江古田の森だより 207号
2025年4月27日 01:15
江古田の森だより vol.207
今月の表紙 特別養護老人ホーム 「ひな祭り」
3月は特養でひな祭り行事を行いました。ひな人形を飾って写真を撮ったり、行事当日には音楽会を開催したり、茶わん蒸しなど行事を意識した食事を提供したりしました。日本に昔からある行事という事もあって馴染み深く、ひな人形を見て喜んでくださる方も多くいました。 |
介護老人保健施設 「スイーツ作り」 チョコレートプリン作りを開催しました。 午前中に職員と一緒に材料を混ぜて器に流し、上手く固まるかヒヤヒヤしながら作りました。3時のおやつに、皆さん美味しいと言いながら召し上がっていました。 あるユニットでは固まらないというハプニングもありましたが、美味しそうな出来栄えに職員もホッとしました。 |
ゆずりは 「ひな祭り」
3月3日はひな祭り!デイサービスセンターゆずりはでは、ひな祭り週間として特別なゲームレクリエーションで遊んだり、おひなさまをだして利用者様が見学できるようにしました。利用者様は「おひなさまが見れてよかった」と喜ばれていました。 |
ケアハウス 「お花見写真」 3月は、江古田の森では河津桜が咲き誇り、一足早いお花見が楽しめました。「わぁ綺麗だわね」と眺めていると、通りがかった近隣の方も足を止めて同じように眺めていました。これからは公園内の桜も咲き始めてさらに彩りが増してくるだけに「また外に出て写真を撮りたいですね。」と一刻も早い開花を待ち遠しくしているご様子でした。 |
長時間通所リハビリテーション 「ちょっと早いお花見」 今年も江古田の森の河津桜が3月に無事満開となりました。去年よりは遅い開花でしたが、色も綺麗で長い期間楽しむことが出来ました。利用者様と河津桜の前で写真を撮ると「今年も見れて良かったわ」や「初めて見るけど綺麗ね」と皆様楽しまれていました。皆様にこれからも季節を感じて頂けるような行事を企画していきたいと思います。 |
デイサービス 「ウクレレ漫談」 デイサービスセンター江古田の森にウクレレ漫談のボランティアさんが来てくれました。他の事業所でも好評の方で、ウクレレの音色と軽妙洒脱な語りに、みなさん引き込まれていました。利用者様たちの間に満面の笑みが広がり、楽しい春のひとときを過ごすことができました。 デイサービスセンター江古田の森にウクレレ漫談のボランティアさんが来てくれました。他の事業所でも好評の方で、ウクレレの音色と軽妙洒脱な語りに、みなさん引き込まれていました。利用者様たちの間に満面の笑みが広がり、楽しい春のひとときを過ごすことができました。 |
障害者支援施設 「自作カレンダー」
早咲きの桜を鑑賞しながら、利用者様と「そろそろソメイヨシノも咲きそうですね」と話をしていると、以前に利用者様が描いた桜の絵を見せて下さいました。各月ごとに、季節にあった絵が描かれた素敵な自作のカレンダーです。「桜が咲いたら、今年も描いてくださいますか?」と伺うと、笑って手を挙げて引き受けて下さいました。できあがりが楽しみです!
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◇"日本はもっと強くなれる、優しくなれる"◇ 【山口かずゆきコラム】vol.22 「自動運転サービス社会について」 みなさんこんにちは、山口かずゆきです。4月になりました、新年度というくくりで生活されている方には、変化の月なので大変なことと存じます。体調など崩されませんように、お気をつけください。 さて、今回は趣向を変えて「自動運転サービス」について書きたいと思います。友人が最近アメリカで利用し、素晴らしい体験をしたようで、少し調べてみました。 アメリカWaymo(ウェイモ)社が2018年に自動運転タクシーサービスを世界で初めて開始して以来、段階的に実証実験を積み重ね、2019年には完全無人運行も開始しています。今では一部の州で普通のタクシーよりよく見かけるくらいの頻度で、利用されているようです。アメリカ以外では中国でも商用化されています。日本に上陸するのもそう遠い未来のことではないでしょう。 もし自動運転タクシーが日本で実用化されたら、特に高齢者の生活にとってどのようなメリットがあるのか考えてみます。 過疎地域では人口減少によるバス利用者の減少や、ドライバーの高齢化が深刻な問題となっています。そのためバスの運行本数が減少し、住民が自家用車に偏る傾向にあります。しかし、自家用車の運転を余儀なくされている高齢ドライバーの交通事故は、頻発しています。自動運転タクシーの導入は、これらの課題を解決する糸口になるはずです。 また、自動運転タクシーは人件費の削減により、従来のタクシーより大幅なコスト削減が可能になると考えられます。