江古田の森だより 195号
2024年5月11日 01:05
江古田の森だより vol.195
今月の表紙 短時間通所リハビリテーション "満開の'笑顔'と'河津桜'" 段々と温かい日も増え3月初めには江古田の森も河津桜が満開となりました! 利用者様2人で記念撮影 桜とともに笑顔も満開でとても綺麗な写真です! |
長時間通所リハビリテーション "お汁粉作り" 3月は早咲きの河津桜を見ながらお汁粉を食べようという事でお汁粉づくりを行いました。お汁粉にはお餅や白玉ではなく、安全に考慮して一口大のサツマイモを使いました。小豆缶、あんこ、砂糖、水溶き片栗粉、お湯をガスコンロで煮て味を調整しました。利用者様にも手伝っていただき、出来上がったお汁粉は好評でおかわりをされる方も多くいました。普段とは違い利用者様にも手伝っていただいたおやつは、皆様大変喜ばれておりました。 |
特別養護老人ホーム "満開の桜" 皆さん、こんにちは! 江古田の森、特別養護老人ホームです。 2月の下旬頃に施設内にある河津桜がきれいに咲いていましたので、早いですがお花見をしました。 暖かく、天気も良かったのでお花見日よりとなりました。 |
障害者支援施設 "クッキーづくり" こんにちは!障害事業所です。障害では、調理活動でクッキーづくりを行いました。 生地作りでは、袋に入れた材料を一生懸命こね、出来上がった生地を綺麗に天板に並べて美味しいクッキーが焼きあがりました。クッキーが焼きあがると「いい匂い!」「早く食べたい」などの声が聞かれました。出来立てのクッキーの感想を聞くと「美味しい!」「作るの大変だったけどすごくおいしいクッキーができて良かった!」など笑顔が見られました。 |
デイサービスセンター江古田の森 "おやつの準備を一緒に" デイサービスです。利用者様がおやつ準備を一緒にしてくださっている様子です。ご自分から「手伝おうか」と率先しお手伝い頂ける方も多く、さすが手慣れており、職員一同大変助かっております。今後は、季節でおやつ作りなども計画していきたいと考えています。お楽しみに!! |
ケアハウス "節 分"
ケアハウスでは、節分行事として豆まきを開催しました。職員が本物の鬼さながらに扮装し、利用者様には、鬼に豆代わりのお菓子を投げてもらい、とても楽しまれている様子でした。「豆まきで節分らしいわね」「鬼が出てきて本格的で良かった」と嬉しい感想を頂きました。 おやつにはバームクーヘンとコーヒー牛乳プリンを召し上がって頂きました。こちらも「とても美味しいわ」と喜ばれ、厄を追い払い、幸福なひと時となりました。 |
デイサービスセンターゆずりは "カレンダー製作" 今月のゆずりはでは、希望された皆様と、菜の花をテーマにカレンダー制作を行いました。花びらの数の多さで、皆様それぞれ違う菜の花が出来上がり、壁一面に菜の花が咲き乱れました。次回のカレンダー制作は桜餅です。 |
◇"日本はもっと強くなれる、優しくなれる"◇ 【山口かずゆきコラム】vol.12 高齢者の食事の課題について①~低栄養ってどういう状態?~ 皆さんこんにちは、山口かずゆきです。今回からは高齢者の食事生活について、シリーズで考えてみたいと思います。 低栄養とは体を動かすためのエネルギーや、体を構成しているタンパク質などの必要な栄養素が不足している状態のことを指します。令和元年に厚生労働省がおこなった調査によると、65歳以上では男性12.4%、女性20.7%が、85歳以上では男性17.2%、女性27.9%が低栄養だそうです。 では低栄養の基準はどういうものなのでしょうか。厚生労働省の栄養改善マニュアルには①BMI値(体格指数)が18.5以下、②半年以内に3%以上の体重減少、または半年で2~3㎏の体重減少がある、③血清アルブミン値が3.5mg/dl以下が低栄養を疑う判断基準になっています。③は血液検査を受けないと分かりませんが、①と②は自分たちで確認することができます。①のBMI値の計算式は体重㎏÷(身長m×身長m)です。例えば身長158cm、体重52kgの場合、 52÷(1.58×1.58)となりBMI値は20.8となります。この機会にご自身やご家族のBMI値や体重の変化について計算してみてはいかがでしょうか。 次回は、低栄養がどうして起きてしまうか、お話したいと思います。 