江古田の森だより 187号
2023年8月27日 16:38
江古田の森だより vol.187
今月の表紙 短時間通所リハビリ "通所の織姫と彦星" 七夕のイベントとして利用者様に短冊に願い事を書いてもらい、通所内の素敵なご夫婦2組で記念撮影をしました。 皆さん全員の願い事が叶うと良いですね☆ |
ケアハウス "父の日" ケアハウスでは、父の日の行事として、日頃お世話になっている皆様に、おやつの時間にたい焼きとジュースを用意し、男性利用者様にはメッセージカードのプレゼントもさせて頂きました。皆様からは、「尻尾まで詰まってるね」と笑顔を覗かせて下さったり、「アツアツで美味しい!」と喜びの声をいただきました。 |
デイサービスセンターゆずりは "合唱会" 待ちに待った、みんなで楽しくピアノのリズムに合わせて大合唱! 実に4年ぶりに声を出して唄うことが出来ました。 普段から口ずさむ事はしておりましたが、大きな声を出して元気よく歌う姿が、皆さんの健康につながるような気がします。これからもピアノに合わせて歌える機会を増やしていきたいと思います。 |
長時間通所リハビリテーション "釣りゲームで夏祭り気分" 通所リハビリテーションセンター江古田の森では、7月のレクリエーションで釣りゲームと射的ゲームを楽しみました。 釣りゲームでは、1分間で何匹釣れるかを競い合いました。祭囃子の中で次第に熱中し、皆さんたくさん釣り上げていました。コツをつかんだ方は、20匹以上釣り上げて「たくさん釣れたね」と笑顔が見られました。 |
特別養護老人ホーム "買い物ツアー" 皆さん、こんにちは! 特別養護老人ホームです。 今回は買い物ツアー行事がありました。参加利用者様は限られてしまいますが、施設近くのサミットへ買い物に行きました。近所を歩きながら風景や地域の人々との交流も楽しんで頂く事を目的として行われました。参加された利用者様は商品の多さにワクワクした表情をされ、ご自分のお昼ご飯やお菓子等を購入されました。ご自分で好きな物を購入し食べる楽しさを感じて頂きました。天気もとても良く朝顔もきれいに咲いており、散歩も楽しんで頂けたのではないかと思います。
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介護老人保健施設 "運動会"
老健では父の日と母の日のイベントで運動会をそれぞれ行いました。私が担当したユニットでは2チームに分けて玉入れとボーリングの2種目を行いました。両チームともに手に汗握る白熱した試合を繰り広げ、笑いあり、喜びあり、悔しさありと充実したイベントとなりました。競い合った後、勝利したチームにはお手製ではありますが金メダルを贈呈させていただきました。コロナ対応が緩和し全ユニット合同での行事がまた待ち遠しくなりました。 |
デイサービスセンター江古田の森 "祝日営業記念" デイサービスセンター江古田の森では7月17日の「海の日」から祝日営業を始めました。初日ということで祝日営業開催イベントとして、入浴はヒノキの香りがするお風呂。おやつ作りでクラッシュゼリーを作りました。暑い日が続く中、涼しめの青色のゼリーを手作りし皆で一緒に食べました。 今年の夏祭り行事では「かき氷」を作る予定です。今後も楽しいイベントを企画していきます。 |
◇"日本はもっと強くなれる、優しくなれる"◇ 【山口かずゆきコラム】vol.5 老いることは耐えることではない 朝起きる理由がある、生きることは楽しむこと 介護こそ生きるを支えるとても大切な仕事 世界の介護のご紹介!~オーストラリアのダイバージョナルセラピーとは?~
皆さん、こんにちは、山口和之です。 今回はオーストラリア発のダイバージョナルセラピーについてご紹介します。 ダイバージョナルセラピーとは、今から約50年前にオーストラリアで生まれた全人的なケアの考え方です。語源のダイバージョンという単語には、「気分転換、気晴らし」といった意味があります。 オーストラリアダイバージョナル協会では「その人がいかなる状態・能力であっても、その人にとって価値のあるレジャーやレクリエーションなどの楽しみを経験することは、すべての人に与えられた権利である」と宣言されています。