東京総合保健福祉センター 江古田の森

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災害時に備えた食事

2018年9月30日 11:23

災害時にはライフラインが止まり、救助まで時間がかかることが想定されます。援助が届くまで生き延びるためには自身の力で72時間(3日間)を乗り切ることが必要と言われますが、巨大災害時では1週間が必要とも言われています。その為ご家庭でも日頃から非常食の準備が必要になります。   ★新たな非常食の備蓄法ローリングストック法 保存食を備蓄しておくことも、もちろん大切なことではありますが、日常の中に食料備蓄を取り込むという考え方もあります。 普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法をローリングストック法と言います。 ローリングストック法のポイントは、日常生活で消費しながら備蓄することです。 ※非常食というと3~5年保存可能な缶詰等が一般的ですが、ローリングストック法では1年保存程度のレトルト等も選択可能です。  
  • ローリングストック法のメリット1:備蓄に対するハードルが低い
ローリングストック法では、普段の生活で使う物を少し多めに購入し、使った分だけ購入して、常に一定量を備蓄しておきます。購入した食品を生活の中で使うので「もったいない」という感覚が生まれず、備蓄品の定期的な管理や入替えも必要ないので、無理なく続けることができます。  
  • ローリングストック法のメリット2:保管場所を忘れない
通常の災害備蓄品は、購入したまま放置してしまい、災害発生時に保管場所を思い出せず持ち出せないことがあります。しかし、ローリングストック法では「備蓄品=普段の生活で使う物」なので、保管場所を忘れることはほとんどありません。  
  • ローリングストック法のメリット3:消費期限を切らすことが少ない
ローリングストック法では、通常の災害備蓄品のように購入したまま放置することがありません。そのため、気がついたら消費期限が切れていたということは少くなります。  
  • ローリングストック法のメリット4:災害発生時でも、通常に近い生活が送れる
ローリングストック法で備蓄するのは普段の生活で使う物です。災害発生時でも通常と同じ食品を食べ、同じ日用品を使うことができますので普段から食べなれているものを食べることができます。   ☆注意点 古いものから使うこと 備蓄する食料が古くなってしまわないよう、消費の際には、必ず一番古いものから使うようにしましょう。新しいものを右側に配置し、左側の古いものから使っていく、というようにそれぞれに合った備蓄方法で上手に循環させることが大切です。 使った分は必ず補充すること ローリングストック法では、備蓄品としてストックしているものはいつ食べても構いません。ただし、消費した量を必ず買い足すようにしましょう。ちょっと補充を怠ったタイミングで災害が来る可能性もありますから、消費した分の補充は必ず直後に行いましょう。   ★9月のレシピ★ 備蓄の定番 缶詰を使ったお手軽オススメレシピ:焼き鳥辛子マヨトースト 【食材】 食パン:4枚切1 焼き鳥缶(タレ):1缶 マヨネーズ:小さじ1 からし:適量 マーガリン:適量 ネギ:お好みで   1 焼き鳥缶を器に取り出し、適量のマヨネーズとからしで和える。 2 食パンにマーガリンを薄く塗る。 3 食パンに和えた焼き鳥を満遍なく乗せてトースターで3~4分焼く。 4 お好みでネギを散らして出来上がり。    

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