9月でも夏バテ対策を!②
2019年9月 5日 17:36
今回は9月でも夏バテ対策その②(その①はこちら)、お家で簡単にできるケアについて紹介します。
➀腹式呼吸
腹式呼吸は腸を刺激し、マッサージする働きがあります。腸を刺激することで、腸の働きを活発にして腸疲労の回復を促します。また、腸は自律神経と密接な関係にあり、深呼吸によって副交感神経を優位にすることで、リラックス効果を発揮し、腸の動きが活発になります。
鼻からゆっくり息を吸って(4秒程度)お腹を膨らませ、次に鼻または口からゆっくり息を吐き(8秒間かけて)お腹をへこませます。座って行うのが難しい方は、仰向けになってお腹に手を当てながら行うと行いやすいです。
②腸マッサージ
便秘の場合:手を拡げておへその上に置きます。手首の付け根の柔らかい部分と指先がお腹に触れるようにし、右から左へ、左から右へと、交互にゆっくりさすります。腸の動きを促すマッサージです。
下痢や軟便の場合:手を握ってグーを作ります。お腹に当て、おへその周りを「の」の字を書くように軽く押しながらゆっくり動かします。少しずつ円を広げながら何回か行います。小腸を刺激して、栄養分を吸収する機能を促すマッサージです。
③はちみつ緑茶
はちみつと緑茶の組み合わせは、下痢止めに効果的だと言われています。緑茶に含まれるタンニンには、便を硬くする働きがあります。そこへ整腸作用があるはちみつを加えた飲み物です。
作り方は、緑茶100ccに対し、はちみつ小さじ1を加えて混ぜるだけです。温かいまま飲めば下痢止めに、冷やせば便秘解消ドリンクになります。胃腸の調子に合わせて、ホットとアイスを飲み分けてくださいね。
以上、夏バテ予防についてお話でした。
胃腸のケアは、夏だけではなく、一年中健康維持に必要ですので、常に意識して生活していただければと思います。
食欲の秋に向けて、疲れをその日のうちに解消する、疲れを溜めないように心掛ける、ゆっくり休むことで、胃腸の元気を保ちましょう。涼しくなる頃には、美味しい食事タイムを満喫したいですね。