江古田の森だより 197号
2024年7月12日 18:08
江古田の森だより vol.197
今月の表紙 ケアハウス "紙相撲大会" ユニット毎に紙相撲大会を行いました。トーナメント方式で行い、利用者様同士、白熱の試合となり、職員、利用者様交えての「のこった!のこった!」の掛け声が各ユニットから響き渡っておりました。優勝された利用者様にはブランケットを、その他の方々にも敢闘賞としてささやかながら景品を贈らせていただきました。皆様からも「勝てて良かった♪」「悔しいわ。またやりたい」等お声をいただき、楽しんでいただけたご様子でした。 |
長時間通所リハビリテーション "季節の花々" 今月のフラワーアレンジメントでは、5月で母の日もありカーネーションを使いました。カーネーションは種類や色も豊富で皆様喜ばれていらっしゃいました。作成したアレンジメントをお家に持って帰ると、利用者様のご家族も喜ばれていらっしゃいました。フラワーアレンジメントを始めた頃よりも参加者も増えており、たくさんの方に参加して頂いております。季節の花々を多く使用し、これからも皆様に楽しんでいただけるように改良を重ねていきたいと思います。 |
特別養護老人ホーム "お花見を楽しみました" 4月に入ってから暖かい日もあり、施設周辺を散歩して、お花見を楽しみました。利用者様にも『立派な桜だわ、とても綺麗ね』とお喜びいただけた様子でした。 当日は天候に恵まれ、利用者様も楽しまれている様子で、ゆっくりとした時間で余暇の活動を楽しめました。 |
介護老人保健施設 "こいのぼり作り" 桜が散り行き季節は5月になりました。5月と言えばということで、こいのぼりを一人一つ用意し、利用者の皆様に今やってみたいことや、食べたいものを書いてもらいました。全員分水色の台紙に貼る事で、沢山のこいのぼりが願いを乗せて元気よく泳いでいる風景を表現しました。手先が器用な利用者様と一緒にこいのぼりを切り取っていましたが「難しいな」と言いながらも綺麗に切り取る事ができていました。 |
短時間通所リハビリテーション "集団リハで元気モリモリ☆" 短時間通所リハビリでは集団リハビリを行っています。集団リハビリでは主に「基礎運動コース」「転倒予防コース」「腰痛予防コース」「コグニサイズ」の4つのコースを週毎に変えて実施しています。4月に入職した新入職員も利用者の皆様と楽しく集団リハビリを行っています♪ |
ゆずりは "兜作っちゃいました!"
5月と聞いて皆さんが思い浮かべるものといえば...こいのぼりだと思われます。 五月人形を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんね。 今年のゆずりはでは5月の制作活動として兜作りを行ないました。利用者様同士で集まり一つの兜を完成させていました。作り終わった後の感想では「どの曜日の兜も個性的でいいけどやっぱ自分たちが作ったのが一番いいね」と話をされていました。 |
障害者支援施設 "映画" 5月に個別の外出行事を行い、「名探偵コナン」や「機関車トーマス」を見に行きました。楽しそうに鑑賞されていました。その後は利用者様の好きな昼食を召し上がり、お出かけを楽しまれました。 |
◇"日本はもっと強くなれる、優しくなれる"◇ 【山口かずゆきコラム】vol.13 高齢者の食事の課題について②~低栄養はなぜ起きる?~ 皆さんこんにちは、山口かずゆきです。シリーズでお届けしている「高齢者の食事の課題について」、今回はなぜ低栄養状態になってしまうのかを深堀りしてみたいと思います。 今の時代の日本に住んでいて、低栄養とはピンとこないですね。町には食べ物があふれ、いつでもどこでも手に入れることができます。フードロスが問題にもなっています。しかし、前回お伝えしました通り、65歳以上では男性12.4%、女性20.7%が、85歳以上では男性17.2%、女性27.9%が低栄養とのデータがあります。どうして低栄養状態になってしまうのでしょうか。 ①身体機能的側面:筋力の低下や関節痛などから重い物を運ぶのが困難になって、カップ麺やパン類など軽い物を選びがちになります。買い物に行くこと自体が苦痛になってくると、保存のききやすいカップ麺、加工食品を求めるようになります。長時間台所に立つことに苦痛を感じるようになると、調理の簡単な加工食品、レトルト食品を多く使ったり、品数を減らしたりすることがあります。噛む力の衰えからうどんなどの柔らかいものに偏る傾向もあります。消化機能の衰えから食欲が低下すると、食べる量が全体的に減ってしまいます。②精神・心理的側面:認知面の課題から作る料理が限られてしまったり、味付けが単調になったりします。調理する人にそのような課題が生じると、その配偶者にも影響を及ぼします。また年を重ねてできないことが増えたり、配偶者との死別による喪失体験があったりすることで、ストレスを感じやすく、それらにより食欲が低下することがあります。