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お知らせ

広報誌

江古田の森だより 203号

2025年1月11日 00:26

江古田の森だより vol.203

今月の表紙

短時間通所リハビリテーション.JPG

短時間通所リハビリテーション

「短時間通所リハビリテーションの特徴」

短時間通所リハビリは主に3つの運動メニューがあります。個別リハビリ、集団リハビリ、パワーリハビリです!パワーリハビリでは様々な機器を使用した運動が出来ます。足や体幹、上腕を鍛える機械やエルゴメーター等が多くあります。皆さんご自身の体調に合わせて無理のない範囲で行うことができます!ガラス張りなので景色を観ながら行えることも好評です☆


































長時間通所リハビリテーション

「フラワーアレンジメント」

長時間通所リハビリテーション.JPG

少し前になりますが、特養では人生の先輩であるご利用者様に感謝の気持ちを込めて敬老の日をお祝いする式典「敬老会」を9月に開催しました。

賀寿の利用者様の表彰、花束贈呈に加えてボランティアによる演奏会まで。

賀寿以外の利用者様にも花瓶を贈呈し写真撮影を行いました。

とても楽しい行事で利用者様も笑顔で過ごされました。

ケアハウス

「ハロウィン」

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今年もハロウィンの飾りつけをケアハウス内に施し、新たに購入した装飾品も飾り、ハロウィンの雰囲気を感じて頂きました。また、少しでも身近に感じて頂けるようハロウィンの由来の説明文の提示を行いました。おやつは馴染みのあるミニ菓子をご用意しました。装飾した場所で写真撮影を行い、ポーズを決める利用者様、リラックスされた表情の利用者様等、素敵な写真になりました。

特別養護老人ホーム

「かぼちゃプリン」

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10月31日はハロウィン行事を行いました。

当日は仮装をして、写真撮影をしました。

とても素敵な笑顔で、素敵な行事を行う事ができました。

おやつで召し上がった、かぼちゃプリンも『おいしい』と話してくれました。

デイサービス

「クリスマスツリー」

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デイサービスセンター江古田の森では年末に向けてさまざま準備をしています。その一つとしてクリスマスツリーをフロアに設置しました。利用者様に協力してもらい飾りつけをしました。笑顔で楽しそうに作業に取り組みました。完成後はツリーと一緒に記念撮影をしました。

ゆずりは

「運動会」 

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秋と言えば「食欲の秋」と「スポーツの秋」という言葉が思い浮かぶと思います。ゆずりはでは秋の大運動会を開催いたしました。今年は少し変わった競技を用意!新聞紙を落ち葉に見立てその中から手作り野菜を探す「収穫ゲーム」や収穫した野菜をリレー形式で後ろの人に渡していき最後の人がカゴに入れる「収穫祭リレー」をしました。種目は両方の「秋」を満喫できる内容となっており、利用者さんも楽しんで参加されておりました。

今後もゆずりはでは利用者様と職員が一緒になって楽しめる行事を企画してまいります。

障害者支援施設

「絵画展準備」

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絵画展に向けて利用者様全員で「紅葉」という作品を製作中です。「この色はそこがいい」「これはそっちに貼ったらいいんじゃないかな」など利用者様同士で話し合いや相談をしながら、それぞれ好きな色を貼付けているので、素敵な作品が出来上がると思います。個人で絵を描いたり、刺し子でキャラクターを作ったりして準備をしておりますので、絵画展が開かれた際には作品をご覧にいらっしゃってください。

 

◇"日本はもっと強くなれる、優しくなれる"◇

【山口かずゆきコラム】vol.18

18回山口コラム

オーラルフレイルについて③~予防のための対策について~

皆さんこんにちは、山口かずゆきです。前回はオーラルフレイルの原因についてお話しました。今回はオーラルフレイルの最終話で、予防のための対策について考えたいと思います。加齢による機能変化は当然起きますが、できるだけそうならないよう、もしくは進行を遅らせるような対策と思って頂ければと思います。

まずは予防についての考え方です。オーラルフレイルはゆるやかに進行していきます。また原因のところでお話しましたが、オーラルフレイルは生活の狭小化から始まると言われています。まずは日常生活のパターンや活動範囲が縮小しないことが大きな予防になると言えます。習慣が変化するのも少しずつだと思いますので、1年前の自分の生活と比較するといいでしょう。「1年前はもう少し外出していたな」「1年前はもう少し食べていたな」「1年前はもう少し友達と会っていたな」という感じです。ご自身やご家族がそのような視点で変化を感じた時、できるだけ前の生活を維持できるよう、取り組んでみましょう。

