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お知らせ

広報誌

江古田の森だより 206号

2025年4月 9日 23:40

江古田の森だより vol.206

今月の表紙

障害者支援施設

「eパラスポーツ」

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令和7年1月10日に、東京ビックサイトで行なわれたeパラスポーツ交流会にオンラインで参加しました。コントローラーを駆使し、他の福祉施設やサッカー解説の松本安太郎さんなどと対戦して見事メダルを獲得しました!!






長時間通所リハビリテーション

「お汁粉作り」


長時間通所リハビリテーションでは今月の行事としてお汁粉作りを行いました。お汁粉にはお餅の代わりに角切りにしたサツマイモを入れました。利用者様にはお汁粉を混ぜてもらったり、サツマイモを入れる作業を手伝って頂きました。久しぶりに作るお汁粉を懐かしみながら、皆様楽しんで召し上がられていました。「あまり甘いもの食べないけど、久しぶりだからおいしいわね」と普段あまり甘いものを食べない方にも食べて頂けました。

ケアハウス

「外食ツアー」

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コロナ渦が落ち着いてきたことを機にお待ちかねの「外食ツアー」を開催しました。

今回は練馬にある「かごの屋」へ行きました。すき焼き、カキフライ、デザートを召し上がられ、豪勢な食事に舌鼓を打たれていました。

食事を囲みながら同行した職員に生まれた場所やシャンソンの話、奥様の話などを話して下さる方もいて改めて利用者様のお人柄を知る機会ともなりました。

特別養護老人ホーム

「節分行事」

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江古田の森では節分行事を23日に行いました。職員と利用者様で声をそろえて「鬼は外、福は内」の掛け声とともに鬼を払い、一年の健康を祈りました。また22日には昼食に恵方巻を食べ、食事でも節分の雰囲気を味わいました。豪華な恵方巻でみなさん喜ばれていました。

デイサービス

「ひな祭り」

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デイサービスセンター江古田の森では季節に合わせて定期的に飾り付けを更新しています。今月はひな祭りに合わせてひな人形を飾りました。「きれいね」と話しながら前を通り過ぎたり、中には「うれしいひな祭り」を口ずさむ利用者様もいらっしゃいます。季節が感じられるのはいいことですね。

短時間通所リハビリテーション

「医療機器の紹介♪」

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短時間通所リハビリテーションではマシンだけでなくマッサージチェアなどの医療機器あります。

その中でも利用者の皆様に人気なのがメドマーというエアマッサージ機です。また、最近メドマーが新しくなりました!症状や病因によっては、使用できない方もいらっしゃいますが、メドマーを使用することで、足の浮腫みの解消や疲労回復などの効果が期待できます。皆さん使用後は気持ちが良いと好評です。

介護老人保健施設

「豆まき」

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2月2日に節分行事を開催しました。ユニットに赤鬼と青鬼が来たので皆さんで豆まきし、鬼を追い払いました。皆さん楽しそうに豆まきをされていました。最後は一人一人鬼たちと写真撮影を行いました。

豆まきという行事は、季節の変わり目に多い病気や災いを、鬼に見立てて追い払う為の儀式と言われています。皆さんのおかげで鬼を追い払うことが出来たので、2025年も元気な年にしていきましょう!

 

◇"日本はもっと強くなれる、優しくなれる"◇

【山口かずゆきコラム】vol.21

2025年問題と地域包括ケアシステム③~みんなで参加地域包括ケアシステムにおける介護施設の役割~

みなさんこんにちは、山口かずゆきです。少しずつではありますが、日が伸びてきたのを感じますね。春の芽吹きも感じられます。

前回まで、地域包括ケアシステムとは「高齢者が要介護状態になっても、住み慣れた場所で自分らしい暮らしを最後まで送れるように、地域が一体となり支援する仕組み」であり、基本的な5つの構成要素「医療・介護・予防・生活支援・住まい」から成り立つことをご紹介しました。言葉ではなかなか難しいですね。

地域包括ケアシステムとは高齢者や障害のある方だけにとっての話なのか。そうではなく、健康な方もフレイルの方も、皆が地域包括ケアシステムの役割を担うことが大切なのです。今回はそのような視点で考えたいと思います。

5つの構成要素の一つ、「予防」の観点は地域包括ケアシステムの本質となる部分です。健康な状態を維持すること、できるだけ要介護状態になる時期を遅らせることが重要です。食事に気を配る、積極的に体を動かす時間を持つ、という一人でできることも、すでに地域包括ケアシステムの考えに沿った生活です。さらに、体の健康だけではなく、心の健康や認知症予防にも効果がある、他者との交流です。同じ趣味の友人と集うことは、健康寿命が延伸するというデータが出ています。高齢になっても集える場所の設置に行政も取り組んでいます。ご自身のペースでいいので、是非そのような場所を見つけてみましょう。また行政のバックアップを受けて、地域の集会所や自宅などで月一回程度の運営をしたり、リハビリなどの専門家の助言を受けながら体操教室を行ったりすることも皆さんでも可能です。

