杖選びのコツ・ポイント ②杖の長さとつき方
2019年5月16日 10:23
こんにちは!
前回の杖の役割・種類に引き続き杖の選び方をご紹介いたします。
今回は長さとつき方についてご案内いたします。
○杖の長さ調整
どの杖が自分に適しているのか理解し、入手した際には自分に適した長さに調整していく必要があります。杖の長さ設定には下記計算式を用いると簡単です!
身長(cm)÷2+2~3(cm)=杖の高さの目安(cm)
例)身長150㎝の方の場合
150(cm)÷2+2~3(cm)=77~78(cm)
※あくまで目安です。個人によって使用感は異なりますので、微調整するなどご自身のあった高さに調整して下さい。
○杖の突き方
杖の高さも決まり、次は歩いてみましょう。杖を使った歩き方に決まりはありませんが、特に足に痛みのある方の場合のコツをお話しします。
方法 例①
①痛みが生じていない側で杖を握ります。
②杖を一歩分前に突きます。
③痛みが生じている側に足から杖に揃えて振り出します。
④痛みが生じていない側の足を揃えます。
方法 例②
①痛みが生じていない側で杖を握ります。
②杖と同時に痛みが生じている足を振り出します。
③痛みが生じていない側の足を前に振り出します。
高齢者になり転んでしまうと骨折などの大怪我に繋がってしまいます。転ばぬ先の杖なんていいますが、身体が動かしにくくなったり、痛みが生じた際には是非「杖」を使い、楽しく安全に歩きましょう!
杖選びのコツ・ポイント ①杖の役割・種類