江古田の森だより 161号
2021年6月30日 10:32
江古田の森だより vol.161
今月の表紙 介護老人保健施設 レクリエーション"こいのぼりの貼り絵" 桜が散り行き季節は5月になりました。コロナ禍で外出がしにくい中、室内でのレクリエーションが活発になっております。5月と言えば......という事で、利用者の皆様とこいのぼりの貼り絵を作りました。完成した絵を眺めながら「来年はみんなで本物のこいのぼりが見られると良いですね」と言うと、「来年の楽しみが出来たよ」と笑顔を見せてくださいました。 |
ケアハウス ケアハウスでは4月にお楽しみ会を開催し、そこで苺と生クリームをトッピングしたプリンを提供させて頂きました。利用者の皆様は出来上がりを見て大盛り上がり。「立派な苺ね!」「ショートケーキみたい。あなたが作ったの?」と、見た目と味の両方を楽しんでいただけました。外出自粛の中、施設内での食事は大きな楽しみの1つです。これからも多くの喜びを提供していけたらと思います。
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デイサービスセンター江古田の森 【風物詩】 デイサービスセンター江古田の森では、午後の手作業の時間に「鯉のぼり作り」を行いました。五月の風物詩ということもあり、職員や他の利用者様とお話をしながら作業されていました。出来た作品を見て、「小さくてかわいいね~」と大変喜んでおられました。今後も色々な作品を作っていただきたいと思います。
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デイサービスセンターゆずりは 【釣りゲーム】 5月5日は子供の日です。ゆずりはではフロア入口に兜を飾りました。利用者さんから「大きく立派で素敵な兜ね」との声を頂き、一緒に写真を撮ったり、レクリエーションでは、鯉のぼり釣りゲームを行いました。新聞紙で作った竿に磁石を付け、2チームに分かれ、決められた枚数の鯉を一人ずつ釣り、リレーのように次の方に竿と鯉を回していき最後の方まで早く釣れたチームの勝利というゲームです。「頑張ってー」と声援の中、皆さん集中し、慎重に釣り上げていました。勝ったチームは拍手をして喜ばれていました。「このコロナ禍、良い話はないけれど端午の節句の祝いが出来て良かったわ」と多くの声を頂きました。
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特別養護老人ホーム 5月に入ってやっとコロナ関連のニュースや感染者も落ち着いてきたかと思えば、また緊急事態宣言が出されてしまったり、気候的にも梅雨間近の不安定な天気だったりと、目まぐるしく世の中が変わっていきます。 さて、5月の第2日曜である9日は母の日でした。入居者様に少しでも明るい話題をと思い、職員からも日頃の感謝の気持ちをお伝えしました。 生活スタイルの多様化から解釈が広がり「5月は母に感謝を伝える月」という考え方も広まってきているそうですので、新型コロナ対策で何かと距離がひらきがちな昨今、こんな時期だからこそ日頃の想いを一言伝えてみてはいかがでしょうか。 |
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短時間通所リハビリテーション
短時間通所リハビリでは4月からの新しい取り組みを始めました。それが集団リハビリ! 週ごとに「腰痛予防」「認知症予防」など様々なテーマに合わせた運動を5~8名ほどの 少人数グループで実施しております。動きは簡単ですが、普段使わない筋肉や動きをして 身体の色んな部位を鍛えております。 その都度、理学療法士から解説があるので、今やっている運動がどう効いてくるかを理解しながら出来るので、非常に充実しております◎ ご自宅でも出来る運動も行っているので、ご家族と一緒に運動してみてはいかがでしょうか(^^) |
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長時間通所リハビリテーション 長時間通所リハビリではリハビリや入浴の合間に利用者さん同士で麻雀やオセロ、将棋など楽しまれています。なかには勝負に熱くなって、リハビリの時間になっても「もう一勝負してからでもいい?」と申し出る利用者さんもいらっしゃいます。どちらが強いのか質問すると「今日は自分のほうかな」と謙遜されたり、「今日は調子が出なかった、運がなかった」と笑いながら少し悔しそうな様子も見られたりしますが、皆さん実力が拮抗しているようで、本当の決着はまだまだつかないようです。写真の利用者さん方はオセロで最終的に白と黒の数が同数になって、オセロなのに白黒つかない勝負をしていたようです。「また来週ね」と帰る際の挨拶をしているのを見ると、今後も利用者さん同士の勝負を見届けたいと思いました。安心して利用者さんが過ごせる環境を提供していきたいです。
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江古田の森体験談 障碍者支援施設 介護職員 大塚 恭平 私は2018年4月に入社しました。介護の仕事に就こうと思ったのは、自分の住んでいた近所に障害をもっていた人と出会ったのがきっかけでした。ニュースでも障害者が世間から差別されているのを見て、障害をもった方も健常者と同じように楽しく生活してほしい、またその人たちの役に立ちたいと思い、この介護の道を選びました。 しかし、はじめは思い通りにはいかず、利用者さんと関係が築けない・利用者さんに怒鳴られる日々でした。また、自分にはこの仕事は向いていないと思い、現実から逃げ出そうと思ったこともありました。しかし、日を追うごとに利用者さんと少しずつ関係が良くなり、やりがいを感じることが多くなっていました。 その中で利用者さんとの関わりで一番印象的だったのが、年に一度開催されるクリスマス会でした。願い事カードを書くイベントがあり、通所の女性の利用者さんHさんが「職員さんと来年は音楽を覚えたい」と書いてくれてそれを自分に言葉で伝えてくれたことが嬉しかった出来事です。そこから利用者さんに感謝されることが自分の仕事のやりがいになりました。 これからは、これまでよりも利用者さんから必要とされる職員になりたいと思っています。そのために、より丁寧な介助を心がけ、利用者さんのちょっとした変化に気づき、さらに利用者さんを知っていきたいと思っています。また、それを自分より若い世代へ介護の楽しさ・素晴らしさを伝えていき、介護の人材を増していきたいです。 ●〇● !体験談募集! ●〇● 感動体験、苦労体験、などなど当センターの利用体験談だけではなく、介護体験をした記事等も募集します。 |
◆なるほどコーナー◇ <栄養科> カルシウムは、骨量の維持に必要なミネラルです。健康な骨と歯を作ったり、血液の凝固や心機能、筋肉の収縮等にも関係します。カルシウムが慢性的に不足すると、不足分のカルシウムを骨に貯蔵されている分から身体が使用する事で骨が弱まり、骨粗しょう症を起こす可能性が高まります。 カルシウムは、牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品。骨ごと食べる事が出来るメザシやいわしなどの小魚に多く含まれます。 また、その他に豆・豆製品。チンゲン菜や、小松菜などの緑黄色野菜。ひじきや、ワカメ、寒天などの海藻類。切り干し大根などの乾物類にも沢山含まれています。どれも身近な食材なので、毎日の献立にぜひ組み込んでみてください。 |