社会資源について(介護保険で受けられるサービスとその他インフォーマルサービスのご紹介)
2019年1月26日 11:01
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社会資源について
Ⅰ.介護保険とは
介護保険とは、介護サービスが必要になった方を対象として、そのサービスを利用する際に保険金の給付を受けることが出来る、区や市が中心となって運営している制度です。今回は、「介護保険」について、使う事のできるサービスについて掲載させていただきます。
・対象者
介護保険をうけることができる対象の方は、以下の2通りに分けられます。
①第1号被保険者(65歳以上)で
原因に関わらず、介護サービスが櫃お湯であると認定された方
②第2号被保険者(40~64歳以下)
特定疾患により介護や支援が必要であると認定された方
・区分
介護保険を申請すると、「要介護認定」が行われます。要介護認定とは「どのくらいの介護サービスが必要か」を設定するものです。「要支援1~2」と、「要介護1~5」の7つの区分によって分けられます。要支援は生活の一部に介護が必要な場合に、要介護は生活の大部分に介護サービスが必要な場合に認定され、どちらも数字が大きくなるほど多くの介護サービスを受けることができます。
Ⅱ.介護保険で使うことができる主なサービス
①訪問サービス
自宅で入浴・排泄・食事の介護サービスなど日常生活の支援を提供するサービス。
②通所サービス
通所施設で様々なレクリエーションやリハビリテーションを受けることができるサービス。
③入所サービス
様々な条件での入所支援を提供できるサービス。
④福祉用具レンタル
障害者の生活や、高齢者、傷病者の生活や介護、介助の支援のための用具・機器のレンタル・購入できるサービス。
Ⅲ.住み慣れた地域で暮らし続けるために
住み慣れた地域で安心・安全に暮らし続けるために私達の身の回りには、多くの社会資源があります。この社会資源を利用することで、たとえハンディキャップを抱えていても安全に安心して暮らすことができます。この社会資源には、介護保険制度のように制度が確立されたフォーマルサービスと、家族や友人、ボランティアの方々に支えられているインフォーマルサービスがあります。今回はこのインフォーマルサービスをご紹介したいと思います。
①まちなかサロン
「まちなかサロン」とは区民の自宅や区民活動センター等を会場に、区民同士が気軽に集える“憩いの場”として活動を広げています。子育て中のお母さん方からシニアの世代などが集い交流できるきっかけづくりを行っています。中野区には各地域に30を超えるまちなかサロンがあります。種類は様々で、体操や麻雀などいろいろなテーマである万里楽しい時間を過ごすことが出来ます。
地域のボランティアの方々を中心に行っているので費用も安く、中には看護師や介護福祉士等の専門職がいて相談することが出来るサロンもあります。
「外出機会が減り、行く場所が無い」「運動をしたいがひとりでは不安」「仲間がほしい」など、こんなことを思っている方は、是非一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
※お問い合わせ:社会福祉協議会 中野ボランティアセンター 5280-0254
②高齢者困りごと支援事業
中野区在住でおおむね65歳以上の一人暮らしの高齢者、または高齢者のみの世帯を対象に、日々の生活の中で「ちょっとした困りごと(30分以内)」をお手伝いするサービスです。住み慣れた地域で安心して暮らせるように、区民の参加と協力で生活を支えてくれます。
③家族介護教室
珍致傷などの高齢者を自宅で介助している方を対象に、介護方法の学習や情報交換の場を提供してくれます。介護に関する悩みや困っている事を、介護をしている方同士で共有する事が出来ます。一人で抱え込まず、まずは一度足を運んでみてください。
介護が必要になっても、出来る限り住み慣れた地域で生活がしたいと願う方は多くいると思います。今回紹介したサービスはほんの一部で、地域にはさまざまな社会資源があります。分らないことや困ったことがある方は中野区社会福祉協議会などの地域の相談窓口に相談してみてください。
中野区社会福祉協議会
http://www.nakanoshakyo.com/ TEL:03-5380-0751
中野区公式ホームページ
http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/