江古田の森だより 222号
2026年9月12日 21:11
江古田の森だより vol.222
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今月の表紙 障害者支援施設 「昭和記念公園ランチ♪」 先日、利用者2名と一緒に昭和記念公園へ外出に行きました。 天気にも恵まれ、園内では季節の花や景色を楽しみながら、ゆっくり散策を行いました。 「きれいですね☆彡」「また来ましょう♪」と伝えると笑顔で返して頂ける場面も多く、穏やかな時間を過ごすことが出来ました。 昼食は利用者様それぞれが好きなメニューを選び、楽しそうに食事をされました。食後にはカフェにも立ち寄り、デザートや飲み物を味わいながら、和やかに会話を楽しまれていました。普段とは違う環境の中で、リフレッシュしながら楽しいひとときを過ごす事が出来た外出となりました。
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技能実習生インタビュー
技能実習生 Hさん 出身はどちらですか? ベトナムです。
介護の仕事をしようと思ったきっかけは? 将来、自分の家族が高齢になった時に介護が出来るからです。今のうちにこの仕事を通じて経験を積み、確かな技術と知識を身に着けたいと考えております。
日本で働こうと思った理由は? 日本の文化をより深く知り、日本人の仕事の進め方やマナーを現場で学びたいと考えております。
日本にきて良かったと思う事は? 日本人と一緒に働き、コミュニケーションが取れた事、今まで行った事ない場所へ行けたこと、そしてたくさんの美味しい料理を体験できた事です。
この施設で働いてみてどうですか? 業務は多忙ですが、職場の皆様が大変親切にサポートしてくださるため日々喜びを感じております。
これからこの施設に来る技能実習生さんに何か伝えるとしたら何ですか? 日本語を上達させ、自信をもってコミュニケーションが取れるようになるためには、たくさん学ぶことが大切です。実際の会話では記憶を呼び起こしたり、相手の表現をまねしたりすることから始めると良いでしょう。これは仕事でも同様です。日本人の仕事の進め方や問題解決の方法を観察し、それを手本にして実践していくことが成長への近道です。
地域からのお便り 今回は江古田の森をご利用されていた方のご家族より、原稿をお寄せ頂きましたので、ご紹介します。こちらは、全国中学生人権作文コンテストで「東京都人権擁護委員協議会 中野地区委員会 人権擁護委員賞」を受賞された作文です。「思いやり」や「相手の立場に立って考えること」の大切さが綴られていますので、ぜひ皆様にもお読みいただければ幸いです。 車椅子専用駐車場のマナーと人の思いやり 中野区立 第七中学校 :Kさん
皆さん、「障がい者等用駐車区画」を知っていますか。私の家は、脚に障がいを持つ祖母と一緒に暮らしています。祖母は家の中での日常生活も車椅子で過ごしており、外出の時は車椅子でそのまま乗れる福祉車両で出かけます。祖母はその車で買い物に行くのをいつも楽しみにしてます。 ある日、母と祖母と一緒にスーパーへ買い物に出かけた時のことです。駐車場に着いていつも駐車している車椅子用の駐車スペースに行くと、私達の前にいた障がい車用のマークがついていない車がそのスペースに駐車しました。その車から降りてきたのは、障がいは特に無さそうなおじさんでした。足を引きずっている様子もありません。車の置く場所が無くなってしまい、母は困った顔をしていました。私はその光景を見て、とても驚いたと同時に悲しい気持ちになりました。 車椅子用の駐車スペースは正式には、「障がい者等用駐車区画」と言います。この設置に関しては、バリアフリー法(正式名称:高齢者、障がい者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)で定められており、この法律は、高齢者や障がい者を含むすべての人が安全かつ快適に移動できるよう、社会全体のバリアフリー化を推進するものであり、このスペースは、車椅子利用者やその他の移動に配慮が必要な方が円滑に乗り降りできるスペースで普通の駐車スペースより広く、施設の入り口の近くに設置されています。 私の家の車は後ろのドアを開けて中からスロープを出す形なので、車の後ろ側には広いスペースが必要です。しかし、この車は普通の駐車スペースでは、スロープを出すスペースが足りず、車椅子の乗り降りができません。この日、他の車椅子用の駐車スペースがすべてふさがってしまっていました。仕方なく、私たちは広いスペースがある駐車場の奥側のかなり離れた場所に車を停めて、私は祖母の車椅子を押してお店の入り口まで歩きました。祖母は「大丈夫よ、こういうこともたまにはあるから」とすこし笑っていましたが、その笑顔の奥には必ず悲しさがあったと感じました。このときに、私は「権利」と「思いやり」という言葉について改めて考えました。「障がい者等用駐車区画」は、法律やルールで決められた特別な場所です。そこは、障がいを持つ人や高齢で歩行が難しい人が、安心安全に施設を利用できるために設けられています。それは特別な「優遇」ではなく、全ての人が同じように暮らすための「必要な配慮」です。 もし健康に問題ない人が「少しの間だけだから」と思ってそこに停めてしまえば、その一台のせいで本当に必要な人が使えなくなります。「自分さえ良ければ」という考えは、一見小さなことでも、誰かの生活を不便にしてしまうのです。 私はこの人権作文で「人権」について学びました。人権は、誰もが生まれながらに持っている大切な権利です。しかし、それを守るためにはお互いの立場を想像し、尊重する心が欠かせません。ルールを守ることはもちろんですがその根底には「相手を思いやる気持ち」が必要なのだと改めて感じました。 この出来事の後に友達に車椅子用のスペースに関して聞いてみました。多くの友達が車椅子の人優先で車を置く場所とは知っていましたが、なんで広い場所が必要かまで知っている人はいませんでした。私は祖母がいるのでこのことを知ることができましたが、普通に過ごしていると分からないことなので、こういったことはもっと知ってもらうことが大切なんだと思いました。知らなければ、悪気なく同じことをしてしまう人もいるからです。 私はもっと多くの人に、「障がい者等用駐車区画」の意味や、そこに込められた思いやりを知ってもらいたいと思いました。人権を守ることは、難しいことではなく、相手の立場に立って考え、行動すること。たったそれだけのことでも社会を少しずつ優しくすることが出来ると思います。車椅子用のスペースのルールを守ることもその一つです。これからも私は、身近な場所から思いやりの輪を広げていきたいです。 ※原文のまま掲載しております。
介護体験談 今月は記事なし。 体験談募集!! 「感動体験、苦労体験、などなど当センターの利用体験談だけではなく、介護体験をした記事等も募集します。このコラムを通じ、利用者や支援者の様々な「おもい」を共有できることで、悩んでいる方の一助となれば幸いです。 引き続き江古田の森での体験談も募集しています。江古田の森広報委員へお気軽にお持ちより下さい。」
公開セミナーのお知らせ→既に終了しました。 日時:令和8年8月15日(土) 13時~14時 会場:7階コミュニティスペース テーマ:新しい後見人制度について 講師:弁護士法人 滝田三良氏、法律事務所 小室未来氏 ※予約不要です。直接会場へお越しください! |
