骨や歯を作っているだけではない!働きもののカルシウム~ カルシウムを上手に摂取しましょう ~
2022年9月 3日 11:24
カルシウムは体内では99%が骨や歯に存在し、人間の骨格を形成しています。
残りの1%は血液や細胞内に存在していて、心臓を規則正しく働かせたり、筋肉を収縮させたり、血液の固まるのを助けたり、あるいはイライラを鎮めたり、集中力を高めたり・・・等々、重要な働きをたくさんしているのです。
カルシウムは、牛乳や乳製品、丸ごと食べられる小魚などに豊富です。大豆製品や青菜類、海藻などの植物性の食品にも含まれます。
<カルシウムを上手に摂るコツ>
1.乳製品のカルシウムは他の食品よりも吸収率がよいので積極的に摂る。
2.カルシウムの吸収を助けるビタミンDを摂る(ビタミンDは、肉や魚の肝臓、卵黄、バターなどに多く含まれる)。
3.塩分を摂りすぎると、尿と一緒にカルシウムが出てしまうので薄味を心がける。
4.多量のアルコールはカルシウムの吸収を悪くし、またビタミンDの働きも抑えてしまうので、飲みすぎには注意する。
5.喫煙はカルシウムの吸収を悪くするので、禁煙を。
6.リンの過剰はカルシウムの吸収を悪くするので、リンを多く含むインスタント食品やスナック菓子の摂り過ぎに注意する。
7.市販のカルシウム入りの栄養補助食品なども上手に利用する。