栄養豊富な優れた食材!南瓜
2022年10月 5日 08:53
甘くほっこりとした食感で、天ぷら、煮物、炒め物、スイーツなど様々な料理に使われる便利野菜。それでいて「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」と言われる程、ビタミン、ミネラルが豊富で、栄養に富んだバランスのよい優れた食材です。
★たっぷりのカロテンで免疫力UP★
βカロテンは体に害のある活性酸素を撃退する抗酸化作用があることから、免疫機能を高めてくれるほか、がん細胞の発生を予防する働きもあると言われています。
★ビタミンCで風邪をひかない体作り★
じゃが芋のでんぷんは加熱に強く、本来水に溶けだしやすいビタミンCの流出を守ってくれます。そのため、豊富に含まれているビタミンCを加熱して調理しても、しっかりと吸収することができます。ビタミンCは活性酸素を除去してくれる抗酸化作用があることから、風邪の予防や美肌・美容効果が期待できます。
★ビタミンEは別名「若返りのビタミン」★
ビタミンEにも抗酸化作用があり、老化防止の効果があることから「若返りのビタミン」とも言われています。実際に認知症の予防、高齢者の体力向上などの効能が科学的に示唆されています。他にも、動脈硬化やがんの予防、風邪の予防や冷え症や肩こりを緩和する働きもあるといわれています。
たっぷりβカロテンで免疫力アップ!
鶏肉と南瓜のピり辛にんにく煮
【材料2人分】
・南瓜 1/8個 (1㎝厚さのいちょう切り)
・玉ねぎ 1個(薄切り)
・鶏もも肉 1枚
・塩 少々
・小麦粉 大さじ2
・ゴマ油 大さじ1
・豆板醤 小さじ1/2~1
・にんにく 2かけ(みじん切り)
A)しょうゆ ・みりん ・酒 それぞれ大さじ2
・青ねぎ 適宜 (小口切り)
・すりごま 適宜
【作り方】
①かぼちゃを1センチ厚さのいちょう切りにする。
②鶏もも肉は余分な脂肪を取り除き、食べやすい大きさに切って、塩を揉み込んで小麦粉をまぶす。
③フライパンにゴマ油を入れて鶏肉を皮目のほうから焼き、香ばしい焼き色が付いたらひっくり返し、豆板醤、にんにくを入れて炒める。
④玉ねぎとかぼちゃを入れたら、Aを混ぜたものを回し入れ、フタをして中火で10分蒸し煮にする。全体を混ぜ、青ねぎとすりごまをかけて出来上がり♪
≪レシピのポイント!≫
★かぼちゃの皮とワタの部分には豊富にβカロテンが含まれているので、皮はそのままワタはサッと取る程度で調理する。★鶏肉の脂分でβカロテンの吸収力アップ。
★ゴマ油でβカロテンの吸収力アップ。