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認知症について③『介護疲れしないための工夫』

2019年3月22日 09:41

介護疲れしないための工夫 特に在宅で認知症の人を家族介護する場合は、家族にも身心の負担が大きく、疲労が溜まります。 介護疲れしないための工夫についてご紹介します。大事なのは、一人で抱え込まずに周囲を頼ることです。 家族介護者は介護の専門家ではないのですから、一人でできないことがあって当たり前です。手始めに家族のほかのメンバーや親戚に相談しても良いでしょう。 また、専門機関に相談することも大切です。保健センター、高齢者相談センター(地域包括支援センター)、在宅介護支援センターなどさまざまな窓口で専門家に相談することができます。 自治体や福祉団体などが開催する介護教室に参加し、介護の動画などで専門家から学ぶ方法もあります。 介護には休みがありません。しかし、介護する側にも一時的休止(レスパイト)は不可欠です。そのための支援をレスパイトサービスと呼び、介護保険を利用して介護サービスを受けることができます。 在宅で家族介護をする場合、ホームヘルパーによる訪問介護を利用すれば、家族介護者にとって一時的な休息になります。サービス内容は排泄、入浴などの身体介護、料理、洗濯などの生活援助です。 また、生活圏の地域にある介護事業所の利用者となって通所し、必要なときは宿泊もできる「小規模多機能型居宅介護」というサービスもあります。「認知症対応型通所介護」は認知症の65歳以上の要介護者がデイサービスセンターなどを利用できるというものです。 一方、「認知症対応型共同生活介護」なら、グループホームで認知症の人たちが共同生活を送ることができます。 認知症の要介護者に対応している介護施設としては、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護療養型医療施設(2017年度末廃止)があります。 要介護度や本人の意思など状況に応じて効果的な利用を検討してください。   認知症を正しく理解して、患者と良い関係を 家族が認知症になると寂しさや、時には腹立たしい気持ちが湧いてくる人もいるでしょう。 しかし、認知症の人は何もかもできなくなるわけではなく、できることもあります。認知症の人への愛情と病気に対する正しい知識を持って対応し、良い関係をつくっていくことが大切です。 ただし、家族介護は長期化すればするほど家族への負担が大きくなります。 専門家の相談窓口や介護サービスなどを上手に利用して、無理のない介護を心掛けましょう。  

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