今が旬!太陽の光を沢山浴びたアスパラガス
2022年5月 2日 08:48
年中出回っていますが、国内産の旬は春から初夏にかけて。緑黄色野菜で、ミネラルやビタミンが豊富に含まれています。アスパラガスに含まれるアスパラギン酸は、エネルギー代謝を促すなど、疲労や肝機能を回復させる作用があります。穂先に多いルチンは、血管を強くし、高血圧や動脈硬化の予防に効果を発揮します。また、鉄と造血作用のある葉酸を併せもつので、貧血の予防も期待できます。
種類としては、「グリーン」「ホワイト」「紫」の三種類あります。
ホワイトアスパラガスは日光に当てずに栽培されるので、日光によくあたったグリーンアスパラガスに比べると栄養分は低くなっていますが、食感は柔らかく流通が少ないため高価です。
紫アスパラガスは糖分が高く、甘みが強いのが特徴です。さらに、生で食することができ、シャキシャキとしていて香りも強いです。
【選び方のポイント】
※茎が太めでまっすぐと伸びて張りがあり、みずみずしいもの。穂先は開いておらず、ほどよく締まったものを選びましょう!鮮度が落ちていたり成長しすぎると穂先が開いて味や食感が落ちます。茎の細すぎるものや縦スジの多いものも避けましょう!
ハカマの形は正三角形のものが生育状態がよいとされ、同じ大きさであれば重みのあるほうが良品です。
~春野菜でササッと簡単レシピ~
今回は、アスパラ、春キャベツ、新玉ねぎなど、春野菜をたっぷり使った簡単に作れるレシピをご紹介します!
~たっぷり春野菜の味噌スープ~
【材料(2~3人分)】
・新タマネギ...1/2個
・春キャベツ...1/4個(約200g)
・セロリ...1/2本
・アスパラガス...6~8本
・人参...3cm
・にんにく...1片
A:水...50cc
B:水...500cc
顆粒コンソメ...小さじ1
味噌...大さじ1
塩...ひとつまみ
粉チーズ...適量
【作り方】
1.新タマネギは薄切りにし、春キャベツはざく切り、芯の部分は薄切りにする。セロリは5mm幅の斜め切りにする。
アスパラガスは3cm程の長さに切る。人参は千切りにし、にんにくはみじん切りにする。
2.鍋ににんにく・オリーブオイルを加え、弱火にかけ、香りがするまでじっくり加熱する。
3.中火に上げ、新タマネギ → セロリ・人参 → 春キャベツの順に加え、その都度良く炒める。
4.3に塩を加え炒めたら、Aの水を加え、煮立ったら、蓋をし、弱火で5分蒸し煮にする。
5.蓋を取り、Bの水・顆粒コンソメを加え、煮立ったら弱火で3分煮る。
6.5にアスパラガス・味噌を溶かし入れ、煮立たせないように気をつけながら2分程煮たら、器に注ぎ、仕上げにお好みで粉チーズ・粗引き黒コショウを加える。
ワンポイントアドバイス!!
蒸し煮にすることで野菜の甘味が増し、優しい味のスープに仕上がります。また、汁物にすることでたっぷりの春野菜が食べられます★