嚥下体操をしていつまでも美味しくご飯をたべましょう!
2020年12月16日 08:36
「嚥下体操をしていつまでも美味しくご飯をたべましょう!」
最近食事や飲み物でムセてしまう・・なんてことはないでしょうか。足や腰など年齢を重ねると共に筋肉は衰えていきますが、それは飲み込み(嚥下)の筋肉も同じことです。飲み込む力が弱い、タイミングが遅いなどの問題でムセてしまうのはどんな方にも訪れることです。
今回はそんな飲み込み(嚥下)の力を強くするための簡単な体操を紹介しますので、食事の前等に鏡の前で実践してみて下さい。
★飲み込みのリハビリを担当する言語聴覚士の木村と一緒にやってみましょう!!
※まずは、それぞれ10回ずつやってみましょう!
ステップアップ!
他にも飲み込みの筋力を向上させる運動があります。
少し難易度が高かったり、血圧の高い人は注意が必要な場合がありますので、無理せずにチャレンジしてみて下さい。
◎おでこ体操
①自分のおへそを見るように顎を引きます。
②おでこに抵抗を加えてもらい、それに対して負けないようにおへそを見続けましょう・
まずは5秒維持を3セットくらいやってみましょう。
※頸椎症の方は禁忌となっています。また血圧の高い人もやめておきましょう!!
◎舌出し嚥下
名前のとおりに舌を出した状態で唾を飲み込んでみましょう。まずは自分のできる範囲で舌を出して飲み込んで下さい。無理をせずに、歯で舌を噛まないように気をつけましょう。
嚥下の問題は、加齢だけでなく、認知症や脳梗塞などの病気によって引き起こることが多くあります。詳しい対処法はかかりつけの医師や看護師、リハビリセンターの言語聴覚士等にぜひ問い合わせください。