東京総合保健福祉センター 江古田の森

menu

お知らせ

お役立ち情報 食事と栄養の話

お酒の豆知識

2017年6月14日 12:00

二日酔いを予防する栄養素   二日酔い予防に飲食中の食べ物・おつまみは非常に重要です。空腹のままお酒を飲み続けると、二日酔いになりやすいのです。飲食中に何を食べるのかも、二日酔いに大きな影響を与えます。     ・脂質…アルコールの吸収を遅くします。しかし、油たっぷりの揚げ物などはカロリーオーバーになってしまうので、ナッツやくるみなどの植物性の油を取るようにしましょう。   写真116   ・ビタミンB15、クルクミン…アルコールの代謝を促進します。ビタミンB15は玄米、クルクミンはウコンに多く含まれます。 写真117   ・スルフォラファン…肝機能の強化をします。ブロッコリー・カリフラワーなどのアブラナ科の野菜に多く含まれます。 写真118   お酒は脱水症状を引き起こす?   二日酔いを防止するために最も基本となる食べ物は実は水分です。アルコールには利尿作用があり、飲酒により飲んだ水分以上の水分が尿と汗によって失われます。その結果、脱水・頭痛・披露・倦怠感などの二日酔いの症状を引き起こすのです。これらを防ぐ為には、飲酒中にチェイサーを用いたり、飲み方をお湯割りやお茶割りにしたり、寝る前に多くの水分を取るようにしてください。最低でも500mlの水分を寝る前に補給することで、多くの二日酔いの症状を予防、または和らげることができます。 写真121   エンプティカロリー   お酒の酔いが回るのは個人差によりますが、アルコールを摂取すると顔に赤みを帯びたり、身体が火照るのはアルコールに含まれるカロリーが優先的に消費されているためです。お酒のアルコール分は、肝臓で直ちに分解されて優先的にエネルギーとして消費される為、身体に蓄積しにくい=エンプティカロリーと呼ばれています。とはいえ、おつまみのカロリーは体内に蓄積します。夜遅い時間にとった食事のエネルギーは消費されにくい為、体脂肪として蓄積されやすくなります。また、翌朝食欲が無くて朝食が食べられない原因にもなり、生活リズムにも乱れやすくなります。     オススメおつまみ   夜に摂る食事は、出来るだけ低脂肪で消化の良い物を食べるようにしましょう。特に、揚げ物などのこってり系や、肉などはお酒との相性は良くても控えめにしましょう。サラダやお浸しなどを飲む時のおつまみに組み込むことで、カロリーや脂肪の摂り過ぎを防ぐことができます。また、よく噛んで食べることも大切です。消化を良くし、脳の満腹中枢も刺激されて食べ過ぎを防ぐことができます。おつまみを購入する時には、エネルギーなどが記載された栄養成分表示を参考にして、エネルギーや脂質が少なめなものを選ぶようにしましょう。 写真119   最後に…   お酒は美味しく楽しく、ほどほどに飲みましょう。おつまみは揚げ物中心ではなく、健康に考えて選択してみましょう。 写真120        

見学お待ちしています

「施設見学お申し込み」フォームからご予約をお願いいたします。
お急ぎの方は、お電話でお気軽にご相談ください。

施設見学毎月実施中
施設見学お申し込み