.JPG

5月に誕生日を迎えた利用者様の誕生日会をユニット内で行いました。他利用者の方に塗って頂いた誕生日カードをもらい、歌を歌ってお祝いをしてもらうと笑顔で喜んでいました。また別のユニットにも80歳を迎えられた方もおり、ケーキを美味しそうに召し上がられていました!

◇"日本はもっと強くなれる、優しくなれる"◇

元衆議院議員・元参議院議員・南豪北グループGM 山口和之(かずゆき)

総合南東北病院の前身、南東北脳神経外科病院のリハビリテーションセンター立ち上げに大学病院から招聘される。

議員時代には、病院の目標、脳卒中・心臓病撲滅に循環器病対策基本法(予防・治療・社会復帰)を成立させる。

<山口かずゆきコラム>

「車椅子から椅子へ乗り移る」を見直してみましょう~その方の力を引き出す~

皆さんこんにちは。山口です。

私は理学療法士として長くリハビリの現場におりましたが、車椅子を利用されている方が車椅子から椅子やトイレに移る時、介助者が「移す」という意識で行ってしまう場面を、何度も目にしてきました。今回はそんな動作について考えてみましょう。

車椅子から椅子へ移る時、どのようなプロセスがあるでしょう。まずは椅子から立つという「認識」が必要です。そこから立つための「準備」=立ちやすくするために、お尻を少し前にずらして足をしっかり床につけ、体を少し前かがみになります。そしてさらに体が前傾しつつ「立ち上がり」、徐々に体を「伸ばして」いきます。その後椅子の方へお尻を向けるために足を踏みなおして「方向転換」します。最後に椅子の位置を確認して体をゆっくり前に倒しながら太ももで踏ん張りながら「座り」ます。

いかがでしょうか。車椅子から椅子へ移る時、こんなに多くのプロセスがあるのです。健康な方は、一連のプロセスを意識することなく、スピーディに行うことができますね。介助を必要とする方には、ひとつひとつがとても難しいのです。介助者はそこを理解し、ご自身の力を最大限発揮してもらえるような介助が必要です。

「隣の椅子に移りますよ」という声をかけて、ご本人がそちらに意識が向けられるようにする。「少しお尻を前に出しましょう」と言ってずるずるとお尻を前に出します。「では立ちますよ」と言って体を前に倒しながらゆっくり立ち上がるのを手伝います。立ち上がったら「椅子の方にお尻を向けますよ、せーの、いち、に、いち、に」と言って足踏みしながら向きを変えます。最後に「ではゆっくり座りましょうね」と座ります。もちろんその方のお体の状態によってできないこともあるでしょう。それでも声をかけ、ひとつのプロセスだけでもいいので、少しでもご自身の力を引き出してあげましょう。それは必ずその方の体と心に良い効果をもたらします。

生活の中のひとコマを、できる範囲で構いませんので、リハビリのチャンスに変えてみてください。ご自身の足で踏みしめることで自身が出て、気持ちと体が前向きに変わっていきます。



◆なるほどコーナー◇

"お役立ち情報"

高齢になるとお体が不自由になり、日常生活を送る際に大変に感じる事が多くなってきます。しかし、生活用品の工夫をすることで、普段の生活が便利になります。

 ご自宅で活用できるもので、施設の利用者も実際に使われている品物をいくつかご紹介します。

*持ち手つきのコップや汁椀:特別な物ではないのですが、握力が弱くなったり、手指の感覚が鈍くなってくると、茶わんなどが持ちづらくなる方が多くなります。素材がプラスチックの物なら、落としても割れる事が無いのでより安全です。最近は、木目調の持ち手つきの汁椀もあり、デザイン的にも違和感がない品物もあります。

*電気ケトル:電気でお湯を沸かせるので、火を使わないという意味で安心です。お一人でお茶を召し上がる時に、少量を早く沸かすことができて、省エネでもあります。

*楽々ハンド:腰かけている状態で、離れた物を取る時に便利です。ハンドルを握ると柄先で物をつかんで手元に取れます。玩具のようですが、意外と使い勝手が良いという声が聞かれます。

*お薬カレンダー:一般的になっているので、お持ちの方も多いと思いますが、月間タイプ、

週間タイプと種類も豊富になっています。朝・昼・夕と時間でポケットが分かれていたり、お薬手帳や体温計なども入れられるポケットがあったりと、便利に活用できます。

 まだまだたくさんの生活用品がありますが、お身体の状態に合ったもので、安心して使えるものを選ばれると、生活の効果的なサポートになります。

         <体験談>                     

長時間通所リハビリテーション 介護職 渡邊一史

老健から通所リハビリに異動して1年半が経ちました。介護を始めてから老健での経験しかなかったため、通所リハビリでの仕事は初体験な事が多く半年間は仕事についていくのがやっとでした。利用者様の人数、日中の動き、送迎時の対応等、覚えることが多くあまり全体を見る余裕がありませんでした。先輩職員からの指導のおかげで業務を覚えることができ、少しずつ利用者様ともお話しできる時間が増えていきました。

 現在は利用者様のお話を聞き、生活で不便に感じている部分や不安に思っていることを聞き、軽減もしくは改善できるようになりたいと思い日々考察しています。初めて来所された時には少し歩くと休まれていた利用者様が、数か月後には通所リハビリのフロアからリハビリ室まで休みなく歩けるようになられていました。利用者様もよろこばれておりその現場に携われたことがうれしく感じました。

 今後コロナの影響も少なくなりレクリエーションや月の行事など、出来ることの幅が増えてくると思います。より皆様と一緒に楽しめることが多くなってくると思いますので、前年度では出来なかったことを企画し、利用者様に提供できるように日々の業務を行っていきます。

体験談募集!!

「感動体験、苦労体験、などなど当センターの利用体験談だけではなく、介護体験をした記事等も募集します。このコラムを通じ、利用者や支援者の様々な「おもい」を共有できることで、悩んでいる方の一助となれば幸いです。

引き続き江古田の森での体験談も募集しています。江古田の森広報委員へお気軽にお持ちより下さい。」

公開セミナーのお知らせ

  令和58月より公開セミナーを再開致します!!

    日時:85() 14:0015:00

テーマ 安全に外出しよう~外出するための注意点とは~

  ※お申込み不要。直接施設にお越しください。

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