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お知らせ

広報誌

江古田の森だより 209号

2025年7月 8日 23:30

江古田の森だより vol.209

今月の表紙

デイサービス

「フラワーアレンジメント」

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デイサービスセンター江古田の森では、フラワーアレンジメントを開催しました。利用者のみなさん、思い思いの形に生花を飾り付けました。「どういう風にしようかな」と悩む時間も楽しそうでした。今後、定期的に開催していく予定です。次はどんな作品ができるでしょうか。










特別養護老人ホーム

「普段の様子」

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こんにちは!江古田の森特養です。

今回のお写真は利用者様の普段の生活を撮影した様子です。

職員と江古田の森を散策し、ツツジを見て、その後お好きなチョコを召し上がっていただいたところです。とてもチャーミングな表情ですね。

毎日の生活で利用者様の笑顔が引き出せるよう職員がそれぞれ考え、これからも支援していきたいと思います。

ケアハウス

「ゴミ箱製作」

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働き者の利用者様は手が空くと「何かやろうか」と作業に取り組もうとする意欲を見せて下さいます。古いチラシを用いて作成する箱はゴミ箱として重宝するので、職員と一緒に製作をしました。「こうでいいのかな?」「どうしたらきれいに折れるかな?」と職員に聞いて下さり、一生懸命なご様子でした。中には「私はゴミ箱づくり得意なのよ。」と慣れた手つきを見せて下さる方もいて、素早く丁寧に製作するする姿にみな感心するばかりでした。「私もうまく作れるようになりたいわ。」と刺激を得る機会にもなりました。

障害者支援施設

「イースター」

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行事で「イースター」をテーマに、お菓子作りをしました。イースターはイエスの復活を祝うキリスト教のお祝いで「卵」や「ウサギ」がシンボルとなっています。

まずは、ウサギの耳をつけて気分をあげて、生クリームやチョコレート、シュガーパウダーをつかってクッキーにデコレーションしています。「嬉しい、上手くできた!」と大満足の笑顔です。オリジナリティあふれたクッキーがたくさんできあがりました

ゆずりは

「こいのぼり」

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ゆずりはでは5月のイベント行事として鯉のぼり制作を行いました。参加した利用者様は見本を見ながら少しずつアレンジを加えていき、自分なりの鯉のぼりを作っていきました。「思ったより難しかった」「みんなで作ると楽しい」等のお言葉を頂きました。後日、参加された利用者様から「自宅で見せたらみんな喜んでた。」やご家族から「上手に出来ていたので飾っています。」等のありがたいお言葉を頂きました。

今後もゆずりはでは制作活動を続けていきます。次回の作品がどのようになるのか今から楽しみです。

短時間通所リハビリテーション

「短時間通所リハビリ」

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短時間通所リハビリではグループ訓練を行っています。グループ訓練では主に「基礎運動コース」「転倒予防コース」「腰痛予防コース」「コグニサイズ」の4つのコースを週毎に変更して実施しています。4月に入職した新入職員も利用者の皆様と楽しく集団リハビリを行っています。

介護老人保健施設

「老健デイ」

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こんにちは!老健です!

毎週火・水・金曜日に老健デイを開催しています。老健デイは、老健においてたくさんの利用者さん同士交流を図り、生活にハリを持って頂くことを目的としています。普段は別のフロアで生活している方と顔を合わせますので、「久しぶり!今日もよろしくね!」の声が聞こえます。

頭の体操、リハビリ体操、歌を歌ったりと2時間はあっという間に過ぎてしまいます。「もう終わっちゃうの?」と嬉しいお言葉を頂きます。

 

◇"日本はもっと強くなれる、優しくなれる"◇

【山口かずゆきコラム】vol.23

エスカレーター文化、進化のとき?

エスカレーターで「片側を空ける」習慣、誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
この文化は、1970年に開催された大阪万博をきっかけに広まったといわれています。
ヨーロッパなどでは当時すでに、急ぐ人のために片側を空けるマナーがあり、
それに配慮して、大阪万博では右側に立ち左側を空けるスタイルが定着しました。
以来、急ぐ人のために片側を空けることが"マナー"とされてきましたが、最近この文化に変化の波がきています。

エスカレーター上を歩くことで転倒のリスクが高まることや、片側に人が偏ることで機械への負担が大きくなり故障の原因になることが指摘されています。
また、急ぐ人を優先することで、かえって全体の輸送効率が落ちるという報告もあります。

さらに、片麻痺のある方は健側の手でベルトを持つ必要があり、子ども連れのお母さんはお子さんと手をつないで並んで立つ必要があります。
両側に立てないと安全に利用できない方たちも少なくありません。

現在、埼玉県や名古屋市をはじめ、全国各地で「歩かないエスカレーター」を目指す取り組みが広がっています。
そして2025年、再び大阪へ。
大阪・関西万博では、「エスカレーターは歩かず安全に利用する」という新しい文化が、世界へ発信されることが期待されています。

人にやさしい文化。
1970
年に始まった習慣が、未来へ進化していきます。
この変化を、私たちも見届けたいですね。

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元衆議院議員・元参議院議員・南豪北グループGM 山口和之(かずゆき)

