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お知らせ

広報誌

江古田の森だより 201号

2024年11月 6日 18:16

江古田の森だより vol.201

今月の表紙

デイ写真(表紙).jpg

デイサービスセンター

"午後のレクリエーション"

デイサービスセンター江古田の森では、午後にレクリエーションの時間があります。利用者様が楽しく参加でき、飽きないよう、新作のゲームや新しいアレンジを加えています。

今回のゲームは、紙コップにボールを入れて得点を競うものです。不規則な動きをする楕円のボールに「やったー」「残念」と一喜一憂されていました。
































ケアハウス

"ケアハウス「もみじ・ききょうユニット出前行事」"

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昨年提供し、好評を得ていた「お手製冷やし中華」と「ピザの出前」の2品で出前行事開催しました。日頃の献立で食べる機会の少ないメニューの登場に「いいね、嬉しいじゃない」「珍しい」とテンションが上がっておりました。提供時には「そうそう、こういうのが食べたかったのよ。」「久しぶりに食べたわ」と大絶賛でした。

障害者支援施設

"「日帰り旅行」"

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個別日帰り旅行で「砧公園」に行ってきました。車内での景色や公園内での散歩を楽しみました。公園内でのお散歩中に「今日は楽しいですか?」と質問すると、嬉しそうな表情を見せて下さいました。その後は利用者様の好きな昼食を召し上がりました。

介護老人保健施設

"「良い景色と足湯でリラックス」"

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レクリエーションとして施設7階にある展望浴槽で足湯を行いました。老健では、2階、3階のフロアを使用しており、普段は江古田の森公園は見慣れた景色となります。展望浴槽は、新宿方面が一望できる摩天楼の湯と、遠くに富士山を望む富士山の湯の2つあります。今回は摩天楼の湯を使って足湯を楽しんでいただきました。みなさん、良い景色と足湯を楽しみ大満足のレクリエーションとなりました。

短時間リハビリテーション

"素敵なお写真のご紹介"

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短時間通所リハビリの施設内では利用者様の作品を掲示しています。

今回紹介するのは写真撮影が好きな方の作品です!様々な植物や鳥の写真を撮られているようです。何百枚もの写真があり時期によって施設内の写真も変わるため他の利用者様からも注目されています。冬にはどのような写真になるか楽しみです☆

デイサービスセンターゆずりは

"カレンダー作り" 

ゆずりはでは毎月制作活動としてカレンダー作りを行っています。

午後のレクリエーションの時間に希望者で集まり、皆様でカレンダーを作りながら談笑されています。今月は「秋の味覚」という題材のカレンダーを作りました。見本のカレンダーを見ながら「難しそうだけど作れるかしら」と心配する声をありましたが、いざ完成すると「難しかったけど楽しかった」等完成した事に対する喜びの声も聞かれました。完成したカレンダーを自宅で実際に使っている方もいらっしゃいます。今後も毎月の楽しみとしてカレンダー作りを続けていき、利用者の皆様に楽しんでいただけるよう努めていきたいと思います。

 特別養護老人ホーム

"誕生日会"

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皆さん、こんにちは!

江古田の森、特別養護老人ホーム職員です。

特養では8.9月生まれのご利用者様の誕生日会を行いました。

居室担当の職員より色紙のプレゼントをさせて頂き、誕生日のご利用者様に向けてバースデーソングを歌いました。皆様からの「おめでとう!」に笑みを浮かべられており、素敵な1日となりました。

◇"日本はもっと強くなれる、優しくなれる"◇

【山口かずゆきコラム】vol.11

16回山口コラム

オーラルフレイルについて①~口腔機能の低下とは?~

皆さんこんにちは、山口かずゆきです。ぐっと気温が下がり、日が短くなってきたのを感じるこの頃ですね。

今回はオーラルフレイルについて考えてみたいと思います。フレイルというのは以前こちらのコラムで取り上げましたが、「加齢とともに心身が衰えた状態」、「健康な状態から要介護状態へと移行する段階」として、主に身体の変化について紹介しました。オーラルとは「口腔」という意味です。よってオーラルフレイルとは、「口腔の虚弱状態」という意味です。

口腔は栄養を取り込む、会話するという機能の他、気管から肺へとつながる呼吸器と隣接しているという特徴もあります。身体活動、社会活動を行う上で非常に大切な器官のため、日本歯科医師会では2018年に国民向けリーフレットを作成するなど、オーラルフレイル概念が注目されるようになっています。厚生労働省推進の8020運動(80歳になっても20本以上の歯を保つ)によっても、歯の大切さはみなさんご存知のところではないでしょうか。

では具体的にオーラルフレイルとはどのような状態か。日本老年歯科医学会によると「固いものが噛めない、むせる・食べこぼす、口が渇く・ニオイが気になる、自分の歯が少ない、滑舌が悪い」状態とされています。このような状態が続くと、将来的に身体フレイルも引き起こし、要介護認定、最終的には死亡のリスクも高まると言われています。こう言ってしまうと怖いですが、フレイルは改善可能な状態ですので、是非興味を持って対策を取っていきましょう。

