☆寒い冬が旬☆ ブロッコリーの話
2021年11月16日 10:49
冬が旬の緑黄色野菜ブロッコリー。キャベツの変種で、カリフラワーと同種の野菜です。
ブロッコリーは特に、ビタミンCをたくさん含みます。ビタミンCは、ウイルスに対する抵抗力を高めるので『風邪予防』に欠かせない栄養素です。また、『美肌効果』も高く、コラーゲンを作り、シミ・そばかすを防ぐ効果もあります。他にも、カロチン（ビタミンA）やビタミンB6は肌や粘膜を正常に保ってくれる効果があるため、『美肌効果』が期待できます。また、食物繊維も豊富で、『便秘の改善効果』もあります。食べ応えのある野菜なので、満腹感も得やすく、『ダイエット』に効果的な野菜の一つでもあります。
寒ければ寒いほど、身を守るためにブロッコリーは糖分を蓄え、甘くなると言われています。寒い季節の疲れは風邪のもと。毎日の食事にビタミン類をたっぷり取り入れてください。野菜の少ない冬場の栄養補給源として、ブロッコリーを大いに利用しましょう。
〔選び方〕
普段私たちが好んで食べている部分は、花蕾（からい）というつぼみの集まった部分です。新しいものは、つぼみが濃い緑色で固くしまっていますが、古くなると黄色くなり、つぼみも広がってきてしまいます。古いものは栄養価も下がってしまうので、できるだけ新鮮なものを選びましょう。
〔調理のポイント〕
茹でる時は、塩を加えた熱湯に茎の部分から入れ、歯ざわりが残る程度に短時間で済ませると、ビタミンCの損失も少なく、ムラなく加熱できます。また、茹でたあとはザルに広げて手早く冷ましましょう。水にとると、味も香りも損なわれてしまいますので要注意！
