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■転倒予防について 【家の中で転ばないために ~玄関~ 】

2020年1月 4日 10:48

前回 ■転倒予防について 【家の中で転ばないために ~リビング~】より続きます。 <玄関> 玄関1 ○上がり框の昇り降り 玄関の段差(上がり框や式台)の昇り降りでの不安はありませんか? 玄関は足の筋力や段差の高さを捉える視覚の機能の衰えにより転倒の危険性が生まれてくる場所です。

 ↓↓↓対策↓↓↓

玄関2 手すりを設置し、つかまりながら昇り降りできる環境にすることで、動きの安定性を高めることにつながります。特に床置き型の手すりは、工事せずに設置ができ、手すりが片側・両側についているなど、身体の機能や玄関の環境に合わせた形を選ぶことができます。例えば、玄関についている靴箱を手すり代わりにしている方では、片側手すりを設置し両側につかまれる場所をつくることもできます。また、上がり框の前に踏み台を設置し段差を低めることで、昇り降りの際に足へかかる負担を低減することもできます。   ○靴の脱ぎ履き 玄関3 玄関で靴を脱ぐ際にバランスを崩して転倒してしまう事例が多く挙げられています。立って靴を脱ぐ際は片足立ちになる瞬間がありますが、5秒間の片足立ちができないと靴の着脱中に不安定な状態となり転倒しやすくなるという予測が出されています。また、靴を履く際は座って行う方が多いと思われますが、上がり框に腰かけたところから立ち上がる際に、足の筋力によっては支えになる物や手伝いが必要になることがあるかもしれません。

  ↓↓↓対策↓↓↓

 玄関4   椅子を用意し、座って靴の脱ぎ履きが出来るようにしておくことにより、転倒予防になります。また、立って脱ぎ履きする際は、壁や靴箱など安定したものを支えにしながら靴べらを使用することが有効です。マジックテープで留める靴など、脱ぎ履きがしやすいような形の靴を選ぶことも対策として挙げられます。   ○まとめ 今回は転倒が多く起きている居間・リビング、玄関の中で注意が必要なところとその対策をご紹介しました。家の中で安全に過ごせるよう、環境を見直すきっかけにして頂けたらと思います。

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