また、直接口腔機能に影響する食べ物についてですが、できるだけ意識的にたんぱく質、ビタミン類などをとるようにしましょう。以前「低栄養」をテーマにした時にお話ししましたが、年を重ねると様々な問題で食事を簡単に済ませがちです。簡単な食事(菓子パン、麺類など)は炭水化物に偏ることが多いため、筋肉のもとになるたんぱく質やその吸収を促すビタミン類は、しっかりとるようにしましょう。手軽なとり方については、是非「低栄養」コラムをもう一度ご覧ください。

最後に対策についてです。いよいよオーラルフレイルという条件を満たしてしまった場合(オーラルフレイルについて①参照)は、口腔機能を鍛えるトレーニングが有効です。具体的な運動についてはたくさん紹介されています、ここでは生活に取り入れられることをご紹介します。まずは食事をしっかり噛むことです。いつもよりすこし長めに噛むことから始めましょう。そのためにはやわらかいものだけではなく、努力すれば噛めるものを取り入れるといいですね。ガムを1日2回、1回5分程度噛むのもおすすめです。また楽しめるものとしては、歌を歌うことです。鼻歌ではなく、口でしっかり歌いましょう。できれば大きな声がいいですね。

そして、上記の対策が実施できるよう、歯や入れ歯に不具合があれば、その治療をしっかり行うようにしましょう。これはまずしっかり確認をしてください。

皆さまの口腔環境がいつまでも維持できますように。

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元衆議院議員・元参議院議員・南豪北グループGM 山口和之(かずゆき)

総合南東北病院の前身、南東北脳神経外科病院のリハビリテーションセンター立ち上げに大学病院から招聘される。

議員時代には、病院の目標、脳卒中・心臓病撲滅に循環器病対策基本法(予防・治療・社会復帰)を成立させる。

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【小室先生コラム】

高齢者等の財産管理について

弁護士法人滝田三良法律事務所 東京事務所

弁護士 小室未来

超高齢化社会といわれるようになって久しいですが、日々生活する中で、ご自身の預金口座などの管理はどのようにされているでしょうか。

銀行にお金を下ろしに行っているという方も、体の不調などで自分では銀行に行けなくなってしまうということもあります。そのような場合は、家族に銀行で払い戻してもらって受け取るということで対応されている方もいると思います。そのような状態がさらに進むと、今度は、通帳やキャッシュカードを子などの親族に預けたままにして、必要なときに必要なお金を払い戻してもらうということもありえます。

私がこれまで経験した紛争の中で少なくないのが、親が自分の預金通帳やキャッシュカードを子供の一人に預けていたけれども、その親が亡くなった後に取引履歴を見てみると、複数回にわたって多額の払い戻しがある、というケースです。亡くなる直前まで自分で通帳の管理をしていたというのであればさておき、通帳の管理は子供の一人がしていたというケースでは、その他の子供から、"親が知らないところで勝手に払い戻して取得したのではないか"という疑念が生じてしまうのです。

もし、本当に通帳を預かっていた子供が勝手に払い戻しをしていたという場合、親は子供に対して不当利得返還請求ができます。これは、本来親の財産を取得する権利がないのに取得したという場合にその金額の返還を求める権利です。そして、親が亡くなった後にこのような事態が明らかになった場合には、払い戻して取得をした人以外の親の法定相続人は、自身の法定相続分にしたがって、親の子供に対する不当利得返還請求権という権利を相続しますので、払い戻された金額の法定相続分を、払い戻した人に請求することができます。

このような事態にならないためにも、通帳等を預けている方は定期的に内容を確認し、直接ご自身での確認が難しい場合は、親族複数人が通帳を確認できる状態をつくるなどの工夫をすることが大切です。

毎月第3土曜日14時~17時に江古田の森で開催している無料相談「あなたの相談室」をぜひご活用ください。

【予約先】滝田三良法律事務所 東京事務所 03-6380-0843

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体験談募集!!

「感動体験、苦労体験、などなど当センターの利用体験談だけではなく、介護体験をした記事等も募集します。このコラムを通じ、利用者や支援者の様々な「おもい」を共有できることで、悩んでいる方の一助となれば幸いです。

引き続き江古田の森での体験談も募集しています。江古田の森広報委員へお気軽にお持ちより下さい。」

公開セミナーのお知らせ

日時:令和7111() 14時~15

会場:7階コミュニティスペース

テーマ:いつまでも自分の口で楽しくご飯を食べるために~嚥下機能の仕組みと食事の工夫~

講師:言語聴覚士 中村 結

    下記のお電話もしくはメールにて、代表者氏名、

電話番号、参加人数を事前にお知らせください。

〔電話番号〕03-5318-3711(代)

〔アドレス〕egota-tokuyo@mt.strins.or.jp

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