まずは、ご自分やご家族がオーラルフレイルであるか、簡単なチェックをしてみましょう。

以下の5項目のうち、2項目以上に該当する場合はオーラルフレイルです。

①自分の歯(インプラントは除く)が19本以下である

②半年前と比べて固いものが食べにくくなっている

③お茶や汁物でむせることがある

④口の渇きが気になる

⑤普段の会話で、言葉をきっきりと発音できないことがある

いかがでしょうか。次回はオーラルフレイルの原因や進行についてお伝えします。

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元衆議院議員・元参議院議員・南豪北グループGM 山口和之(かずゆき)

総合南東北病院の前身、南東北脳神経外科病院のリハビリテーションセンター立ち上げに大学病院から招聘される。

議員時代には、病院の目標、脳卒中・心臓病撲滅に循環器病対策基本法(予防・治療・社会復帰)を成立させる。

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【小室先生コラム】

財産管理契約について

弁護士法人滝田三良法律事務所 東京事務所

弁護士 小室未来

これまでもこの連載で成年後見や家族信託についてお話させていただいてきましたが、今回は、財産管理契約について少しふれたいと思います。

財産管理契約とは、読んで字のごとく自分の財産を管理してもらうことを内容とする契約です。"契約"ですので、管理をお願いしたい人と管理を任せられる人の合意によって成立します。

たとえば、ご高齢となり、判断能力に問題はないけれども足腰が弱くなってしまって自分では銀行に行けなくなってしまったような場合や、不動産を所有していて家賃収入や諸経費の支出があるけれどもその管理を他人に任せたい場合などに利用されます。

財産を管理するという意味では似ていますが異なる制度として、成年後見や任意後見がありますが、成年後見・任意後見というのが、日常的に本人の判断能力が欠いている状況に利用されるものであるのに対し、財産管理契約は、判断能力がある状態で財産を管理してもらうものですので、両者には明確な違いがあります。

よく利用される方法としては、判断能力に問題がないうちは財産管理契約に基づいて財産の管理をしてもらい、将来判断能力を欠いた場合にはスムーズに後見手続に移行できるように、財産管理契約と任意後見契約とをセットで締結するというものがあります。

判断能力に問題はないけれども自分の財産管理が大変になってきたな、と感じたら、財産管理契約を検討してみてもよいかもしれません。

ただし、成年後見などと違って、財産管理契約は公的に証明する制度がなく、あくまで本人と管理する者との合意によって始まるため、金融機関などによっては、財産管理契約があるということのみでは手続がスムーズにいかない可能性もあるという点はデメリットといえるでしょう。

特に契約などをせず、事実上親などの財産を管理されているときには、財産管理契約をしっかりと締結することで、無用なトラブルを避けることができる場合もあります。

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江古田の森体験談

 

特別養護老人ホーム 介護職 酒井幸一郎

当施設でも昨年度からコロナ対策が緩和され、面会や行事などの自由度が高くなりました。まだ感染症対策も同時進行とはいえ、コロナ対策を重点的にしていた期間と比べると外部の方々を施設に招くこともあり、コロナ以前の様子に近づけつつあります。

ですが3年近く行事が中止、縮小されていたことは予想外に影響が大きく、外部の方々と連携する行事は特にノウハウが途絶えかけていました。

私が担当したこどもの日行事もコロナ以前は近所の保育園の園児さんたちを施設に招いてお遊戯を披露して頂いていましたが、コロナ禍ではそういった形では開催出来ず、昨年は施設で感染者が出ていたことや緩和直後だったこともあり以前のような形での開催はできませんでした。

今年は協力先の保育園の方々の全面協力もあり、再び施設に園児さんたちを呼んでの行事が出来ました。もちろん感染症対策も実施した上での再開ですので、マスクの有無はどうするか、会場の利用者様と園児さんたちの立ち位置はどうするかなど、以前とは変更しなければいけない部分も多くありました。

感染症対策以外にも、例えば協力してくれた外部の方々の写った写真の扱い等、この数年の間に変わったことは多くありました。

それらを一つずつ調整してまた新たな行事開催の体制を築くのは大変な事ですが、様々な方々の協力もあって達成感のようなものもありました。来年はどの行事担当となるかはわかりませんが、今はまだ体制構築の道半ばかなとも思っています。私の取り組みがそういったことの礎となり、来年はさらに良く、その次はまたさらに良くなっていけばいいかなと思います。

体験談募集!!

「感動体験、苦労体験、などなど当センターの利用体験談だけではなく、介護体験をした記事等も募集します。このコラムを通じ、利用者や支援者の様々な「おもい」を共有できることで、悩んでいる方の一助となれば幸いです。

引き続き江古田の森での体験談も募集しています。江古田の森広報委員へお気軽にお持ちより下さい。」

公開セミナーのお知らせ

日時:令和611月9日 () 1330分~15

    会場:7階コミュニティスペース

    テーマ:認知症サポーター養成講座

    講師:榎木健太(東京都認知症介護指導者)

    下記のお電話もしくはメールにて、代表者氏名、

電話番号、参加人数を事前にお知らせください。

〔電話番号〕03-5318-3711(代)

〔アドレス〕egota-tokuyo@mt.strins.or.jp

見学お待ちしています

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