また「生活支援」の観点では、要介護者へ生活支援は基本的には専門の介護サービスで対応しますが、一方、専門知識までなくても自宅内のちょっとした家事手伝いを、地域住民によるボランティアで行うことも含まれます。実際地域の社会福祉協議会などでは、そのようなボランティアをしたい人と支援を受けたい人とをつなぐマッチングをしています。そうは言ってもボランティアもなかなか自信がないかもしれませんね。当然そういう方へも座学研修や車椅子の操作練習などのサポートも展開されています。

地域の皆さまができることを少しずつ合わせて、地域包括ケアシステムは形になっていきます。上記ご紹介したような体操教室やボランティアさんへの研修等で、江古田の森も微力ながら協力させて頂いております。皆さんと一緒に作り上げていきたいですね。

元衆議院議員・元参議院議員・南豪北グループGM 山口和之(かずゆき)

総合南東北病院の前身、南東北脳神経外科病院のリハビリテーションセンター立ち上げに大学病院から招聘される。

議員時代には、病院の目標、脳卒中・心臓病撲滅に循環器病対策基本法(予防・治療・社会復帰)を成立させる。

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【小室先生コラム】

相続の単純承認、相続放棄、限定承認2

弁護士法人滝田三良法律事務所 東京事務所

弁護士 小室未来

前回に引き続き、今回は、単純承認、相続放棄、限定承認をした後のことをおおまかにお話しようと思います。

熟慮期間中(「自己のために相続の開始があったことを知った時」から3か月以内)に相続放棄または限定承認をしなければ単純承認をしたものとみなされますので、何もしなければ相続人として被相続人の財産(負債含む)を承継することとなります。相続人が複数いる場合は、遺産分割協議を行って、被相続人の財産をどのように分けるのかを話し合います。また、遺言などで、一部の相続人が多くの財産を取得することとなった場合には、民法上認められた遺留分の割合の限度(相続人が妻や子の場合、法定相続分の2分の1)で、多く取得した相続人に請求することができます(ただし、相続人が兄弟姉妹の場合には遺留分は認められていません。)。

他方、相続放棄は被相続人ごとにすることとなりますが、相続放棄をすると、その相続に関しては、初めから相続人とならなかったものとみなすと民法で定められています。したがって、相続放棄をした場合は、先ほど説明した遺留分の請求もすることはできないこととなりし、代襲相続(被相続人より先に相続人が死亡したり、相続欠格・廃除によって相続人でなくなった場合に、その者の子が相続人となること)が発生することもありません。また、放棄をした時は債務超過であったけれどもその後に被相続人にプラスの財産が見つかったとしても、これを取得することはできなくなります。

限定承認は、法定相続人全員で家庭裁判所に対して申述手続をし、その旨を官報に公告しなければならないなど手続が煩雑であることからあまり活用されていないようですが、限定承認をした場合、まずは法律に従って相続財産の清算(財産の換価や債務の弁済)をしたうえで、プラスの財産が残っている場合は、単純承認をした時と同じように遺産分割協議を行うこととなります。負債だけが残ったとしても、被相続人の財産を超えて弁済する必要はありません。

毎月第3土曜日14時~17時に江古田の森で開催している無料相談「あなたの相談室」をぜひご活用ください。

【予約先】滝田三良法律事務所 東京事務所 03-6380-0843

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介護体験談

     

介護職 K・K

去年12月に「デイサービスセンターゆずりは」の介護職員として入職し、3か月が経過しました。以前は特別養護老人ホームで働いていましたが身体を悪くした時に同僚からデイサービスの話を聞き、悩んだ末に転職を決意しました。

介護職として働く前はパソコン業務が多かったですが、両親が高齢になり一度入院したのを機に介護職になる事を決めました。ゆずりは入職当初は特養とデイの違いに不安、戸惑いを覚えながらでしたが、先輩からのアドバイスを受け、少しずつ利用者様の事を覚えられるようになってきました。来年の今頃には私は還暦を迎えますが、身体が動く間は利用者様が安全に過ごせ、笑顔になれるよう頑張っていきます。

体験談募集!!

「感動体験、苦労体験、などなど当センターの利用体験談だけではなく、介護体験をした記事等も募集します。このコラムを通じ、利用者や支援者の様々な「おもい」を共有できることで、悩んでいる方の一助となれば幸いです。

引き続き江古田の森での体験談も募集しています。江古田の森広報委員へお気軽にお持ちより下さい。」

公開セミナーのお知らせ

日時:令和7年4月12日() 14時~15

会場:7階コミュニティスペース

テーマ:知っておきたい介護保険のこと

 講師

中野区江古田地域包括支援センター 大場秀子様

   

※予約不要です。直接会場へお越しください!

見学お待ちしています

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