ストレスに効く食事について
2017年8月23日 12:00
この時期は気温が高く、身体的にも精神的にも負担のかかる月です。その生活に無理がかかり、ストレスを溜めこんでしまい身体を崩してしまう場合もあります。
今回は「ストレスに効く食事について」をテーマに話をしていきたいと思います。
●ストレス軽減ホルモン「セロトニン」
穏やかな気持ちをつくり、ストレスを軽減する働きがあるとされているホルモンが「セロトニン」です。セロトニンは太陽の光を浴びたり、リズミカルな全身運動や呼吸、咀嚼などをすることで増えると言われています。
このセロトニンを増やすために重要な成分になるのが「トリプトファン」というアミノ酸です。トリプトファンは身体の中ではつくられない必須アミノ酸といわれるアミノ酸の1種で、食品から体内に取り入れることが必要です。
●「トリプトファン」を多く含む食品は?
ではトリプトファンを多く含む食品にはどのようなものがあるでしょうか
・牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品
・豆腐・納豆・しょう油・味噌などの大豆製品
・かつお・まぐろなどの魚類
・アーモンド・ピーナッツなどのナッツ類
他にもバナナや小麦の胚芽、卵などにも多く含まれています。
●トリプトファンと一緒にとりたい栄養素
トリプトファンと共にセロトニンを体内でつくるのに必要な成分はビタミンB6やビタミンC、マグネシウムなどです。上記で挙げた、かつおやまぐろはビタミンB6も多く含んでおり、大豆製品やナッツ類はマグネシウムも多く含んでいるため、オススメの食材です。
●ストレスを解消する食べ方
これまでストレスに効く食事の話をしてきましたが、1番のストレス解消となるのは美味しいものをリラックスして楽しく食べることです。時には家族そろって外食に出かけたり、友人と一緒に食事をするなど環境を変えてみましょう!





