水溶性ビタミン ~ 体内のサポート役 ~
2022年9月16日 09:38
水溶性ビタミンは体内の様々な機能を調整するサポート役です。水に溶けやすく、油脂には溶けにくい性質を持つビタミンで、ビタミンB群とビタミンCがあります。
名称 |
働き |
多く含む食品 |
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ビ タ ミ ン B 群 |
ビタミンB1 |
体内で糖質の代謝に関与疲労回復にきく、神経機能を正常に保つ |
豚肉、うなぎ、大豆 |
ビタミンB2 |
体内で糖質・脂質、たんぱく質の代謝に関与、成長促進 |
レバー、うなぎ、牛乳 |
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ナイアシン |
体内で糖質・脂質、たんぱく質の代謝に関与 |
たらこ、かつお、まぐろ |
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ビタミンB6 |
アミノ酸の代謝に関与、神経伝達物質の合成、貧血予防 |
かつお、まぐろ、鮭 |
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葉酸 |
赤血球の産生、体内でDNA合成に関与、胎児の先天性異常の予防 |
菜の花、ほうれん草 |
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ビタミンB12 |
正常な赤血球の合成、神経機能の維持、貧血予防 |
レバー、貝類、さんま |
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ビオチン |
糖質・たんぱく質の代謝に関与、健康な皮膚や髪を保つ |
レバー、卵、落花生 |
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パントテン酸 |
体内で糖質・脂質、たんぱく質の代謝に関与、ホルモン合成に関与 |
レバー、納豆、たらこ |
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ビタミンC |
コラーゲン合成、筋肉、血管、皮膚、骨の強化、抗癌作用 |
野菜類、果物類 |
水溶性ビタミンは過剰にとっても体内に蓄積されずに排泄されてしまいます。
とはいえ、ビタミンB群は動物性食品、ビタミンCは野菜や果物を毎日きちんととっていればなかなか不足にはなりません。
上記の多く含む食品を適度に食事に取り入れて、肉・魚・卵・野菜・果物をバランスよくとりましょう。