歌や言葉の体操で生き生きと! ~ケアハウスで行われているレクよりご紹介~
2022年5月17日 09:42
江古田の森では、目に鮮やかな緑が、気持ちよい五月の風に吹かれています。
6階のケアハウスからは、お天気の良い日は富士山やスカイツリーがきれいに見えます。それに加えて、新緑の森の中のお散歩も楽しんでいただきたいところですが、感染症の予防のため、窓から森を眺めて、目で季節を感じて頂いています。
しかし、室内でできるレクや体操で、少しでも心身の活性につなげていただきたいと思い、様々な取り組みを行っています。
取り組みの例を挙げますと...
①リハビリ体操:手足や体、頭も使った体操。お体の状態でできる範囲で大丈夫。体操後は体も頭もすっきり。
②懐かしい歌の歌唱:唱歌や歌謡曲などみなさんおなじみの曲を、音楽に合わせて歌います。若かりし頃の流行歌が流れると、自然と声が大きくなる方も...。
③パタカラ体操(嚥下体操):「パ」「タ」「カ」「ラ」の音には、唾液を促進する効果があります。この発音に加えて口や舌も動かして、お口の中が潤うことで、特に食事前に効果的な体操です。
普段、一人で手足を動かそうといってもなかなかできない場合でも、掛け声に合わせて、周りの皆さんと一緒なら、楽しみながら体操を行うことができます。
また、唱歌などの懐かしい歌には、昔の思い出が呼び起こされる効果もあります。例えば、5月の歌で有名な「背くらべ」の歌詞「柱のきずはおととしの~」というところから、兄弟で背比べをしたり、遊んだりしたことがよみがえり、脳の活性につながります。そして、声を出すことで体も温まり、肺を強くする効果も期待できます。ご家庭にいらっしゃる方でも、お孫様やご家族様と取り組める内容ではないでしょうか。
これからもケアハウスでは、季節感も取り入れながら、皆様に楽しく参加していただけるような内容の活動を行っていきたいと思います。