春のイライラ解消にはタウリンが効く!?
2022年4月13日 10:36
春のような暖かい日が続いたかと思うと寒さの戻りがある3月。
季節の変わり目は、気温の変動に体がついていけず、自律神経が乱れてイライラしたり、体調不良に陥りがちです。自律神経のアンバランスは、ホルモン分泌の乱れにもつながります。
ホルモンの分泌は、年間を通して微調整をしながら私たちの心身に大きく影響を与えています。その調整がうまく行われないと、心と体の不調に見舞われます。規則正しい生活を心がけることで、ホルモン系の作用はある程度整えられますが、日常的な栄養摂取も大きく関係し、「タウリン」が有効であるといわれています。「タウリン」は本来、体内で合成されるものですが、イライラしやすい人には不足している場合が多いそうです。魚介類よりも肉類が中心になったり、食生活そのものが不規則になりがちな現代人はタウリンが不足しがち・・・
あなたは足りていますか??
日常の健康維持にはもちろん、疲れを感じた時などにも「タウリン」を積極的に摂取するように心がけましょう。
<タウリンの摂り方>
牛や豚、鶏などの肉類には、ごくわずかにしか含まれませんが、魚介類に多く含まれています。特に多いのが魚肉の血合い部分や貝類。「タウリン」は水溶性なので、調理したときは煮汁ごと摂ると無駄なく摂取できます。
<タウリンを多く含む食品>
イカ、タコ、ナマコ、カニ、エビ、トコブシ、カキ、シジミ、アサリ、ハマグリ、サザエ、ホタテ、テングサなど・・・ 水中にすむ軟体動物、節足動物、甲殻類、貝類、海藻類が供給源となります。魚では、マグロやサバの血合い部分、ニシン、サケなどに豊富です。