東京総合保健福祉センター 江古田の森

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「スポーツ栄養」

2017年7月26日 12:00

スポーツ栄養とはスポーツ選手が試合で最大限能力を発揮したり、怪我を予防して質の高いトレーニングができるようにするための栄養学です。スポーツをしている人は運動量にあったエネルギーをとることが必要です。エネルギー必要量は体格、年齢、性別、スポーツの種目、トレーニングの量、強度、頻度によって調節します。個人個人の必要量にあった食事を摂らないと、慢性的な疲労や体重減少(増加)、障害を起こします。今回は効果的な運動効果を得られるよう、気をつけたい食事についてご紹介したいと思います。 写真124 ・スタミナアップに必要不可欠なエネルギー源=糖質   ・運動を行う際にはエネルギーとしてまず糖質(炭水化物)が使用され、その次に体内に貯えられた脂肪が使われます。脂肪は余分に食べた分だけ体脂肪として身体に蓄積しますが、糖質はエネルギー用として貯蔵できる量が少なく、食事による補給が必要となります。 そこで、運動を行う際には2~3時間くらい前にご飯や麺・パン類などの炭水化物を中心とした食事を摂りましょう。また、糖質を効率よくエネルギーに変えるためにはビタミンB1(豚肉・うなぎ・野菜等)・ビタミンB2(レバー・肉類・うなぎ・納豆等)の助けが必要となるので、同時に摂るようにしましょう。揚げ物など脂肪を多く摂ってしまうと消化吸収に時間がかかり、胃の中に未消化の食べ物が残ったままで運動を始めることになるので運動前は控えた方がよいです。 写真125 ・筋力UPにはトレーニングとたんぱく質補給の繰り返しが大切 エネルギーを効率よく作るところは筋肉です。その筋肉は「たんぱく質」から作られる為、日頃から十分にとっておくことが必要です。しかし、体内で一度に処理できるたんぱく質量には限界があるので1日3回必ずたんぱく質を含む食品(魚・肉・卵・大豆製品)を食べるよう心がけましょう。また、運動後の筋肉修復のタイミングに合わせてたんぱく質を摂取すると筋肉増大につながります。 写真126

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