③社会的側面:車や自転車が使用できなくなると、行ける場所が限られる、もしくは行けなくなるという事態が生じます。また経済的問題から食事の品数や量をおさえざるを得ないこともあります。 このように食に関する課題はたくさんあることが分かります。このような状況において、少しでも栄養を摂っていくにはどうしたらいいか、次回以降でまたお伝えしたいと思います。 元衆議院議員・元参議院議員・南豪北グループGM 山口和之(かずゆき) 総合南東北病院の前身、南東北脳神経外科病院のリハビリテーションセンター立ち上げに大学病院から招聘される。 議員時代には、病院の目標、脳卒中・心臓病撲滅に循環器病対策基本法(予防・治療・社会復帰)を成立させる。 【小室先生コラム】 ◆使える法律の豆知識◆Vol4 弁護士への相談は敷居が高い!? 弁護士法人 滝田三良法律事務所 東京事務所 弁護士 小室未来 今回は、これまでとは少し趣向を変えて、悩みや困りごとを相談する窓口や、弁護士への相談方法についてお話したいと思います。 タイトルにもあるように、一般的に、弁護士というものは敷居が高いと感じられている方も多いかと思います。私も仕事を通じてそのように感じられている方にお会いすることもあるため、どうすればその敷居を低くできるのかと日々考えています。 一般的に弁護士というのは、「お金がかかる(高い)」「自分の話を理解してくれるか不安」などのイメージがあるようです。 現在では、ほとんどの自治体で弁護士を含む専門家(ほかには、税理士や土地家屋調査士など)による無料法律相談を実施していますし、法テラスという国が運営する制度を利用すれば、相談だけでなく、具体的案件を弁護士に依頼する際にも、一定の条件を満たせば弁護士費用を国が立て替えてくれることもあります。また、弁護士会という、弁護士が必ず1つ加入しなければならない団体(各府県に1つ、東京都には3つ、北海道には4つの全国計52団体)でも、無料法律相談を実施していることが多いです。 現状では特に困ったことや悩みごとがない場合でも、いつ何どきトラブルに巻き込まれるか分かりません。そうなったときにスムーズに適切な法的アドバイスを受けられるように弁護士へのアクセス方法を知っておくことは重要だと感じています。もし困ったら、とりあえず住んでいる自治体の法律相談窓口に行ってみよう、とりあえず法テラスや弁護士会に電話をかけて相談窓口があるか聞いてみよう、という意識があるだけで、その後の展開が良い方に変わっていくこともあります。 私も、実際に法律相談を担当してみると、「もっと早く弁護士に相談してくれたら...」と思うこともしばしばありますので、みなさんには、"ちょっと弁護士に聞いてみよう"くらいの気持ちで相談を受けていただければと思います。 毎月第3土曜日14時~17時に江古田の森で開催している無料相談「あなたの相談室」をぜひご活用ください。 【予約先】滝田三良法律事務所 東京事務所 03-6380-0843 |
江古田の森体験談
デイサービスセンター江古田の森 介護福祉士 K.H
昨年春に江古田の森のデイサービスに入職してから早一年。介護の専門学校を卒業し江古田の森から介護職としてのキャリアが始まりました。祖母が認知症だったこともあり以前から介護職に興味がありましたがそれだけでした。しかしコロナ禍で社会が変わり外出もままならず在宅勤務も始まり自分を見つめ直す機会が増えた頃、「エッセンシャルワーカー」という言葉をよく聞くことになり介護職になりたいという気持ちが再燃し、おもいきって会社を辞めて介護の世界に飛び込みました。 入職当初は現場のスピードについていけず戸惑うことも多く、特にレクリエーションでは先輩たちのようにスムーズに進行出来ず落ち込むこともありましたが、徐々に利用者様とも距離が縮まり、レクリエーションが盛り上がった時の喜びはひとしおでした。今後は利用者様を笑顔にできるような介護職になれるよう頑張っていきたいです。
体験談募集!! 「感動体験、苦労体験、などなど当センターの利用体験談だけではなく、介護体験をした記事等も募集します。このコラムを通じ、利用者や支援者の様々な「おもい」を共有できることで、悩んでいる方の一助となれば幸いです。 引き続き江古田の森での体験談も募集しています。江古田の森広報委員へお気軽にお持ちより下さい。」
公開セミナーのお知らせ 日時:令和6年7月13日(土) 14時~15時 会場:7階コミュニティスペース テーマ:健康維持のための食生活 講師:飯田亮馬(江古田の森 管理栄養士) ※予約不要です。直接会場へお越しください! 下記のお電話もしくはメールにて、代表者氏名、電話番号、参加人数を事前にお知らせください。 〔電話番号〕03-5318-3711(代) 〔アドレス〕egota-tokuyo@mt.strins.or.jp |