腰、膝、肩…冬の関節痛はなぜ起こるの?
2020年1月23日 10:00
冬になると悪化する、腰や膝・肩の関節痛。
なぜ冬になると痛みが増すのかご存知ですか?
関節痛の原因としては様々な要因がありますが、冬の寒い時期に考えられるのは、まず血行不良が挙げられます。
寒さによって血管の収縮などが起こるため、血行が悪くなったり、酸素や栄養素の循環も滞ったりし、体は老廃物がたまりやすい状態になります。すると、周辺の筋肉まで硬くなってしまうため、腰や膝、肩といった、よく動かす部位には、いつも以上に大きな負担がかかってしまい痛みがでてくるのです。
また、関節痛を放っておくと更に悪化し持病となってしまう可能性が高い為、早めの注意が必要です。
そのため、この寒い時期に関節などの痛みを感じやすい方は、まずは、体を温め、血行を良くすることが大切です。
日常生活の中で、適度なウォーキングやストレッチを行うと血行が促進され、関節痛を和らげることが出来ます。関節が痛いからといって動かないようにするのは逆効果となりますが、やり過ぎでも負担がかかるため「気持ちがいいな」と感じる程度にしましょう。
また、ヒートテックのような薄手でも暖かいインナーウエアを着用し、体が冷えやすい指先、つま先、膝、首、肩などは積極的に温めるようにしましょう。腹巻などで腰回りを冷やさないようにするのも大切です。
今年の冬は、適度な運動や体を温める食事・飲み物を摂り、元気に過ごせるようにしましょうね。
