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~生命力あふれる旬の春野菜を食べよう~

2018年3月28日 10:00

春野菜は栄養豊富なうえに解毒作用や抗酸化作用などの働きがあると言われています。それは寒さが厳しい時季に地中から芽を出し成長するために必要な栄養素や、害虫などから身を守るため成分がじっくりと溜め込まれるためです。 特有の「苦み」と「香り」がありますが、それにも理由があるのをご存知でしょうか?今月はこれからが旬の春野菜についてお知らせします。 写真201     春野菜の特徴 <苦味> 「苦味」の基となっている成分は植物性アルカロイドという成分です。老廃物を身体の外に出してくれる解毒作用の働きや、新陳代謝を促進する働きがあります。ただし、摂り過ぎるとお腹を壊すこともありますので注意しましょう。   <香り> 「香り」の成分には精油成分のテンペル類が多く含まれています。テンペル類は血圧を下げたり、血行を促進したりする作用や抗酸化作用、心を落ち着かせる作用などがあります。   <カロテン> 春野菜にはカロテンが多く含まれている物が多くあります。カロテンには抗酸化作用が大きいだけでなく、免疫増強作用もあります。       『おいしい春野菜の選び方・おすすめの召し上がり方』   ・フキノトウ…春の訪れとともに、いち早く芽を出す山菜です。ビタミンやミネラル類を幅広く含んでいます。また、食物繊維が豊富です。 つぼみが堅く、葉が開ききっていない小ぶりでころころと太っている物を選びましょう。 ※天ぷら、塩茹で、網焼き、煮物等 写真202   ・菜の花…ビタミンCを始めビタミンA、B1、B2、カルシウム、鉄分などの栄養素もバランスよく含んでいます。つぼみが締まっていて花が開いていないもの、大きさが揃っているもの、葉の色が濃いもの、茎の切り口がみずみずしいものを選びましょう。 ※辛し和え、炒め物、天ぷら等 写真203   ・タラの芽…カリウムを多く含む野菜で高血圧防止や、むくみの解消になります。また、食物繊維も多く含むため便秘予防・改善にも効果的です。芽が5cmくらいで小さすぎず、伸びすぎていないものを選びましょう。 ※天ぷら、和え物等 写真204   ・ウド…ウドは疲れにくく、抵抗力を保つアスパラギン酸、疲労回復効果があるジテルペンアルデヒドを含んでいます。 先までピンとしているもの、表面に産毛がびっしり生えているものを選びましょう。 ※酢味噌和え、炒め物、汁物等。ウドは生でも食べられます。 写真205  

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