総合南東北病院の前身、南東北脳神経外科病院のリハビリテーションセンター立ち上げに大学病院から招聘される。

議員時代には、病院の目標、脳卒中・心臓病撲滅に循環器病対策基本法(予防・治療・社会復帰)を成立させる。

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【小室先生コラム】

いわゆるゴミ屋敷問題について

弁護士法人滝田三良法律事務所 東京事務所

弁護士 小室未来

ニュースなどで、いわゆるゴミ屋敷の問題がとりだたされることもあり、ゴミ屋敷の問題は以前よりも多くなってきているように思います。その背景には、超高齢者社会となり、ご高齢者が自身の住まいの管理が十分にできないときがあることや、荷物などが放置されたままの空き家が増えてきたなど、様々な理由が考えられます。

近隣にこのような状態の建物がある場合、他人事では済まされませんが、いくらゴミ屋敷に迷惑していても、無断でゴミを処分したりしようとすれば、住居侵入罪や器物損壊罪などに該当するおそれもあります。

このような場合、これまでも行われてきた対応としては、廃棄物処理法や道路交通法違反などを根拠として警察に捜査を働きかけたり、いわゆる「ゴミ屋敷対策条例」がある自治体の場合には、自治体に条例に基づいた措置を求めることが挙げられます。また、自身の敷地にまでゴミが散乱しているなどの場合は、裁判所にゴミの撤去を求めて民事訴訟を提起するなどもあり得ます。

このように、警察や行政、裁判所を利用してゴミ屋敷対策を行うことが考えられますが、以前はゴミ屋敷対策を直接規定する法律はありませんでした。

この点、改正民法等が令和5年4月1日に運用開始となり、所有者による土地・建物の管理の不適当で、他人の権利・法的利益が侵害され、またはそのおそれがあって、管理人による管理の必要性が認められる場合には、裁判所が管理人を選んで管理を命令し、処分することができるようになりました(管理不全土地・建物管理制度)。

この法改正によって、直接ゴミ屋敷化している不動産の管理を第三者である管理人が行うことが可能となりますが、これを申し立てするのは利害関係人に限られること、申立人は、申立時に裁判所に予納金を納める必要があることなど、ハードルが高い制度でもあります。

この制度は今後の運用を待たれますが、これまで直接対策をとれなかったゴミ屋敷問題解決のために活用が期待されています。

※今年度よりこちらのコラムは隔月の掲載となります。

毎月第3土曜日14時~17時に江古田の森で開催している無料相談「あなたの相談室」をぜひご活用ください。

【予約先】滝田三良法律事務所 東京事務所 03-6380-0843

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なるほどコーナー

お役立ち情報  

健康長寿に効果的なウォーキング

健康寿命とは健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことです。ウォーキングは、障害が生じる危険度も少なく、老若男女問わずに行える運動です。これから運動を開始するという方でも、抵抗感なく継続して取り組みやすい運動のひとつです。

ウォーキングの効果

・体重や体脂肪を減らし、健康的な体をつくる

・血圧や血糖を下げる

・脳卒中などの生活習慣病のリスクを下げる・・・などあります。

健康長寿が延びるウォーキング方法

・大股で地面を力強く蹴って歩く

・うっすらと汗ばむ程度に早歩きをする

・息が弾むぐらいのペースで歩く

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2064歳の男性9,000歩・女性8,500歩、65歳以上の男性7,000歩・女性6,000歩が目標値と言われています。

ウォーキングを行う上で気を付けること

普段運動習慣のない人や、体力や歩行に自信がない方が、いきなり高いレベルの歩数や運動強度を目指すと健康を損なうおそれがあります。まずは今よりも早歩き・大股での歩行を意識すること、毎日の習慣として無理なくウォーキングを続けることが大切です。




介護体験談

介護職 K・W

私は数年前の子供が生まれた際に育児休暇を取得させて頂きました。私自身、三人目の子供で育児や家事と仕事との両立が難しいため、職場に相談して一カ月間育児休暇を取得しました。昔よりは制度が整ってきたとはいえ、まだまだ男性で育児休暇を取得する人は少ないと思います。また男性自身も制度自体の知識が少ないと思います。一カ月と少ない期間でしたが、とても充実した思い出深い期間となりました。取得する・しないに関わらず男性にも育児休暇という制度の知識を深めてもらいたいと感じました。

     

体験談募集!!

「感動体験、苦労体験、などなど当センターの利用体験談だけではなく、介護体験をした記事等も募集します。このコラムを通じ、利用者や支援者の様々な「おもい」を共有できることで、悩んでいる方の一助となれば幸いです。

引き続き江古田の森での体験談も募集しています。江古田の森広報委員へお気軽にお持ちより下さい。」

公開セミナーのお知らせ

日時:令和7712() 14時~15

会場:7階コミュニティスペース

テーマ

転倒予防~身体づくりと環境の注意点

 講師江古田の森 理学療法士

   

※予約不要です。直接会場へお越しください!

見学お待ちしています

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