介護老人保健施設（老健）ってどんな施設？
2022年2月16日 08:14
介護老人保健施設は、一般に「老健」と略して呼ばれています。入所する高齢者に対して、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの専門的なリハビリテーションの他、食事動作、入浴や着替え、トイレなどの日常生活訓練を通して在宅復帰をめざす施設です。
老健の利用には、１か月以上利用する「長期入所」と最大30日までの利用の「短期入所」があります。
〇老健の「長期入所」
・どんな人が入所できるの？
老健の長期入所は、症状が安定している、または病状の治癒は困難ですが、進行が穏やかな状態が続いており入院加療を必要としない方にリハビリ・看護・介護を中心としたケアを提供する施設サービスです。要介護１以上の認定を受けた方が利用できます。
なお、初回利用時には、診療情報提供書が必要です。
・老健の「長期入所」で入所できる期間はどれくらい？
介護老人保健施設は、在宅復帰を目指すための施設ですので、一定期間で退所することが前提となっております。他施設への申し込みをされている方も同様です。
入所期間は１ヶ月以上、おおむね3ヶ月です。
〇老健の「短期入所」
・どんな人が入所できるの？
要支援１以上の認定を受けた方が利用できます。ご本人の状態、またはご家族の事情で一時的に介護が出来なくなった場合などに利用できます。最大30日まで利用できます。
なお、初回利用時には、診療情報提供書が必要です。
・老健の看護・医療ケア
江古田の森の老健では常勤医師がおり、看護師が24時間常駐し、看護・医療ケアを提供しています。インシュリンの注射や胃ろうなどの経管栄養、たんの吸引にも対応しています。
・老健のリハビリ内容
老健では在宅復帰を目指して、起き上がりやベッドから車椅子への移乗、歩行訓練など、その方の状況に合わせたリハビリを行います。1回のリハビリの時間は20分程度です。
老健江古田の森では、長期入所では入所してから3ヶ月間は週5回以上の短期集中リハビリを受けることができ、短期入所では基本的に毎日リハビリを受けることができます。
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