元衆議院議員・元参議院議員・南豪北グループGM 山口和之(かずゆき) 総合南東北病院の前身、南東北脳神経外科病院のリハビリテーションセンター立ち上げに大学病院から招聘される。 議員時代には、病院の目標、脳卒中・心臓病撲滅に循環器病対策基本法(予防・治療・社会復帰)を成立させる。 【小室先生コラム】 ◆使える法律の豆知識◆Vol2 成年後見ってどういう制度? 弁護士法人 滝田三良法律事務所 東京事務所 弁護士 小室未来 「成年後見(せいねんこうけん)」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。日本では2000年から法律が改正され、それまで禁治産(きんちさん)制度だったものが、成年後見制度に変わりました。 成年後見制度とは、病気や障害などによって判断能力が十分でない成年者(本人)の生活を維持・向上させるために法的な側面から支援する制度です。 成年後見制度には、大きく分けると任意後見制度と法定後見制度があります。任意後見制度とは、本人がまだ判断能力に問題がない状態で、自分が将来判断能力が低下するときにそなえて事前に支援者や支援の内容を決めておく契約(合意)のことです。 そして、法定後見制度とは、判断能力が低下した状態となった後に、親族などの申立てにより、家庭裁判所が支援者や支援の内容を決めるという、法律に基づいた制度です。法定後見制度には、判断能力の程度に応じて、補助、保佐、成年後見の3つの種類が法定されています。 任意後見も法定後見も、本人の判断能力が低下した際に、支援者が本人の生活の支援をしたり、財産管理をしたりするという点で大きな違いはありませんが、任意後見ですと、本人が自分で将来の支援者や支援内容をあらかじめ決めておくことができるため、より本人の意向に沿った支援をすることができます。反対に、法定後見の場合、裁判所が成年後見人等を選びますので、本人の希望どおりにならないこともあります。 ご自身の将来、生活をするうえでどんな支援をしてもらいたいか、財産の管理についてどんな風に管理を任せたいかとう希望がある方は、任意後見契約をご検討してみてはいかがでしょうか。 また、財産の管理という観点からみると、家族信託(自分の財産を信頼できる家族や相手に託し、特定の人のために、あらかじめ定めた信託目的に従って、管理・処分・承継する財産管理手法のこと)という制度を利用する方も近年増えてきているようです。家族信託については、別の機会にご案内できればと思っています。 毎月第3土曜日14時~17時に江古田の森で開催している無料相談「あなたの相談室」をぜひご活用ください。 【予約先】滝田三良法律事務所 東京事務所 03-6380-0843 |
江古田の森体験談
介護老人保健施設リハビリテーションセンター 介護福祉士 (N.Y.)
私は老健施設で介護職員として働いています。利用者様が入所施設で暮らしていく上での支援を行っています。私たちは、皆さんと体操を一緒に行ったり、レクリエーションを行ったりします。その他に季節ごとのイベントも楽しみます。 3月はひな祭りという事で、折り紙でひな人形を作りました。利用者様に好評で、「かわいいね!」「うれしい!」と喜びの声をたくさん頂きました。それは、私にとっても嬉しい事であり、仕事のやりがいにも通じます。利用者様にとって喜び、生活の張りに感じて頂けるよう、今後も工夫しながら生活やイベントに取り組んでいきたいと思っています。利用者様に「嬉しい」「楽しい」「ありがとう」と言って頂けることは、この仕事をしていて一番のご褒美です。
体験談募集!! 「感動体験、苦労体験、などなど当センターの利用体験談だけではなく、介護体験をした記事等も募集します。このコラムを通じ、利用者や支援者の様々な「おもい」を共有できることで、悩んでいる方の一助となれば幸いです。 引き続き江古田の森での体験談も募集しています。江古田の森広報委員へお気軽にお持ちより下さい。」
公開セミナーのお知らせ 日時:令和6年5月11日(土) 14時~15時30分 会場:7階コミュニティスペース テーマ:認知症サポーター養成講座 講師:介護福祉士 田中潤(東京都認知症介護指導者) 下記のお電話もしくはメールにて、代表者氏名、電話番号、参加人数を事前にお知らせください。 〔電話番号〕03-5318-3711(代) 〔アドレス〕egota-tokuyo@mt.strins.or.jp |