オーストラリア全土で医師や看護師と並んでダイバージョナルセラピストは専門職として活躍しています。 日本でも2002年から普及活動が始まりました。日本で介護というと「その人のできないことをサポートする」というイメージがあります。もちろんそれも間違いではありませんが、「人生を楽しむ」という当たり前の視点は、日本の介護には足りていないと感じます。 「感情」は最後まで比較的残存すると言われています。その方にとって意味のある活動(趣味、散歩、お茶の時間などなんでも)を存分に楽しむ機会をもつことで、その方らしい感情が引き起こされ、そして生き生きとしてくると思うのです。 施設ではボランティアの方が演奏会や踊りなどをしてくださることがありますが、日々の生活の中にも、利用者さんの思いがけない笑顔や言葉、行動を目にすることを、介護職員さんなら経験したことがあると思います。ちょっとした配慮で日々の生活が充実してきます。 私は日本ダイバージョナルセラピー協会の芹澤理事長とご縁を頂き、色々と勉強させて頂いていますが、その過程で特に「老いることは楽しむこと、耐えることではない。」という言葉に感銘を受けました。介護こそ生きるを支える仕事。介護自体がレクリエーション。 江古田の森では今、ダイバージョナルセラピーの研修を受けている職員がいます。介護業界が優しさに満ち、障害のある方も高齢の方もキラキラ輝く人生が送れる日本になってほしいと思っています。 元衆議院議員・元参議院議員・南豪北グループGM 山口和之(かずゆき) 総合南東北病院の前身、南東北脳神経外科病院のリハビリテーションセンター立ち上げに大学病院から招聘される。 議員時代には、病院の目標、脳卒中・心臓病撲滅に循環器病対策基本法(予防・治療・社会復帰)を成立させる。 |
◆なるほどコーナー◇ "お役立ち情報"
夏バテについて 暑い日が続くと「だるい」「食欲が湧かない」「疲れが取れない」等体の不調が出やすくなります。暑さに負けず、元気に過ごすための食べ物をいくつか紹介します。 ・トマト:水分が多い為、身体の熱を冷ます働きをします。 ・きゅうり:水分が多いのに加え、カリウムも豊富なので夏にぴったりの野菜です。 ・うなぎ:疲労回復を促すビタミンB1が豊富に含まれており、栄養価が高いです。 ・豚肉:うなぎと同様にビタミンB1が含まれています。また筋肉や皮膚の構成に必要なたんぱく質やエネルギー源となる脂質も含まれています。 ・梅干し・レモン:疲労回復が期待できるクエン酸が含まれています。 暑さに負けない為にはバランスよく栄養を取ることが大切です。また、食事以外にも、適切なエアコンの使用や、生活リズム、睡眠、こまめな水分補給等が必要です。まだまだ暑い日が続きますが、暑さに負けないように、一緒に夏を乗り越えましょう!!
<体験談> 介護老人保健施設 介護職 樫原悠希 認知症の利用者を支援する中で、向き合い方を日々考えています。同じ関わり方をしても、相手の気分によって、反応が異なります。感謝されることも、怒らせてしまうこともあります。もちろん接遇を良くするよう日々心掛けていますが、意図せぬところで、不快感を与えてしまう事はあります。しかし、他者との交流により、喜怒哀楽を表現できるということは、人間らしく良いことであると思うので、ありのままの利用者様を受入れ、正直な気持ちで利用者様と向き合いたいと思います。 施設には、たくさんの利用者様、職員がいます。皆それぞれ個性豊かで色々な人がいる環境ですが、自分らしく過ごして頂き施設での生活を楽しんで頂きたいと思います。そのために、利用者理解に努めていきたいと思います。 これからも、利用者とたくさん交流し、信頼関係を築いていきます。
体験談募集!! 「感動体験、苦労体験、などなど当センターの利用体験談だけではなく、介護体験をした記事等も募集します。このコラムを通じ、利用者や支援者の様々な「おもい」を共有できることで、悩んでいる方の一助となれば幸いです。 引き続き江古田の森での体験談も募集しています。江古田の森広報委員へお気軽にお持ちより下さい。」
公開セミナーのお知らせ 令和5年8月より公開セミナーを再開致します!! 日時:8月5日(土) 14:00~15:00 テーマ 安全に外出しよう~外出するための注意点とは~ ※お申込み不要。直接施設にお越しください。 |