年金生活をしている方にとって、利用料金が安く設定されれば、今までより気軽に利用できるようになります。買い物や病院受診などの最低限の外出だけではなく、家族や友人に会ったり出かけたりすることが今まで以上にできれば、心の豊かさや健康につながると思われます。 いかがでしょうか。わくわくするような話ですね。一方で自動運転による事故報告もありますので、日本での実用化には様々な段階を経る必要があるとは思いますが、楽しみに待ちたいと思います。 元衆議院議員・元参議院議員・南豪北グループGM 山口和之(かずゆき) 総合南東北病院の前身、南東北脳神経外科病院のリハビリテーションセンター立ち上げに大学病院から招聘される。 議員時代には、病院の目標、脳卒中・心臓病撲滅に循環器病対策基本法(予防・治療・社会復帰)を成立させる。 【小室先生コラム】 相続人が誰もいない場合の手続について 弁護士法人滝田三良法律事務所 東京事務所 弁護士 小室未来 今回は、お亡くなりになった方の法定相続人がだれもいない場合の手続について簡単にお話しようと思います。 民法では、お亡くなりになった方(「被相続人」といいます)の相続人について定められており、これを法定相続人といいます。配偶者がいる場合、配偶者は必ず法定相続人になるほか、①子供がいる場合には子供が、②子供がいない場合には直系尊属(被相続人の父母や祖父母で親等の近い人)が、③子も直系尊属もいない場合は兄弟姉妹が相続人となります(子や兄弟姉妹が、被相続人よりも先に死亡した場合には代襲相続が発生しますが、代襲相続については今回の記事では省略します。)。 配偶者もなく、子も直系尊属も兄弟姉妹もいない場合には、法定相続人がだれもいないこととなります。そのような場合、被相続人が遺した財産の取扱いはどのようになるのでしょうか。 このようなケースの多くは、たとえば被相続人に対して金銭を貸している人(債権者)や、相続人ではないが被相続人の世話をしてきた人がいる場合などに問題になることが多いかと思います。 このような債権者などは、家庭裁判所に対し、被相続人の財産を管理し清算する人を指定するよう申し立てることで、被相続人の財産から債権額の回収等を行うことができます。この時に選任される人を、相続財産清算人といいます。 また、相続人ではないけれども被相続人の世話をしてきたなどという人は、民法が定める要件を満たせば、家庭裁判所が認める範囲で被相続人の財産を取得することもできます(これを「特別縁故者に対する相続財産分与」といいます)。 そして、そのような手続をした後に残った財産がある場合、その財産は最終的には国庫に帰属することになります。つまり、国のものになります。 最高裁判所の調査によると、相続財産清算人が関わる件数は、年々増加傾向にあるようです。少子高齢化の影響がここにも表れているのかもしれません。
毎月第3土曜日14時~17時に江古田の森で開催している無料相談「あなたの相談室」をぜひご活用ください。 【予約先】滝田三良法律事務所 東京事務所 03-6380-0843 |
介護体験談 理学療法士 E・A 去年の4月に江古田の森の短時間通所リハビリテーションに理学療法士として入職して1年が経ちました。理学療法士を志すようになったのは、高校生の時に部活で怪我をして理学療法士の方にお世話になったからでした。学生の時は理学療法士になる為の医療についての知識を学ぶ大変さを感じましたが、江古田の森に入職することとなりこの1年は学生の時より多くの学びがありました。 入職当初は先輩方のリハビリテーションを見学させていただき、どういったリハビリを提供できたらいいのか悩む事も多かったです。ですが先輩方に質問をしたり、少しずつ個別リハビリを担当させていただくようになりました。この1年間、リハビリを通して担当させていただいた利用者さんから、以前より良くなったなどの声を聞けたことがとても嬉しかったです。まだ学ぶ事は多いですが、これからも利用者さんに寄り添ってリハビリを提供できるよう精一杯頑張っていきたいと思います。
体験談募集!! 「感動体験、苦労体験、などなど当センターの利用体験談だけではなく、介護体験をした記事等も募集します。このコラムを通じ、利用者や支援者の様々な「おもい」を共有できることで、悩んでいる方の一助となれば幸いです。 引き続き江古田の森での体験談も募集しています。江古田の森広報委員へお気軽にお持ちより下さい。」
公開セミナーのお知らせ 日時:令和7年5月10日(土) 14時~15時 会場:7階コミュニティスペース テーマ: 江古田の森の高齢者施設について~見学しませんか~ 講師:江古田の森 高齢者施設職員
※予約不要です。直接会場へお越しください! |